E4310をWin7からWin10化→メディア作成→Win10で新規インストールの手順でWindows10化後、大きな問題もなく使用できています が、新規インストール後OS標準のドライバでは有効にならないデバイスが残っていました。使っていない機能なので放置していましたが、気になる方もいらっ しゃると思いますので、今回はその対応を実施してみます。
「ほかのデバイス」に残っているのは、
・Broadcom USH
・不明なデバイス
の2つです。
ま ずは「Broadcom USH」の対応から。これは「Broadcom 統合セキュリティハブ (USH) 」というもので、スマートカードなどのセキュリティ関連デバイスの制御チップのようです。ドライバは「Dell Data Protection」の中に含まれます。
■ドライバの入手とインストール
E4310のサポートページを開きます。
http://www.dell.com/support/home/jp/ja/jpdhs1/product-support/product/latitude-e4310/drivers/advanced
対応のOSを選択するのですが、E4310のWindows10用ドライバは供給されていません。そこで、Windows7用ドライバを適用してみます。インストールしたOSに合わせて、Windows7,32bit/64bitのどちらかを選択します。
「Dell Data Protection」の中から、最新バージョンのものをダウンロードし、インストールします。
インストール完了後、再起動します。
続いて「不明なデバイス」の対応です。
不明なデバイスの プロパティ→詳細 を見ると、「ACPI¥SMO8800」であることが分かります。
調べてみると、「Free Fall Sensor」であることが判明したため、該当のドライバをインストールします。
先ほどと同じく、DELLのサポートページより、
「アプリケーション」の中から、「ST Microelectronics Free Fall Sensor Driver」をダウンロードし、インストールします。
インストール完了後、再起動します。
これで、全てのデバイスドライバのインストールは完了です。
■DDPAについて
ドライバのインストールが完了すると、デスクトップに「DDPA」のショートカットが作成されます。ここから「Dell Data Protection | Access(DDPA)」が起動できますが、以下のメッセージが出て起動できない場合があります。
原因はUSHのファームウエアが最新でないためなので、「Unified Security Hub (USH) firmware」を以下の手順でダウンロードし更新します。
ドライバのダウンロードと同様、DELLのサポートページより、
「セキュリティ」の中から、「Dell ControlVault Firmware Update」をダウンロードし、実行します。
実行するとツールが解凍されます。
ファームウェアの更新は、「C:\Dell\Drivers\TJ9CD\firmware」の中から「ushupgrade.exe」を実行します。
ファームウェアアップデート開始
ファームウェアアップデート終了。再起動すれば、アップデートは完了です。
これでDDPAが起動可能になったはずです。デスクトップの「DDPA」ショートカットから起動します。
セキュリティ関連の設定がもろもろできるようですが、使用する予定はないので細かく調べていません。各自ご確認を。
参考URL:
http://ja.community.dell.com/support_forums/software/f/207/t/1551
ドライバーが当たらずに困っておりました
この通りやったら使えるようになりました
お世話になりました
お役に立てて、こちらも喜んでおります。
お困り事がありましたらできる範囲でお調べしますので、何かありましたらまたコメント下さいネ。