今日は、祖母の続けていた店の最後の日でした。
45年間、84歳になる今まで、毎日休まずに続けてきた店をしまうというのは、
不安や、さみしさや、いろんな気持ちがあったんだろうなぁと思います。
自分の身体が悪くなってきて、それにこの景気の悪さなどもあって、それでもここまで続けてこられたこと…。
どれだけ大変なことで、そしてどれだけ生きがいだったことか、
毎日手伝って、一番近くで見続けてきた私も、よくわかっているつもりです。
最後も、きちんと自分の意思で決める、その姿勢。
自分の祖母ながら、同じ女性として、その生きかたに学ぶところが、いつもたくさんあります。
今月いっぱいで店じまいということを、長年の常連さんたちになかなか言い出せなくって、
ついに切り出したのが、つい昨日のこと。
おつかれさま、の言葉に、安心したような、せつないような…複雑な気分。
明日はめいっぱいごちそうしてあげるからね、と言って、見送りました。
そして、今日。
知らせを聞いて、月曜日はこない常連さんも、来てくださって。
なつかしい話をいっぱいして、たくさんごちそうを食べて、お酒をいっぱい飲んで、
いつもの時間をすぎても、なんとなくみんな、そのままでした。
いつもの何気ないこのひとときが、明日からはみんなばらばらに過ごすようになるんだと思うと。
誰よりそれを思っている祖母の、いつもと違う表情を見ていると、
私も心の中ではとても泣きそうでした。
でも本当、いいかたたちに恵まれて、その温かさにたすけられて、今まで続けてこられたんだということが、
最後の最後の瞬間まで、深々とありがたく感じました。
お店が終わって、私が、本当に長らくおつかれさま、と声をかけると、
祖母はいつものように、「あんたこそ、おつかれさん」と言ってくれました。
身体がつらくって、景気が悪くって、自分の歳を考えたらぞっとして、なんて、いろんな事を言っているけれど、
きっと本当は、私を自由にしてあげたくて、決めたことだったんだよね。
本当に、ごめん。心配してくれてありがとう。
でも、昼仕事して、夜手伝って、ときどきコスプレして…そんな生活も、けっこう、たのしかったよ。
本当に商売が好きな人で、人生とともに店があったような人だから、これからどうしたらよいのか、
ちょっと途方に暮れ気味のここ最近。
なにもそれだけが人生じゃないぞ、と私は思うのですが、なにかと悩みや考え事を見つけるのが得意な祖母なので、
これからは、84歳にして新たな生活のスタートを切る手助けをしてゆかなければ、と思っています!
45年間、84歳になる今まで、毎日休まずに続けてきた店をしまうというのは、
不安や、さみしさや、いろんな気持ちがあったんだろうなぁと思います。
自分の身体が悪くなってきて、それにこの景気の悪さなどもあって、それでもここまで続けてこられたこと…。
どれだけ大変なことで、そしてどれだけ生きがいだったことか、
毎日手伝って、一番近くで見続けてきた私も、よくわかっているつもりです。
最後も、きちんと自分の意思で決める、その姿勢。
自分の祖母ながら、同じ女性として、その生きかたに学ぶところが、いつもたくさんあります。
今月いっぱいで店じまいということを、長年の常連さんたちになかなか言い出せなくって、
ついに切り出したのが、つい昨日のこと。
おつかれさま、の言葉に、安心したような、せつないような…複雑な気分。
明日はめいっぱいごちそうしてあげるからね、と言って、見送りました。
そして、今日。
知らせを聞いて、月曜日はこない常連さんも、来てくださって。
なつかしい話をいっぱいして、たくさんごちそうを食べて、お酒をいっぱい飲んで、
いつもの時間をすぎても、なんとなくみんな、そのままでした。
いつもの何気ないこのひとときが、明日からはみんなばらばらに過ごすようになるんだと思うと。
誰よりそれを思っている祖母の、いつもと違う表情を見ていると、
私も心の中ではとても泣きそうでした。
でも本当、いいかたたちに恵まれて、その温かさにたすけられて、今まで続けてこられたんだということが、
最後の最後の瞬間まで、深々とありがたく感じました。
お店が終わって、私が、本当に長らくおつかれさま、と声をかけると、
祖母はいつものように、「あんたこそ、おつかれさん」と言ってくれました。
身体がつらくって、景気が悪くって、自分の歳を考えたらぞっとして、なんて、いろんな事を言っているけれど、
きっと本当は、私を自由にしてあげたくて、決めたことだったんだよね。
本当に、ごめん。心配してくれてありがとう。
でも、昼仕事して、夜手伝って、ときどきコスプレして…そんな生活も、けっこう、たのしかったよ。
本当に商売が好きな人で、人生とともに店があったような人だから、これからどうしたらよいのか、
ちょっと途方に暮れ気味のここ最近。
なにもそれだけが人生じゃないぞ、と私は思うのですが、なにかと悩みや考え事を見つけるのが得意な祖母なので、
これからは、84歳にして新たな生活のスタートを切る手助けをしてゆかなければ、と思っています!