<List>
1. Animate
2. Stick It Out
3. Cut to the Chase
4. Nobody's Hero
5. Between Sun & Moon
6. Alien Shore
7. The Speed of Love
8. Double Agent
9. Leave That Thing Alone
10. Cold Fire
11. Everyday Glory
<Member>
Geddy Lee(Vocal, Bass, Keybord)
Alex Lifeson(Guitar)
Neil Peart(Drums)
1993 年リリースの15th。このアルバムは商業的にも成功し、売り上げはビルボードの2位にまで駆け上がりました。90年代の代表作筆頭と言えるでしょう。 Rushというバンドはわりとトレンドに敏感で、音楽性をそれに合わせてきました。今回はグランジの影響を受けています。Geddy LeeがWalのBassからFenderのJazzBassに替えた事も大きく影響を与えています。Walの方が弾きやすく、一様に綺麗なトーンなので すが、Fenderは弾きにくく輪郭が掴みにくい感じです。これはGeddy Leeの狙い通りでファジーでアグレッシブさを演出しています。Alex Lifesonはギターソロがアルバムごとに少なくなっていってテクニカルな面で衰えているのだろうか?と心配でした。このアルバムが発売されるまでの Rushの音楽性の変遷は、2作でマイナーチェンジ、プラス2作でフルモデルチェンジという感じで次はどのような音楽的方向性を披露するのか大変感心して みておりましたが、グランジの要素を取り入れた事は大変ショックでした。正直一番グランジの要素の大きい"Stick It Out"や"Double Agent"はあまり好きにはなれませんでした。好きな曲もありますよ。"Cut to the Chase"、"Between Sun & Moon"、"Cold Fire"それと"Everyday Glory"はとてもポジティブな空気を感じます。でも、初めて"Power Windows"や"Hold Your Fire"を聴いた時の感動とは違うんですよね。それは次作の方がさらに顕著なのですが。
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