〔ここが吹上浜だか入来浜だかよくわからないのですが・・〕
今日も畑に行く予定だったのですが・・母が潮干狩りに行きたいとうるさいので、畑の行きがけに潮干狩りに行くことにしたのです。
実はわたくし、木の実拾いと同じくらい貝掘りも好きなのです。最初は母にせがまれて渋々行くことにしたのですが、いざ行くと決まるとネットで場所と干潮時刻を調べ、ついでに服装や用意するものをチェックし、準備万端で出かけました。
本気で潮干狩りに行くのは、ものすごく久しぶりです。もしかしたら学生時代が最後かもしれません。
本当は潮が引き始める頃に浜に着いて、潮が引くのを追うように貝を掘るのがいいと言われています。
でも母の都合でそれができず、着いたのは午後2時過ぎ。潮が満ち始める頃でした。
それでもまだ潮はだいぶ引いていたし、貝を掘っている人もたくさんいたので大丈夫だろうと思い掘り始めたのですが・・
〔こういう穴を見つけたら〕 〔その辺りを掘りまくったのですが・・〕
掘っても掘っても貝は出てきません。20分くらい掘って1.5cmほどのアサリをやっと見つけたのですが、たった1個ではどうしようもないし、まだ小さかったので海に帰しました。
〔出てくるのはヤドカリと〕 〔小さなカニ(ピンぼけだけど)ばかり〕
周りを見回してもみなさんあまりとれていないようだったので、きっと連休中に採り尽くされちゃったんだわと思ってあきらめて、たとえ収穫がなくても久しぶりに貝掘りができて楽しかったし、きれいな景色を眺めて波の音を聞いて、それだけで満足よねと帰ろうとしたのですが・・
母が「たくさん採っている人たちがいる」と言うので見に行くと、そこにはバケツ(小さめ)3杯ほどのハマグリがありました。
よくよく観察していると、明らかに素人とは違う手慣れた様子で、長い柄付きの道具を使って貝を見つけて採っている人たちがいました。おそらく地元の方なのでしょう。
道具だけでなく、たくさんとれるポイントも熟知しているようで、次々に大きなハマグリを見つけていたのです。
そんなにたくさんのハマグリを見ると、がんばれば数個は見つかるかもという欲が出てきて、それからまた20分ほど掘り続けてしまいました。だけど結局収穫はゼロ。
3時前になり潮もだいぶ満ちてきて、他の人たち(そのプロ集団も)が帰り始めたので、わたしたちもあきらめて帰ることにしたのです。
少し歩いてふと下を見ると、砂浜の上にコロンと大きなハマグリがいます。どうせ貝殻よと思って拾い上げると重い。死んでるのかなと思ったけど殻はしっかり閉じています。
きっと誰かが落としたのでしょう。ラッキー!とバケツに入れ持ち帰ることにしました。
〔5cmくらいの大物です〕 〔2個目はちょっと小さい〕
母と「きっと神様からの贈り物ね」なんて話しながら歩いていると、また1個ハマグリが・・
いくらなんでも今度は殻だけだろうと思ったけど、拾い上げるとやっぱり重い。これもちゃんと生きているハマグリでした。
※翌日図鑑で調べたらバカ貝のようでした。確かに砂吐きが悪かったし・・でも殻は厚くて固かったんだけどね。ま、どっちでもいいんです。おいしかったから・・
「ちゃんと1人1個ずつなんて、神様ありがとう」と言いながらこれも持ち帰ることに。採取した貝の運搬用に持ってきたバケツに海水を入れ、温度を保つために準備してきた保冷剤も入れ、数時間後に無事胃袋におさまりました。
砂出しがうまくできていなかったので、切り開いて洗ってから食べたけど、それでもすごくおいしかったです。貝を落とした人には申し訳ないけど、おかげで良い思いができました。誰だかわからないけどありがとう。
あ、ちゃんと畑仕事もしましたよ。3時に浜を出発して、そのまま畑に行って5時半まで働きました。このことは明日のブログに書きます。(たぶん)
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そうそう、自家製茶の報告。
〔新茶らしいきれいな色〕 〔お湯の中で元の葉の形になります〕
朝起きると茶葉はだいぶ乾いていて、これなら自家製茶葉といって人にも差し上げられるかなという状態になっていました。
新茶の香りを楽しむために、少しぬるめのお湯でじっくりいれました。この湯呑みの色ではわかりにくいのですが、新茶らしいきれいな色で、香りも良くおいしいお茶でした。
以前釜炒りの製法で作ったときはあまりおいしくなくて、これなら買ってきたほうがいいなと思ったのですが、今回はすごくおいしかったです。低い温度で気長に作ったのがよかったのかもしれません。
自家製茶、やみつきになりそうです。