平成枯れすすき

母の手術が無事に終わり、帰ってはるかの宿題見ていて、だらりーんとしているのに腹立って、1から教えて数時間。宇宙人帰宅。

上司からパワハラを受けていると、ぶつぶつ文句を言う宇宙人君。確かにそれはいじめだ。圧力だ。

上司からの指示を、後輩に伝えさせる内容は、残業ゼロ。残業はすべて後輩に割り振り、宇宙人君には与えない。私が働いていないことに目をつけて、裕福だからと残業しなくていいと、因縁をつけられているらしい。

三週間宇宙人君は我慢した。さすがに宇宙人君も堪忍袋が切れた。

上司に訴え、ストレスでたまらないと2日休みを取った。

不況で共働きのなか、私の存在は、おかしく、奇妙なのだろう。

事情も知らず、うちが裕福だと勘違いしている輩も輩だが、遠回しに差別してないか。

私はセレブでも、奥様でもないぞ。

皆と同じでなければ、圧力をかけるのか。こうした圧力には断固戦うが、私は消えたくなった。

奮起して社会に出れば解決するのだろうか。もっと根本的に何か違う気がする。
悔しいという感情さえ持ってはいけない気がしてきた。やはり世間からしたら、私は廃人でしかないのか。甘えてクソバカなのか。

存在さえ消したくなってきた。

今日は言ってほしくなかった。何の日か宇宙人君も知っていたのに。

それを私に上司へ訴えさせようとする宇宙人君にも参った。

今日は生きていることさえ、恥に思えた。