〔ずっと前から気になっていた看板。何屋さんかわからないんだよね〕
今日ご紹介するのは日吉町にある『cafe クローバー』。
自宅から加世田の畑への通り道にこの看板があります。手作りの看板から受けるイメージで、きっとわたし好みの店だろうとは思ったのですが、雑貨屋さんとか陶器のお店だったら買わずには出られないし、なかなか訪ねてみる勇気がありませんでした。
でも２月末、畑の帰りに時間があったので行ってみることにしたのです。
〔この狭い道を上って行くのは勇気がいります。建物が見えないしね〕
坂道の下にある看板（右）を見て、食事ができる店だということがわかりました。この看板は日吉から伊集院に向かう時しか見えず、畑からの帰りに通るときはだいたい暗くなってからなので、この看板には気がつかなかったのです。
カフェということで安心したけど、営業してるかどうかもわからないので、おそるおそる坂道を上って行きました。
〔坂を上ると建物が２棟あり、山側(左)のがご自宅、道路側のがカフェ〕
わたしがここを訪ねたのは夕方４時半頃。後で知ったのですが、正規の営業時間はとっくに終了していました。でも「コーヒーなら大丈夫よ」という優しいお言葉に甘えて、ケーキセットをいただくことにしたのです。
〔かわいく飾られた入り口〕コーヒーをいただいている間、奥様からいろいろとお話しを聞かせていただきました。
山好きのご主人が早期退職して、この山付き宅地を購入し、ここでカフェを始めたのが３年前とのこと。
最初はメニューもたくさんあって、営業時間も長かったそうなのですが、奥様１人で作っていらっしゃるため大変なので、今はランチメニュー１種類のみにしたそうです。
購入したときはとても荒れた山で、それをご主人が少しずつ手を入れているとのことで、そういう苦労話も興味深く、わたしの田舎暮らしの話などもして、まるで以前からの知り合いのように話がはずみ、楽しい時間を過ごすことができました。
〔店内はログハウスのような雰囲気で、窓からの眺めも良いです〕
〔置物のような猫がこっちを見ていました〕わたしはあまり知られていないような穴場の店をみつけることが好きだし、そういう店を紹介するときは力が入ります。
最初に訪れたときから、ここは絶対紹介したいと思っていたのですが、ランチを食べてからじゃないとなーと思い先延ばしにしていたのです。
でも鹿児島の情報誌“CROWD”の４月号にこの店のことが載っていて、先を越された感じでちょっと悔しかったんですよね。
公に発行されている情報誌と張り合うのが間違っている気もしますが・・
〔メニューはこれだけ〕 〔本日のランチ（コーヒー付き）〕
〔猫くんは私に飽きたようで〕昨日、畑の行きがけに寄って、念願のランチを食べました。
料理上手なお母さんが作ってくれた食事という感じで、とってもおいしく、ホッとするような味でした。
お茶はほうじ茶で、煎茶よりもほうじ茶が好きなわたしはうれしかったです。
昨日は暖かくて窓から入ってくる風が心地よく、田園風景をぼーっと眺めながらゆっくり食事をしていると、日頃の疲れが癒されていく気がしました。
〔入り口にある変わった形の樹〕 〔駐車場から見上げた斜面〕
この樹は駐車場から下りていくときによく見えます。きっとここが山だったころからあった樹なのでしょう。今度訪ねたときにこの樹の名前を聞いてみたいと思っています。
山はご主人が手を入れて、上は展望所のようになっているとのこと。じわじわと仲良くなって上まで登らせてもらおうというのが、わたしの密かな計画。。
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県道37号を伊集院から日吉に向かって行くと、右側に目印の看板があります。上り坂の向かい側には“省力化技研”という会社があります。
＊SHOP DATA＊
日置市日吉町日置2952 TEL＆FAX：099-292-5361
休：日曜 営：11:30～14:00（夜は要予約） Ｐ：有り
10:00～17:00の間で奥様がいらっしゃるときなら、コーヒーは
出しますよとのことだけど、事前に連絡したほうが無難。
※※※ 2013年5月現在、営業されていません。※※※
