サンプル![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/4c/4b3c665d33e0fc773ef56eb7a17500c9.jpg)
400年待った甲斐がありました。あなたの妻になります。
区役所の区民課に勤める武田俊介は、一つの町に定住せず引っ越しを繰り返している。
友人はおらず、行き倒れていたところを救った若い男がただ一人の友人だった。
その日、古いアパートに引っ越した俊介の耳に、隣室からふしぎな唄が聞こえ始める。日々繰り返し聞こえてくる子守唄のようなその唄に、
やがて俊介は引かれ始め、そしてつき動かされるように隣室を訪ねる。
隣室には老婆がひとりすんでいた。
訪ねてきた俊介に老婆は思いもかけない一言を告げる。
「自分は400年の長きを生き、唄にひかれる人間を待っていた。
そして、その人間が現れたとき、自分はその人に添い遂げる」と。
一人暮らしの高齢者であることから認知症の疑いを持った俊介は
、老婆の身元を探す。
ところが、この老婆には、一切の公的な記録のない、どこにも存在しない人間だった…
テーマは孤独です。
我が家の隣人について、自分は何も知らない。
もしその人が想像もしない人物 —— 犯罪者、怪物、天上人の仮の姿
、はたまた宇宙人だったら、自分は無関係を装うのだろうか?
単純な想像から、この物語は始まった。
が、シナリオを書き進めるうち、物語の中に現れてきたのは意外な人々だった。
住民票など一切の公的記録の存在しない独居高齢者、
名前さえわからない育児放棄された無国籍児、家出をしたゲイの若者…。
主人公を取り巻いたのは、宇宙人ではなく社会の隙間で生きる人々だった。
そうした人々に共通するものを探るうち、「都会の中の孤独」が浮かび上がってきた。
人との関係を断ち切り、孤独であることは同時に「自由」であるということだ。
主人公はそう信じて生きている。
だが、人と人がつながり合い、支え合う事を忘れたくないし、信じ合えることを願っている自分たちに気がついた
孤独とは何か、人は孤独で生きて行けるものなのか。
過去も問わず、その人の今の言葉だけで信じる事はできるのか。
その問いの答えは、隣人に対し無関係を装ってしまう自分たちの中にあった。
現実の世界では日々、「所在不明高齢者」「児童虐待死」など痛ましい事件が報じられている。だからこそ私たちは映画として、「希望」を求めた。
本作品を都会を舞台にした大人の寓話としてご覧いただければ幸いである。
ちょっと難しいかもしれませんが、気になりますね。
小林兄弟がプレゼンしてくれました。
公開はもうすぐ 渋谷 ユーロスペースで1月29日~2月11日まで
期間も短いし場所もここだけです。そのあとは大阪です。
お見逃しなく![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
詳しくは★でご覧ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/4c/4b3c665d33e0fc773ef56eb7a17500c9.jpg)
400年待った甲斐がありました。あなたの妻になります。
区役所の区民課に勤める武田俊介は、一つの町に定住せず引っ越しを繰り返している。
友人はおらず、行き倒れていたところを救った若い男がただ一人の友人だった。
その日、古いアパートに引っ越した俊介の耳に、隣室からふしぎな唄が聞こえ始める。日々繰り返し聞こえてくる子守唄のようなその唄に、
やがて俊介は引かれ始め、そしてつき動かされるように隣室を訪ねる。
隣室には老婆がひとりすんでいた。
訪ねてきた俊介に老婆は思いもかけない一言を告げる。
「自分は400年の長きを生き、唄にひかれる人間を待っていた。
そして、その人間が現れたとき、自分はその人に添い遂げる」と。
一人暮らしの高齢者であることから認知症の疑いを持った俊介は
、老婆の身元を探す。
ところが、この老婆には、一切の公的な記録のない、どこにも存在しない人間だった…
テーマは孤独です。
我が家の隣人について、自分は何も知らない。
もしその人が想像もしない人物 —— 犯罪者、怪物、天上人の仮の姿
、はたまた宇宙人だったら、自分は無関係を装うのだろうか?
単純な想像から、この物語は始まった。
が、シナリオを書き進めるうち、物語の中に現れてきたのは意外な人々だった。
住民票など一切の公的記録の存在しない独居高齢者、
名前さえわからない育児放棄された無国籍児、家出をしたゲイの若者…。
主人公を取り巻いたのは、宇宙人ではなく社会の隙間で生きる人々だった。
そうした人々に共通するものを探るうち、「都会の中の孤独」が浮かび上がってきた。
人との関係を断ち切り、孤独であることは同時に「自由」であるということだ。
主人公はそう信じて生きている。
だが、人と人がつながり合い、支え合う事を忘れたくないし、信じ合えることを願っている自分たちに気がついた
孤独とは何か、人は孤独で生きて行けるものなのか。
過去も問わず、その人の今の言葉だけで信じる事はできるのか。
その問いの答えは、隣人に対し無関係を装ってしまう自分たちの中にあった。
現実の世界では日々、「所在不明高齢者」「児童虐待死」など痛ましい事件が報じられている。だからこそ私たちは映画として、「希望」を求めた。
本作品を都会を舞台にした大人の寓話としてご覧いただければ幸いである。
ちょっと難しいかもしれませんが、気になりますね。
小林兄弟がプレゼンしてくれました。
公開はもうすぐ 渋谷 ユーロスペースで1月29日~2月11日まで
期間も短いし場所もここだけです。そのあとは大阪です。
お見逃しなく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
詳しくは★でご覧ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます