ども。
ピクさんです。
こないだ46歳になりました。
みなさん、お元気ですか。
ボクは
免許の更新も済んで、元気です。
さっそくですけど、沖縄本島の辺戸岬(へどみさき)って、ご存じですか。
沖縄本島の北端ですけど、
なんと、バスで行けるらしいんですよね。
車社会のオキナワで!
バスでっ!
端っこまで!
行けてるなんてぇ!
ちょっと感動しちゃって!
なんか、ここしばらく眠っていた
ピクさんの旅心が
うずいたんですよ...
で、
乗りました、バス。
展開、急ですか?
急ですよね。
まぁ、いろいろはオイオイね。
ほら、バスに乗らないとさ、始まんないから。
つかね、
んもうっ
朝早かったワケ!
とにかく、まず名護バスターミナルへ
その先の辺土名(へんとな)バスターミナルへ行き、
辺土岬となるんですけど。
辺土名から岬方面へのバスが一日、1往復でね!
その一本が11:30発で
この時間までに辺土名まで行かなきゃなんない。
・・・ためにはぁっ
名護に、10:00までにつかなきゃなんないぃー
・・・ためにはぁっ
ボクの住んでるところから
名護まで一時間半・・・
けど、ボクはあえて
トイレ休憩のために途中下車を用意。
つーことで、
朝、7時ごろから、バスに乗り込んだ。
と、いうのも
こういうのがあります。
土日祝に乗り放題パスがあるので、利用。
休憩挟んで、ムリしないで行こうね。
(ご自愛)
で、あくびあくびで乗って
北上します。
宜野湾、北谷、嘉手名と
東側は基地というお土地柄のせいか、
値段はドルで。
なるほどー。
次から次へと、景色が飛んでいきます。
ながらく住んでいた宮古島を離れ、
この春、ついに本島上陸。
もう、離れるなんて思わなかったけど
何が起こるかわからない、
ねぇ。
そしたらね、本島だっていつ
離れるかわかんないじゃない。
来たばっかりだけど。
「若いうちは、遠くから行きなさい」
と、バックパッカー時代に会った人生のパオセンのお言葉は
いまもなお
ピクさんのこころに残っている。
I know.
若くはない。
そしてあれはそう、ヨーロッパにいて、アフリカについてのコメントだった。
まぁ、とにかく。
行ってみようぜ、遠くから!
緑でモリモリとした読谷を過ぎて、
バスに乗って一時間。
あらかじめ探しておいたコンビニに近いバス停に近づく。
降りましょうね。
あ、このチケット、運転手さんに見せるだけでいいんだけど
降りるときに「いってらっしゃい」といってもらえました。
なんか、嬉しい。
降りました。
このちかくにビーチがあるようだが
あんまりのんびりしてもいられない。
からだを大きく伸ばしながら、コンビニへ。
ドリンクとお菓子を購入して
バス停へ戻ります。
今回利用の20番のバスは、那覇と名護を結ぶ線で
30分に1本はある。
用をすませてバス停でぼんやりしていると
ほっこりする白い軽自動車が停まって
ほっこりしたおじさんが声をかけてくれた。
「観光でいらしたの?」
「あ、はい」
「どこまでいくの?」
「えー、名護です」
ちょっと怯むおじさん。
ここから北へしばらくはリゾートホテルが連なるので
どれかと思っていたかな?
でも、ちょっと振りきったかのように
「乗んなさい」
と、後部座席を示す。
ありがと・・・、ありがとうおじさん、だけど
「ありがとう、だけど、バスのチケットを買ってしまったの、ありがとう!」
と答えると、
そうか、そうか、とおじさんは立ち去った。
いやぁ、なんか、
旅やなぁ。
再び、やってきたバスに乗り、40分。
舌なめずりの不審者がかわいい
名護バスターミナル着。