<List>
1. Minstrel in the Gallery
2. Cold Wind to Valhalla
3. Black Satin Dancer
4. Requiem
5. One White Duck / 010 = Nothing at All
6. Baker St. Muse
) "Pig-Me and the Whore
) "Nice Little Tune
) "Crash Barrier Waltzer
) "Mother England Reverie
<Member>
・Ian Anderson(Vocal, Flute, Guitar)
・Martin Barre(Guitar)
・John Evan(Keybord)
・Jeffrey Hammond(Bass)
・Barriemore Barlow(Drums)
1975年リリースの8th。Jethro Tullについては「プログレッシブ・ロック」と言われると同時に「トラッド」と言われますが、その「トラッド」という意味が私にはちょっと解りません。どういう音楽を「トラッド」というのでしょうか?
"War Child"は入手済みなのですが、実はまだ聴いていなくてその後に来る作品ですよね?この作品はその「トラッド」色が強い作品という論評を良く見かけるのですが、私の見解ではアコースティックな楽器とフルートのパートが増えたけど、エレクトリック・ギターが絡んでいつものJethro Tullじゃないかという感じです。Ian Andersonも相変わらず弾けていてよろしいし、リズムもいつも通り複雑でこれを以て「プログレ」というのも理解出来ます。既存の音楽にとらわれない自由な作品です。曲も一応は分かれてはいるけれど、アルバム1枚で1作品と捉えて差支えないでしょう。
隠れた銘盤とされていますが、このアルバムを許容する事が出来た人達は"Thick as a Brick"や"A Passion Play"という作品を通過した人達だからだと思います。Jethro Tullというバンドの魅力を伝えるのに最初に聴いて貰うのには、この作品はバンドの本質を突いている作品ではあるけれど、一般の人には「なんなのこれ?」って訳がわからないのだろうと思います。敷居が高いでしょう。
なので、をまずは"Thick as a Brick"と"A Passion Play"買って聴きましょう。
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