私は食欲がないために外食を嫌がり、これでは就職もできない、自分はだめだと自身を喪失していました
また、厭世観や突発的な悪意は1日中起きるのではなく、日に2、3度だけ決まりきったように現れ、それを数分間かけて苦労して体内に抑え込むと、やっと落ち着きました
私は自分がほんの短時間でも強い悪意を持つことにショックを受け、自分は病でとんでもなく意地悪な人間になってしまったんだと、思い込みました
そして、誰にも迷惑をかけたくなくて、嫌な思いをさせたくなくて、外では吐き気や意地悪さを顔に出さないように苦心し、頼みの母にも相談しないで我慢していました
(私は子供の時からいつも母に頼りすぎていたので、自立したかったのです)
その状態で数年間耐えていましたが、時折妄想が増え、これではたまらないと、ついに明日は母に相談しよう、病院に連れて行ってもらおう、とフトンの中で決意しました
…その時は、もう、ほとんどしんだんじゃないかと思うほど、全身を震わせて心で絶叫しました
(お母さん、助けてえーー!!!)