友達から梅を頂いた。
毎年、友達の家の近くに植えてある梅を4、5人で取りにいくのを楽しみにしているのだけれどコロナの状況で行けない。
いつもは青梅で梅エキスを作る。種を外して果肉をコトコト炊く事5~6時間。コールタール状の真っ黒なエキスが4kgの青梅で僅か100㏄位しか出来ない。頂いた梅は熟していたので赤シソの梅干の他「さしす梅干」を試みた。初めてなので少しドキドキ。
赤シソを入れない代わりに 砂糖、塩、酢 を入れる。全部ビンに入れて待つこと6週間。何でもNHKの料理番組で話題になったとか。
途中、恐る恐る見たら梅が浮き上がっていたので重しにお皿を入れた。これで大丈夫!土用に入ったので三日間昼夜そのまま干した。
できた!できた!いよいよ味見。うん、いける。味がとてもまろやか。お砂糖が入っているせいか赤シソの梅干より少々縮んでしわくちゃに。マァしわくちゃ婆さんが漬けたのだから梅も正直。仕方ないか!
漬けた酢も色々利用できて便利。この猛暑大匙一杯弱を氷水や炭酸で割って飲んだ。さっぱりしてとてもおいしい。
ウフフと笑いながら保存。赤シソの梅干もきれいに漬かって満足の一日。
コロナが終息して、このおにぎりを持って六甲の山に早く行きたい。
写真上:さしす梅干 写真下:赤シソ梅干