繰り返しますが、下欄のバックナンバー月の内、欠けている21年7月途中から22年2月途中までの800回の記事は、都合で別ブログ扱いになっていますので、
もしお読みになりたい方は、22年5月のバックナンバー月にある「氷月神示 白鹿の86」をどうぞご覧下さい
そこに別ブログへのアクセス法が載っています
ところで、「メリーベルと銀のばら」には、もうひとつ、アダムとイブに関する別の比喩が成り立ちます
先述の(1)~(12)までの流れとは別のもので、2重の比喩ですね…
では簡単に、ご説明します
私はだいぶ以前に、アダムが大サタンとしての演技を全うするために、神様と相談してシナリオを決めていたと言いました
そのシナリオとは、他のサタン達を完全にあざむくためのもので、最後までばれてはならない
数千年以上前…アダムは熾天使ルシフェルとして変身して演じ、ある国の少女サモルエを守護しているふりをしていた
サモルエは天界にいたイブの幽体から取られた小さな分けみたまで、修道院で巫女見習いとして寄宿舎に入った、不思議とかわいい子だった
彼女が14才の時、ルシフェル(=アダム) は人間の彼女に恋をし、苦しんで波動が落ち、霧の日の朝、散歩中の彼女に空から飛びかかろうとして神様に妨げられた
サモルエは霧の中でがけ崩れしていた小径から転落して死んだので、その魂はすぐに神様により、天国へ連れ去られた
失恋したルシフェルは神様を呪い、しゃがんだ黒い山犬のような恐ろしいサタンに変容したふりをした…
以後、彼は時折サタン達の前へ現れて頭角を表しリーダーになり、ベルゼブルと名乗った
全ては仲が悪くてバラバラに散らばる多くのサタン達を説得してグループを幾つも作らせ、最後にまとめて祓うためだった
今世紀に入り、先述したように、アダムは人間に生まれて覚醒した魂の妹の翠さん(=イブ=ミロク)に、謎の守護霊として術を教えた後、今度は大サタンのふりをして彼女の前に現れた
その時彼は翠さんの魂の中に、サモルエの魂が再び溶け込んでいたので、サモルエの魂を数千年以上ぶりに見いだした演技をした
かつて自分が恋をした少女の魂を持つ者が、目の前にいる……
ベルゼブルは穴の空くほど翠さんを見つめ、わずかに震え、(翠さんは気がつかない、) それから部屋の中で3時間戦って逃げ回り、最後にとうとう翠さんの張った大きな結界の中につかまったふりをした…
そして、もうこれ以上戦いたくない、どうか俺をお前の手で天国に送ってくれ、というつもりで演技をし、翠さんの背中に近づいてわざとすきを作った
それで、何も知らない翠さんはそれをサタンとも思わず、(邪霊の異種だと思っていた、) 気を打ち込んで祓い清めたのだ…
全てはアダムの思惑通りだった
ここに彼は、数千年以上ぶりに天使ルシフェルに変容して昇天したふりをし、はらはらして遠くから見守っていた他のサタン達をあざむいた
彼らはリーダーを失い困惑して、グループごとにうろうろすることになる
…後に手を組むアダム=キリストと翠さんのコンビに、祓われるようになっていくのだ
アダムはこの嫌なサタンの役をようやくやめられて、内心はとても喜んだ
彼はめったに表に感情を出さないのだが
役がとても苦痛だったにはちがいない
時折隠れて泣いていたぐらいだから
ただ、彼は他の良い神仏の役を務めたり、兜率天にいる妹のミロク(男子の姿)に四天王のふりをして会い、訓練をしてやる時は、心がなごみ、ずいぶん癒された…
そのような、一面では辛い、複雑多重な役を演じてきたのがアダムだったのだ…
この陰の部分を比喩で表せるのは寂しい、妹思いの吸血鬼のキャラクターが丁度よかったのかもしれない……
さて、最後にこれを踏まえたマンガ内での比喩は何かと申しますと、
霧の森 (エドガー達が捨てられた日) =熾天使ルシフェルが、サモルエに飛びかかろうとした時の濃い霧の様子に似ている
吸血鬼の老婆の館は崖の上に立っている感じ=サモルエが住んでいた寄宿舎は、崖の上にあって光景が似ている
中性的な美しいユーシス=熾天使ルシフェル
ユーシスが愛するメリーベル=サモルエ
ユーシスの自殺志向と事故死=熾天使ルシフェルの堕落、波動が落ちる様子
ユーシスの死んだ現場に吸血鬼のエドガーがいる=ルシフェルは堕天使となり、サタン(=エドガー) と化した
後は、「その1326」の (11) と同じですね
このマンガのいくつかの場面は「日月神示」の「白銀の巻」と「黒鉄の巻」に、予言的暗号化されて入れられていると言いました
白銀→黒鉄の順で、たとえると
人造的な銀のばら=死なない吸血鬼→祓われれば、黒い鉄のような土くずに変わる…とも言えますが、また、
白銀(しろがね)=白がねえ=黒い幽体
黒鉄(くろがね)=黒がねえ=白い幽体
で、
黒かった邪霊やサタン達の幽体が、祓われて立派な白いきれいな幽体に戻り、昇天した
とも、言えるのです
最新の画像もっと見る
最近の「スピリチュアル」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事