雨の日には雨の中を

平成鬼窯

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〔炭窯の近くに咲いていた梅の花〕

今日は初めての日曜出勤でした。わたしの職場は交代制で土日出勤があるのです。

日曜日だと電車は座れるし、職場でも出勤者が少なくて電話もあまり鳴らないからいつもよりだいぶ静かで、仕事がはかどるように感じました。

帰宅後ブログを更新する元気があるのも、日曜出勤だったからかもしれません。

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〔炭窯がある集落・・里山の景色です〕

さて、タイトルの『平成鬼窯』。これは昨日紹介した炭窯の名前です。(今でもそう呼ばれているかは不明ですが)

健じい様のコメントを読んで、この炭窯のことをもっと説明したくなったので、今日も書くことにしました。

炭窯は赤土で作るのが一般的です。でもこの炭窯は新しい試みで、鹿児島県に豊富なシラスを混ぜて作ったものなのです。シラスとコンクリートを専門家が割り出した絶妙なバランス(実は割合を覚えていない)で配合し、それで外壁を作りました。

そして他にも特徴があります。まず窯の中は人が立って作業ができる高さに作ってあります。それから入り口(?)が正面と横の2ヶ所あるのです。

どちらも作業のしやすさを考えてのことだったのですが、とても大きな炭窯になってしまったため、地元の方々からは「使い勝手が悪い」と不評でした。(これはわたし以外の人はたぶん知らないことですが)

構想の段階から関わってきた炭窯だから、とっても思い入れがあるし、できればこの窯でまた炭を焼きたいと思っています。だけど1人ではできないことだから、また仲間を見つけることから始めなくてはいけないんですけど・・

でも今はまだそんな余裕はないですね。炭焼きよりもまず畑仕事がしたいし・・

炭焼きができるのは、今年の秋以降くらいになるかもなぁ~

〔くぬぎ林には、実がたくさん落ちていました〕

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コメント一覧

返信が遅くなってしまいました・・慣れない仕事で...
返信が遅くなってしまいました・・慣れない仕事で6日連続出勤で残業して・・パソコンに触る気力がない状態だったのです。ごめんなさい。

今、健じい様のブログを10日分覗いてきました。
リンクについては希望をきいてくださってありがとうございます。あと名前がわからなかったカエルについても、詳しく説明してくださってありがとうございました。

そして実はわたくし鉱物も好き。小学生のときに自分で標本を作ったりしていたのですが、もう長いことその想いを忘れていました。でも確か数年前にディアゴスティーニの岩石シリーズというようなのがあって(記憶はおぼろげですが)、本気で買おうかなーと思ったほどです。
これからも楽しみに拝見させていただきますね。
(こういうことは直接書き込んだほうがよかったかもしれませんが・・)

炭窯が不評だった理由の第一は、窯に詰める材料集めが大変だということ。
窯の中に隙間なくきっちり詰めないとよい炭が焼けないため、かなりの材木(もしくは竹材)が必要になるのです。
小さな窯なら、材料もすぐ集まるし、窯入れ・窯出しの労力もそれほどではないから、詰めて焼いて冷まして取り出して、間をおかずにまた詰めてということが可能だったのです。窯が完全に冷めないうちに次を詰めて焼いたほうが効率がいいんですよね。

でもこんなに大きな窯になると、材料集めも人集めも大変で、そうするとこまめに焼くことはできないから効率が悪くなるというのが、地元のおじさんたちの意見でした。
それがわかっていたのなら、構想の段階でそう言ってくれたらよかったのに、県の職員や専門家の先生が決めたことに、意見を述べることができなかったらしいのです。

そういう地元の意見を聞いていたから、全く使われないでいるんじゃないかと心配だったのですが、今でも年に数回は使われているそうです。
ちょっと安心しました。

でも年数回では、やっぱりもったいない気がします。
田舎に住んで、森づくり活動より百姓仕事優先になっていましたが、この里山でまた森づくり活動をしたいなーという想いが、フツフツとわきあがっている今日このごろです。
健じい
こんにちは みずきりんさん
http://blog.goo.ne.jp/youkaikokonokatouka
こんにちは みずきりんさん
わたしは今日はお休みです。。。エヘヘ
鹿児島と佐賀って何百キロも離れているのですが。。。
わたしは九州には福岡と博多しか行った事がありません。
ほんの触り程度に行ったくらいです。
地下鉄の中のみなさんのお顔の印象ががやはり東海地区とは
違うのが印象的でした。。。。
でもみずきりんさんのここの画像の里の風景は、わたしの知ってる田舎の風景となんら変わりませんね。
わたしの田舎は三河です。愛知と静岡の境近くです。

もっこりとした山、山頂の鉄塔、山すその集落、電信柱、家畜の柵、みかん畑、枯れススキ、何かの建物の跡地のコンクリート構造物。。。。
そのままわたしが住んでるような気がします。
クヌギの実。。。良い写真ですねえ。。
泣けてきます。

違うのはシラス台地でしょうか。。。
火山灰の降り積もった土地。だから芋がおいしいのですよね。
そうですか、コンクリートとシラスと混ぜたなんてアイデアですねえ。火山灰と石灰岩を焼いて作ったコンクリートを混ぜれば高温に強いはずですものねえ。。賢い

しかし人が立って作業ができる大きさの釜なんて、燃やす薪とかがたくさんいるのでは?ですね
きっと地元の人は非効率だと言ってるのでしょうかねえ。。。ウフフ
しかし炭の出来映えは良いのかも。。ですね。
樫の木で備長炭が焼ければちょっと有名になれるかもですね。。。大きな釜なら空気の通りもよさそうですから。。。
ながながとすいませんでした。
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