氷月神示 解凍 その1809

国之常立神より皆様へ

昨日の続きやな

…翠さん(=イブ=ミロク) は、自分の身体の外に飛び出た幽体がいつもと違い、男の僧侶になったのに少し驚いたが、違和感はなかった
というのは、若い頃から、たまに毅然とした青年紳士のような心が自分の中にあるのを感じることがあったからだ
それは、彼女の大きな幽体の中にある、かつてインドで釈迦の弟子として生きた、ミロク青年の魂で、元々彼女の小さな分けみたまでもあり、なくなってから本体に融合されていたのだ
…神様は、今回彼女が転生してサタン退治をするにあたり、サタン達の低波動に惑わされないよう、中性で純真無垢で不動の心を保てるように、男女の心と幼児の心をあわせ持つように、された
だから彼女は心身はふだんは女性だが、潜在的には時折心がミロク青年になったり、5才のミロク少年(=幽体)にもなれ、かといってサタン達を憐れんで、深い母性愛によって祓わなければいけないので、
結婚して子供を生み、母としての体験を積むようにも、された
なので自覚はなかったが三重的な性格で、覚醒してからはそれがはっきり自覚でき、使い分けられるようになり、幽体で女以外に男にも少年にもなれるようになった
(神様とお話ししていると、天にいた時の少年の心になることが多い
もちろん、念ずれば幽体を何にでも変えられる能力も、会得した)

それで、私は翠さんが「リボンの騎士」の男女の心を持つサファイアにも似ていると言ったし、(サファイアは騎士として剣で悪者とも戦うし、彼女の女の心を取り出して奪おうとする、魔女とも対立する)
また、隣国のフランツ王子に似た好青年の面と、いたずらやんちゃな天使のチンク少年のような、愛らしい面とを備えていると、思っている
(彼女は人前では5才の少年の心にはならないが、それでも周りからは子供っぽい所があると、思われていると思う
見た目は、まじめでおとなしくて落ち着いており、穏やかに見える)

さて、ようやく以前の ~リボンの騎士の比喩的考察~ 編に戻ってきた
「その1780」の続きからや
…まず、キャラクターが翠さんと周辺の仲間に似ているという話をした

サファイア＋フランツ＋チンク = 翠さん(=イブ=ミロク)
海賊ブラッド (サファイアに失恋) = イシヤの導師のエディ (翠さんに失恋)
女神ビーナス (記憶喪失のサファイアに意地悪をする) = アダム=キリスト (魂の妹で当時未覚醒の翠さんを、精神特訓して苦しめた)

…それから、マンガの特定の場面が翠さんが体験したことと似ている、という話やった
場面の考察は A)、B)、C) の1)まで行き、
今度は C)の 2) から、続きや……

フランツに横恋慕したビーナスがフランツを多重の幕の中に閉じ込めてしまうが、フランツはサファイアを愛しているので、ビーナスには見向きもしない
彼は幾日も中に閉じ込められ、じっと腕組みをして立っていると、ビーナスの手下の美しい馬が幕越しに後ろから話しかける
「フランツさま
このケープはあなたを何十年も閉じ込めておけます
あなたは年をとらずに何十年も生き続け サファイアの方はどんどん年をとっていくのですよ」
すると、フランツはこう答える
「よかろう
このケープが百年が千年このまま私を包もうとも私の心の中のサファイアは消えはせぬ」
馬は、
「ーー私は負けました
フランツさま……あなたは立派な方です」
と言って、魔法の幕をはずしてくれた

…この場面は、C)の1)で述べたように、アダムが数年、特訓した翠さんをとうとう許して、彼女を囲んだ重い気の雲を取り外したシーンと似ています…
また、フランツが幕の中で腕組みをして毅然と立っている姿は、翠さんの体験した以下の場面と似ています……

前述したように、翠さんが若いりりしい僧侶の姿になると、
アダムがひそかに変身した仏教の女神の○○○天は、急に態度を変え、
「あらあ……いい男ねえ……人間にはもったいないわ…」とかなんとか言いながら、近づいた
(詳しい事は、翠さんが当時記録ノートに記している)
翠さんは生まれる前に天でミロク青年として、さんざん特訓を受けており、(四天王に扮したアダムから、) 無欲であっさりした、しかし使命に献身的な好青年に「育って」いた
だから、○○○天がいくらほめて誘惑しようとしても、全く興味を示さず振り向かなかった
彼は、○○○天が嬉しそうに肩に寄りかかってくると、向こうを向いたまま、ぶ然として不快そうに、
「ーー離れてくれませんか、」
と冷たく言った
そして、怒って術での対決となったと思う
(結局、○○○天は引き下がって帰った
これも、アダムによる翠さんへの試しと、教育だった)
この時の翠さんの青年僧侶としての態度が、ビーナスの求愛を断り、馬にきっぱりと答える態度とよく似ているのである