あぁ いとしの宮古島

12年すごした宮古から沖縄本島へ。でも、宮古は愛しいのでタイトルはこのまんま。

南の島の恩納村 de ゴッホ

2017年11月13日 | オキナワ



この小旅行を控えた週の始め



よく読む作家さんの新刊がでたと情報


それがなんと、ゴッホが題材と言うじゃない!




さっそく、本屋へ向かうも
発売日は過ぎているのに、どこにも見当たらない
オキナワアルアル


店員さんへ伝えると、

「入荷が遅れていたのですが...、あ。
今日届くはずなので、少々お待ちください!」
と、バックヤードへ。



そう、このパターンはっ




「入荷しました!」




やったーっ





そしてその翌日

ネットでその作家さんが、沖縄で講演会を開くらしい!
情報をGET


しかも伊計島に行く日の翌日...!

なんだこの、トントン拍子


そりゃぁ、行かないと!












といことで、翌朝








おはようございます。







はぁー

曇った海の翌朝も




なんとなく幸せ



その気持ちのまま
のんびりできたリゾ~トにさようならして





むかうは恩納村

文化情報センター


もちろん、バスで!





さぁー、今度は面白いよ。


まず、伊計島でコミュニティバスに乗り
JA与那城店前へ。

次に番で、コザのバス停へ

番に乗換え、伊良皆へ

で、番に乗って、ルネッサンスリゾート前へ

そこから歩いて、2、3分



おそらく、車移動なら1時間かからないくらいでしょうが
3時間くらいかけちゃうよっ




コザですー。
乗り継ぎに時間があったので、辺りをちょっと散策...

じゃぁーん!

銀天街の発展のためのアートプロジェクト
だそうです。


曇っていて
インスタ映えしないので




してないけど





初めて通る道にを堪能しながら



着きました。
恩納村文化情報センター

ここね、図書館も併設してるんだけど



3階の読書スペース

ここは飲食の持ち込みOK

ってか、このビューですよ!


ステキじゃないですか?

隣近所には道の駅があって、あげたてのアンダギーとか、
ぽーぽーとか、天ぷらとか!


なかなか楽しいエリアです。






で、今回は作家の原田マハさんの講演会


数年前に、『楽園のカンヴァス』でノックアウトされて以来
原田さんの美術モノの大ファンでございまして。


で、昨日から読んでいたのが、こちら

パリの標語だという、『たゆたえども沈まず』がタイトルの
ゴッホのお話



ゴッホには、なくてはならない存在のテオという弟がいますが
今回はテオ軸、テオからみた世界でお話が進みます。

もうひとつの柱が、ゴッホに大きな影響を与えた浮世絵。

その日本美術を扱っていた、日本人画商の林忠正。
彼は当時パリに在住していた実在の人物ですが

もし、ゴッホ兄弟と林忠正に交流があったとしたら...
という、フィクションです。



現在、巡回中のゴッホ展ともリンクしてるもよう



原田さんの美術モノには実在の画家が登場し
生き生きと絵筆を握る。



私にとって、モノクロのいかめしい写真や自画像でしか
みたことのない彼らが

作品のなかでは不器用に、だけど、
真摯に自分の絵と向き合っている、“人“となる






原田さんご本人はとっても気さくな方で!

デビュー作のキッカケとなった沖縄とは
ご縁、いやいや
お互いを強く引き寄せるモノがあるらしく

え、住んでないんですか?

ってくらい、馴染んでらっしゃる。








美術も音楽のように、もっと気軽にたくさんの人が
楽しめるようになったらいいのになぁ

ずっとそう思っていたから


原田さんの作品に出会って



わぁ...っ!



こんな方法があったのか






そして、何よりボクが
美術のことを話し合える大切な友人を得たような...

感謝です
























はぁーい、



ただいまー

いやー、移動しまくったよー

あ~







ん~






あ、

サインしていただきました。















今回も盛りだくさん!

また遊びにに行こうね。



チャオ!










南の島の伊計島 そのに

2017年11月11日 | オキナワ




さぁ、きました、リゾ~トアイランド~へ。


この辺り一帯が敷地なんでしょう、
建物はもう少し先

その前に

すぐ見えるテニスコートから


アハハ

アハハ


楽しそうな声が聞こえてくる。




てくてくと車道を歩いていくと

植木を整えていたおじさんが

オヤ?という表情。




歩いて来る人いないんだろうね。




「こんにちは!」
声を掛けると、

そこはリゾートの人、にっこり
「こんにちは!」


「フロントは、この道まっすぐでいいんですか?」
と、
さりげなく不審者じゃありませんアピール



「あ、はい~」
にっこりに深みが増す


「ありがとう~」



歩いていくと、前方にメインの4階建ての建物が
ジャーン!

そのまわりには、レストランの建物、プール

バスケットコートも見えるし

小さな馬場では、馬もヤギもいるし...

その奥にはコテージタイプのお部屋もあるようだ。




ここはファミリー、イイでしょうねぇ~
全部揃ってて、コンパクトに遊べて。




だいぶ、引いた視点のおひとりさまは、さくっとチェックイン。







キーをもらって、部屋に上がると



お、いいんでないかい?




最上階の角部屋だ。


実は以前
宿泊施設で部屋割りをやっていたので


いろんな条件下で
お客様のご希望と照らし合わせる。

可能な範囲で楽しんでいただきたい、
おひとりさまへの、愛



部屋割り担当、その愛、もらったよ...。


と、心の中で
感謝の気持ちを送信。




ま、今は、
そーゆーシステムがあるらしいんだけど。

ワシに任せとけ





さ、それっ




恒例のっ

ベッドへダイブ!


キャーっ



アハハ



アハハのハっ








はぁ~








...











はぁ...

















さて

どれどれ、バルコニー


ほほう







やぁ、イイじゃないか?

イイじゃないか、君。





と、ここで

いったん売店へいき、アルコールやおつまみを仕入れる。



部屋から出ない、心意気。







ブラックサンダー 柿の種
などつまみながら





とにかく、本を読むだけのために

来たのです。






ここ数年、
本の一気読みが

ボクの楽しみ



贅沢な時間











ふと目を上げると、

ですよ




こんなに大きい波音を聞いたのは



久しぶりだ...






なんと心地よく


なんと気持ちよく




なんと自分だけで、


自分のまんま





至福










ひたすらに、本を読み








それだけの、夜









さぁ



今日の日はさようなら















おやすみなさい!

















南の島の伊計島

2017年11月05日 | オキナワ



どぉも。


ピクさんです。

またね、出掛けますよ。



一緒に行きます?







今回はね、地図、ありますよ。






じゃん

この赤いところ、
伊計島へいきますよ。


今回は、ヤンバルほど遠くないし、
完全なリゾート~を楽しみますよ。




何で行くって、そりゃぁ



バスの旅





ってことで、休日らしく10時にスタート。


52番の与勝線ってのに乗り込んで

しば~らくすると

こちら宜野湾市役所でぇ~




普天間の三叉路のあたり。


ピクさん、ここから東は未知の世界。



わくわく。





はじめての場所に行くときは

なんか、景色見てるだけで



楽しいんだよね。


住宅街


鎮座してるシーサー


こっち側、こんなとこあったんだなぁ。





コザ十字路






大きいえんだー(A&W)。






オキナワお馴染み、ビックワン。






うわぁ!

海が見え隠れ!


海が見えるって


なんでテンション上がるんだろうね!






ってな感じで、揺られていたら!



降りなきゃ。





JA与名城店前。


はい、ここでコミュニティバスに


紀香Aです。






ですが次のバスまで一時間...



ってのは狙いで、




せっかくだもの

海中道路を少し歩こうぜ!


地図でもお分かりかと思いますが、
伊計島まで繋がってるんだよね。

で、手前の橋がゴージャスってことで
海中道路と言う名の観光スポットなのです。



じゃぁ、行きましょう。


やー、引いてるぅ~。


ちょうど、翌日は満月なので大潮干潮ど真ん中。



向こうに見えるのが本島ね。



ゴージャスやろう?


ゴージャスやんかぁ。




徒歩組もチラホラ。


引いた浅瀬にも、人がチラホラ。
遊びの潮干狩りファミリーに
本気の漁の人々。





気持ちイイなぁ~。






と、いうまに、
橋の途中にある、道の駅あやはし館。






バス時間をチェックしてたら


バスがきた。


あやはし館をみないままバスに乗る。






それにしても

引いてるよなぁ。




集落のほっそいみちをゆきます。


こんなに近いと

シーサーをじっくり見れます。


平安名島、浜比嘉島、宮城島、伊計島。


集落や、港。








宮城島の石油タンク銀座。








わぁーっ。






こんなに間近で

よそさまのお宅を...




お邪魔しております。





さぁさ、着いたよ、伊計島!


集落をちょっと歩こう。






あっ

N高校、ご存じですか。

角川ドワンゴの通信制の学校。

本校がここにあるんです。


ま、今は誰もいないんですけど。




さぁ、じゃぁ、行きますか。

集落から、1Kmほどの道。


来間みたい。



見えてきたよ、あそこらしい。






じゃーん、着きました。




フロントまでもう少し歩くよ!


よっ!リゾートっ!


歩道がないよ!


きっとみんなは、レンタカーで来るんだね!





つづく!


南の島の北の果て そのさん

2017年10月15日 | オキナワ


2億年前の石灰岩層が隆起して
長い歳月をかけて浸食された



んだそう。




そうなんだ。





ここで、詳しくわかります
たびらいさんHP




それにしても

いやー、スゴいね!


沖縄感、全然、ないね!


むしろ、北海道の知床半島に似てる気がする!



ってか、宇宙?



他の星?







一応、展望台コースを歩いています。



お、見えてきた。





来ました。




あの先っちょが、辺戸岬です!




みなさんだけでなく、ぼくも感じてるんですけど

ここでね、地図なんかパッと出したらね、



わかりやすですよね。



ですよね。





今回ね、コレちょっと、タブレットでやってまして

きっと方法あるんでしょうけど、




わかんないんすよね!




なので、おのおの


地図見てくださいねぇ。




コースを巡っていると、途中に拝所がありまして

神聖な場所なんですよね。


それで、手を合わせながらここまできますとね

有りがたい気持ちになります。


この度は、訪問の機会をありがとうございます。





さてと。



記念撮影。





なんか、満足しちゃって

辺戸岬行かなくってもいいかなー。


だけど、バスに乗るには一番近い停留所が

岬なので...





歩きましょうか。



今からだとちょうどいいかな。




大石林山の駐車場のおじさんに会いに行く。

来たときに、歩いてきた、と言うと
帰りに近道を教えると言ってくれたので。


「まず、そこを右に曲がる。T字にきたら左。
で、またT字きたら右、まっすぐいけば岬につく。」


「待って待って、もう一回っ!」




右!左!右!




右!左!右!






と呟きながら、ひとっこひとりいないキビの道を歩く。

旅の経験豊富といえども

知らない道は、やはり、心細い。


冒険だぁーっと
ちょっと、テンションをあげてやる。





はじめてのおつかいか。





てくてく歩いて、30分。





あー、みえてきたぁ!




いえーぃ!
(ホッとしている)






ちょうど、この地点でバスがきた。


さっきのおじいだ!


乗る、乗る!とジェスチャーをして、停留所で乗り込む。


「(岬の)先には行ったの?」


「上から見たから、いいの」





疲れました。



だって、朝七時からバスのに乗り続け
降りれば、歩き続けだよ?




すっかり疲れてはいたけれど、おじいに
大石林山の報告をし、


「そういえば、うりぼーがいたよ、二つも!」

猪のこどもね。



「おおー、そうか、親は近くにいなかった?」



「それがいなくて、こどもだけだった」



「ふーん」



「この辺では、(猪)食べたりします?」



「いや、食べないよ!天然記念物だもの!」



「え、あ、そうなんだー。西表で食べたよ、刺し身で」



「アッチはまた、種類が違うだろうから」



「ふーん、そうなんだー」




その後は歴史好きだという、おじいに
この辺りの言い伝えを聞きながら、


辺戸名に着。



また、しばし待ち、名護行きのバスに乗る。



気持ちはすでにクールダウン。


ずーっとビューな車窓をみてたら
あっという間に、名護着。


いやー、名護泊にして良かった...



帰ろうと思えば帰れるんですけど




もう、くたくたです。





まじでー



ってか、おじいとのあの会話。



おじい...






うりぼーとヤンバルクイナと
勘違いさせちゃったかな...





ごめん、おじい。




さすがにボクも、ヤンバルクイナは...




食べ






ないよ...。









おやすみ













なんつって


ボクはちろみの背中で揺れてただけなんだけど!








またね!チャオ!







南の島の北の果て そのに

2017年10月14日 | オキナワ



30分ぼんやりしてると、バスの時間。





名護の街を走ります。






海が見えてきました。

ここからはほぼ海岸線を走ります。







なんてこった。



ずっとビューすぎる車窓。




音楽も聞かずに、ずっと海を見てたけど


何考えてたのか

全然、覚えていない。





そして、辺土名に着きました。

ここで村営のコミュニティバスに乗り換えます。




まだすこし時間があり

無心に出発をまつ。




出発の時間になると
この待合所に一台の車が停まって

おじい


と呼んだら怒られるかな。


運転手さんだ!


「こんにちは」






ニコニコおじい

「どこまでいくの」


「辺戸岬...」


「ん?大石林山は?」


「行きたいな~とは思ってるけど、悩んでる」




事前にこの辺りのことを調べて、気づかないわけがない



大石林山。



でも、辺戸岬から大石林山まで公共交通はなく
歩いて、30~40分くらいかかりそう。

しかも今回は名護で宿泊なので、帰りのバス時間を考えると...

サクっと回れば、次のバスに間に合うか、
それを逃すと3時間後だ。


悩むでしょ?



「なんで?あんな風景、なかなかみれないよ?行ったらいいさ」


こういう時は地元の人に聞くのが一番です。


「どんな行き方がありますかっ」

と、食いつく。



ボクの他には名護から一緒のひとり旅と思われる、青年。


おじいが
「そちら(青年)はどこまで?」



ボクの食いつきっぷりに
ちょっと引いている。


「辺戸岬です。」




あ、良かったら、ご参考までに。



まずは、出発。





ここからはくねくねとした海岸線は
ずっとビューポイント。



しばらく走ると、海の向こうに伊是名島や伊平屋島がうっすらみえる。



おじいにいろいろ相談し、最初に大石林山に向かうことに。

高低でいうと、大石林山から辺戸岬へと下りになるから
途中、歩くなら大石林山からの方が
楽、とのこと。


「言う通りにします!」



「じゃぁ、ちょっと、コース外れるけど」


といって、大石林山の少し手前まで乗っけてくれた。

やったー







ありがとう!と、おじいに手を降って

入り口まで、もうすこし。








さて、やってきたが...



ここは、地球か?