東海道本線茅ヶ崎駅から徒歩数分にある某病院。
今日は内視鏡検査を受けるためにこの病院にやってきたのです。
（あとでわかったのですがこの病院はこの地域では大変評判が良いとのことです。現在辻堂駅前への移転準備中です）
思い起こせば昨年末（2010年12月19日夜）に仕事からの帰り道で吐血。救急車でこの病院に搬送されたのでした。
診断は出血性の胃潰瘍でした。
その日は朝起きた瞬間から気分が悪かったのですが、一日我慢して仕事をしました。そして帰り道、とうとう我慢できなくなり某ファーストフード店のトイレで大量に吐血。。。
その後貧血状態になり歩くことは勿論、立つこともできなくなり
「これはやばいかも」と自分で救急車を呼んだのです。
救急車がやってきて「あぁ助かったな～」と安心したことを今でも鮮明に覚えています。
その後の事は、ボーっとしていて。。。救急隊員の方と色々話したと思うのですが、「今夜自宅に戻れますよね」みたいな事を言ったように思います。あと茅ヶ崎の病院に行くんですよ～とか。。。
写真の病院の救急受け入れ口に着いて、救急車の扉が開くと「寒いなぁ～」と感じました。
吐血する直前は物凄く暑く感じて汗が大量に出ていましたから。。
その後はもう色んな機器に接続されていろんな事を聞かれて。。。知らない間に検査されて
気がついたら病室でした。
看護婦さんに「今夜か明日帰れますか？」ってここでも聞きました。
そしたら「そりゃ～無理でしょう」って簡単に言われて。。。その時初めて案外重症なのかなって感じた次第です。
そして10日間の入院生活。生まれて初めての経験でした。
検査以外は、もういやってほど暇なので同じ部屋の患者さんと話をするのが一番の楽しみです。中にはこの病院に十数年入院されている方もいて。。。どうしても命に関する話になりますが。。。色々勉強になりました。
本来は食事も楽しいのでしょうが、なんせ胃潰瘍なんで殆ど液体のような食事なんです。食べる事のできる喜びをこのとき初めて思い知る事になりました。
退院前にはプリンとかだったら食べていいですよって言われて、病院の売店でプリンを買って食べるのが最高のひと時でした。
退院してからも何度か通院、検査を続けていましたが、今日が最後の検査です。
これで問題なければもう通院しなくても良いそうです。
・・・で内視鏡検査ですが、今回初めて「鎮静剤なし」でやってみました。
今まで10回近くは「鎮静剤」をつかって、半分寝ている状態で検査を受けていたのですが、リアルにモニターに映る自分の胃の中を見てみたかったので・・・
どうでしょう。入っていきますよ～（お食事前の方ご注意ください）
鎮静剤未使用だとどうだったかって言うと、「苦しい」です。特に喉を通過していくときは半端じゃありません。ずーっと「おえおえ」となっちゃい、涙がポロポロでてきます。
ドクター「おお。凄くきれいになってますね～。もう大丈夫ですよ！」
★入院直後の同じ部位も見せてもらったけど、、、酷くて見せられたもんじゃないです。
その後、診察室へ移動して
主治医の先生「綺麗に治ってますね」「もう来なくても大丈夫です。ただし1年に一度は検査した方がいいですよ」
栄養学の先生（ミキティーそっくりの若くてかわいい先生です）からは今後の食事などについての指導がありました。（もっと指導してして～）
結局、卒業までには半年かかったことになります。
みなさんも体調が少しでもいつもと違うなと感じたら無理せず病院に行きましょう。
そうでないと経済的にも精神的にも辛い思いをする事になりますよ。
とにかく卒業できてよかった！
