学生時代ヤンキーで今は現役ナースです

ナースの雅(みやび)です
学生時代のやんちゃな激動の日々を書いた
100%ノンフィクション記事です。

放課後持久走の思い出

2022-02-20 14:40:16 | 日記
私達の中学校では放課後
持久走の時間があった。

男子生徒は
上半身裸で短パン、
女子生徒は半袖短パン
自教室で着替えてから
全校生徒が校庭に集まり
学年毎決められたコースを走る。

初めのうちは
「夏はいいけど
冬も同じってどうなの
お寺の修行じゃないんだから」
なんて文句を言いながら
みんなと一緒に走っていたけど、
そのうちに私達は
着換えをしてから
校庭には行かず
階段手前の女子トイレに
3人して曲がるようになった。

持久走が終わって
みんながざわざわ言いながら
帰ってくるまで
息を潜めて1つのトイレに
3人で隠れていた。

ロックしてしまうと
使用中になって
中にいるのがバレてしまうので
鍵をかけずに交代で
荷物かけを内側に引きながら
外から開けられない様にしていた。

1度だけ
誰かがトイレに入って来て
私達のいるドアを開けようとした。

私達は
ここで開けさせてなるものか
と必死で無言のままドアを
3人で押さえた。

相手も
どうして開かないのだろうと
何度も引いていたけど
諦めて出て行った。

今だにあれが誰だったのか
不思議なのだけど、
問題にならなかったので
多分先生ではなかったのでは
ないかと思うけど。

だとしたらその人
ビックリしたんじゃないかなー

トイレに入ろうとしても
なぜかドアが
開かなかったんだからね~(笑)

その後私達3人は
何事もなかったかのように
体操着姿で教室に戻ったのでした。

ピアスの言い訳

2022-02-13 11:59:26 | 日記
中2になった頃
ゆきちゃんが
「ピアス開けようよー」と
言ってきた。

なんでもおねーちゃんが
ピアッサーを買ったらしい。

私達は
ゆきちゃん家にお泊りをして
ピアスを開ける悪だくみをした。

みえちゃんは
真面目なお兄ちゃんに𠮟られて
来られなくなった。

ゆきちゃんが
「左に開けよう」って言った。

どうしてかと聞くと
「郷ひろみが左だから!」と
きっぱりと言われたので
従う事にした。

左の耳たぶを氷で冷やして
印を付けた所にピアッサーで
開けた。

出血と痛みと興奮で
その夜は眠れなかった。

中2の私達は
ピアスをしている所に
バンドエイドを貼って
学校に行った。

相変わらず
問題児だった私達は
職員室に呼ばれていて
そこで生活指導の先生に
「その耳はどうしたんだ」と
聞かれて

「ドアに挟みました」と
堂々と言った私。

後になって
耳をぶつけたならともかく
挟めるって至難の業かも。
って思ったけど。

特別問題なく
私とゆきちゃんの
悪だくみは成功した。