女神ナーガは微睡の中で精霊達の話しを聞いていた。その中に異世界の女神唯乃原心の辞任の話しがあった。
彼女は以前この世界を救ってくれた救世主でありディヴェストと共に城に呼んだ友人でもある。『心が辞任、一体何が』
本来女神に辞任はない、子をなし後見人となり支えていくものなのに。女神を辞めるとは勝手ではないか魔法だって使えなくなる。
『心が決めた事だから何か考えが』
ナーガは思考を止めて再び微睡の中に落ちていた。
女神としては心の方が先輩だ自分には分からない事と考えた。
それに出会う事すら稀な世界で巡り会えた唯一の存在なのだから楽しい記憶で満たしておこう
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