ここまで、神様と、生まれたばかりのアダムという智恵の気のもやについて、丁寧に解説したつもりですが、大体、情景はわかりましたか?
それで、みなさん何となくおわかりかもしれませんが、この「小さな神様」が取り出した、智のもやの一部をどこで丸めたかというと、それは、「聖球」の外側に張り付いておおう、白い気の膜 (=小さな神様の、半分を占める区域) の中でですね、
決して、更に外側の、薄い琥珀色の「愛の蝋の海」の中ではない……そこはゆったり気の波がうねり、場が安定していないし、陰陽性の波が入れ替わり立ち替わり現れる場なのでね、
ですから小さな神様は、ご自分の静かな中性(=凪) の白い気の膜の中で、全ての作業 (アダム作り) を終えようとしておられたのです…
ところが先述のように、智の気のもやの中に、うっかり愛の小さな気のもやが紛れたことに神様は気づくと、どうしても取り出したくなった
(智のもやを正しく振動=発音させるために)
けれど、神様はまだ知らなかった
智と愛が、どれ程互いに惹き合うかを……
後にエデンの園として神様は寓話を作られましたが、これは比喩であって実際に園があったわけではない
断言しておきます
…智のもやの中に完全に入り込んで丸まった愛のもやは、自分の暖かさが智の涼しさに包まれて心地よく、また智のもやも、初めて愛のもやの暖かさに触れて、目が覚めたようになり、互いにうっとりとなった……
その内、互いに補うように (性質が正反対なので) ぴったり寄り添い、調和のハーモニー (振動) をかなで始めた……
これが、世に言う至福のエデンの園で、園としては実在しないが、確かに智と愛の調和した幸せの絶好調な場だった……
智 (後のアダム)……客観的 合理的論理的 厳しい父性的
愛 (後のイブ)……主観的 いちずで情感的 寛容な母性的
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