みやぎ 星野文昭さんを救う会

無実の無期懲役囚・星野文昭さんの再審開始と早期釈放を実現するために、宮城県を中心に支援を広める活動を行っています。

みやぎ労組交流センター総会で星野さん奪還決議あがる!

2010-04-22 19:06:02 | 活動報告
 4月18日、仙台市内で開かれたみやぎ労組交流センターの第19回総会にて、星野文昭さん奪還と懲罰抗議の特別決議が上がりました。ありがとうございます。とても心強いです。みやぎ救う会からも参加し、アピールしてきました。(写真は仙台の桜。やっと咲きましたがまた今日は冬のような寒さです。)


     みやぎ労組交流センター総会特別決議

   星野文昭さん奪還、第二次再審に勝利しよう。
   徳島刑務所による星野さんへの懲罰攻撃に抗議する。

 星野文昭さんが、35年にわたって非転向を貫いています。彼は、70年安保・沖縄闘争、三里塚強制代執行阻止闘争を最先頭で闘いました。
 1971年11月、佐藤内閣は沖縄返還協定批准のために首都を機動隊の戒厳下におき、一切の集会デモを禁止しました。11月14日、星野さんは、米軍基地を永久に沖縄に押しつける沖縄返還協定の国会批准を阻止するために闘いました。当日渋谷を12,000名の機動隊が戒厳体制を敷く中、批准反対の闘いは深夜まで続き、313名が逮捕され、機動隊員が一人死亡しました。星野さんは実行犯にでっち上げられ75年に逮捕され、87年無期懲役が確定しました。

 11月渋谷闘争は階級的正義を貫く闘いです。そして何よりも星野さんは一点の曇り無く無実です。にもかかわらず、23年間の無期刑と、35年にわたる投獄をどうして許せるでしょうか。星野さんは、かけがえのない仲間であり、私たちの分身であり、労働者階級の誇りです。獄中にありながら、階級的労働運動の先頭で闘っています。
 09年11月、新証拠27点とともに第二次再審請求書が提出されました。これを職場・地域の仲間に持ち込み闘う労働組合が主体となった再審勝利の運動を作り出していこう。
 徳島刑務所は星野さんに対して連続的「懲罰」をかけてきました。3月20日の「戒告」に続き、3月30日から4月5日の7日間「閉塞罰」が加えられました。「閉塞罰」とは、就寝以外は一日中正座を強制され、手は膝の上に乗せ、顔は入り口に向けて目を開け、真っ直ぐに座っていなければならない。少しでも体を動かすと新たな懲罰を加えられる。この期間中は、野外での運動、入浴、面会、手紙の受発信が全て禁止されるというものです。そもそもこの懲罰の理由とは、「物品の目的外使用」という「規律違反」があったというものです。3月12日の昼食でぜんざいが出ました。食べるのが遅く熱いものが苦手な星野さんは、他の収容者に迷惑をかけずに早く食べようと、冷ます為に半分を入れ歯容器に移したというものです。こんなことで懲罰を加えるとは断じて許すことは出来ません。この懲罰攻撃は不屈の獄中闘争と第二次再審請求に打撃を受けた国家権力による悲鳴です。
 星野さんを取り戻す闘いは、階級的労働運動をよみがえらせる闘いそのものです。階級的労働運動の力で第二次再審をこじ開けよう。星野さんを取り戻そう。
 右、決議する。

2010年4月18日
                   みやぎ労組交流センター第19回定期総会

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1 コメント

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記事内容につきまして (史的唯物論)
2011-03-21 08:49:17
監獄は社会の縮図 と大杉栄さんは評されておりますが
仮に屈伸や白髪を一本抜こうとしても懲罰になります
ですから チリ紙を耳せんとして利用するのも不正使用となり
閉居罰
等になりえますが ご本人が納得いかないのでありましたら 矯正協会に申し立てしたり法務大臣に対しての請願 弁護士会や人権擁護委員会に救済申し立てが可能です
それは閉居罰中でも認められております
そして懲罰前には幹部達による懲罰審査会がありますので不当だと思索されておられる場合は告発されてはいかがでしょうか?
しかし 閉居罰中におきまして拭身さえさせてもらえず 胡座(あぐら)を認められず正座 仮横臥の時間以後も不動を強いられておるのでしたら 法に反した公務員による残虐な罰にあたると当方は思います(懲罰は行政処分ですから逸脱しているのではとの側面からです)
それよりも 徳島刑務所医務課の国賠訴訟事案や栄養士がおらず保健所からの注意勧告を再三にわたり不改善 不作為に問題ありきではと考えます
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