いろはにほへと

ちりぬるを

続.源夢さんの置手紙

2024-03-29 13:13:09 | 日記

 

夫婦

 

喧嘩しながら 何処へ

行くのも一緒 いつの間にか

帰っていて

同じ場所にいる

二人

 

同じ車で向かう先は

木花の村

運転席と助手席で

山と川を眺めながら 呟く

風景

 

吹き抜ける風と

流れ下る川に沿って

宿は

今日も

道の駅

 


続.源夢さんの置手紙

2024-03-05 10:50:02 | 日記

 

季節

 

 

夢から木花村へ

出会いとご縁と別れと

その時々に

見て綴りし繋いで

 

破れた紙の

裏表に

吹く風を

季節と言うらし

 

幻夢を

源夢と

名付けて

いつしか

歩く人となりし

 

その姿さえも

消えそうな朝

桜咲く高野に

辿り着くまで

季節は巡らふ