JRコンテナ荷票の1回目。
今回は1989年7月に日豊本線 / 宮崎駅で撮影した写真です。
☆コンテナ荷票とは、鉄道コンテナ貨物輸送において荷札の役割を果たしていた伝票で、貨車においても似た様式のものが使われていたのが貨車車票です。
1959年に旧国鉄がコンテナ貨物輸送を開始した時より使われていた荷票は、 2004年より稼働した IT-FRENS&TRACEシステムの本格稼働伴い、2006年1月をもって廃止されました。
FRENSは「FREight information Network System」の略称です。


山陽本線 / 姫路駅(兵庫県)から宮崎駅へ 正油 5tを運んできました。
(写真上2枚)18D-3866 に付けられていた荷票。


鹿児島本線 / 浜小倉駅(福岡県)から宮崎駅へ ビール 5tを運んできました。
(写真上2枚)NC1-502 に付けられていた荷票。


山陰本線 / 米子駅から宮崎駅へ 肥料 5tを運んできました。


(写真上2枚)C20-33044 に付けられていた荷票。
山陽本線 / 下関駅から宮崎駅へ 殿粉 5tを運んできました。
(写真すべて)
撮影日:1987年7月
撮影地:日豊本線 / 宮崎駅構内
☆1980年代半ばに日豊本線 / 南延岡以南の貨物列車は廃止され(1990年頃までは夏の8月のみ米輸送のための臨時コンテナ列車が宮崎まで運転されました。)、宮崎へのコンテナは、延岡駅にコンテナ専用列車で到着後、専用トラックで宮崎駅まで輸送されました(現在は佐土原駅まで)。