空に問う。

空に問うても果てがない

愛するか。

2017-05-02 17:56:27 | 日記
自分を愛するのって誰かを好きになるよりも難しい。

ずっと睨めっこしてるようなもんだから・・・そこまでは嫌いじゃないのかも知れないけど。

嫌いと言うよりは憎んでるかも。嫌悪してるかも。

昔から存在すらしちゃいけないんじゃないかって思っていたし。

たぶん自分を嫌ってるって言うのは他人からは丸見えなんだよね。

・・・。

で、父がここにきてまたおかしい?検査結果は数値内なのに「予病」ばかりを病院で支持されて、またまた食べない方を選んだ。食べないと貧血になるから情緒不安定になるから嫌なんだよね。欠食児童なみに心が荒れる男なんだよね。

まあ80も生きて、癌の手術も上手くいって、それでもまだ生にしがみ付いてるところがなんともはや同じ人間、親子としては潔くないからみっともない気がする。

愉しく生きて、あっけなく死ぬ。

もうここから先は神の領域であって、ご飯の量を少し減らしたり、せっかく味が分かるようになったコーヒーを飲むのを止めたり、なんか見てて「楽しく」ないんだよね。

言葉で語るだけが生き様じゃないけど、この父親に本当に学ぶところがないことに気付くと悲しい気持ちがする。

好きなモノ食べて、好きなことして・・・生きてくれたらどんなにか見てる方は楽なのに・・・。

そうしていたら、またヨタヨタし始めて、ふらついてる。結局は栄養が足りてないから貧血になる。

まあ内科と外科の先生の意見が対立してるけど・・・別に太ってる訳でもないんだから、もうちょっとど真ん中の診断が出来ないもんかと思う。

森元首相は肺がんから癌が全身に転移してステージ4だったけど、新薬による治療(年間約3,500万円)で、体中の癌が消えたらしい。またまた身体に会ったとしても、普通は3,500万円なんて治療費払えないから、助かるけど助けられないって悔いだけが残るんだよね。命は金次第だから・・・。

だからまあ悔いが残らないように楽しく生きて欲しいんだけど、なんか一日でも生きることが人間の喜びと本能的な部分で感じているんだろうか。

肩に冷湿布を貼り、腕の付け根に温湿布を貼るような訳の分からない男なんで、バカらしいか。

せめてこの男が父親でなければ、おいらの心がここまでネジくれることはなかっただろう。

だから自分を愛せない。

父のように自分を愛するあまりに家族を不幸にしてもが何の躊躇いも反省もない父のようなおろかな人間には死んでもなりたくないと思うから・・・。

でも「誰かのために」頑張れないってところは遺伝かなぁ???

ヘンな話だけど、父をいろいろ知る前に父が死んでいてくれたら、おいらはもっと自由だったのかなぁ?自分が死ぬかも知れないと思ったとき、墓場に持って行くような話をペラペラしゃべりだして自分だけ楽になろうとした父親をもっと嫌いになったんだ。

まあ実の親に常に死ねって感情を持っているかなぁと思う薄情な自分がいることさえ、なんとなく罪悪感がして、自分を嫌いになるんだけど。

自由になりたいなぁ。

楽して生きたいなぁ。

例えば病気になってすぐに死んでも・・・。

毎日が不安ではない日々を過ごしたいなぁ・・・。

気が付くと「金が無い」ばかり言ってて、軽蔑していた両親と同じ「不安」に苛まれて生きてる。

で、気づくんだ。

どんなに心を奮い立たせて、鼓舞させようとも・・・おいら「死にたい」んだってこと。

もう自分を試せない。

もう自分を騙せない。

もう自分なんてものは社会に必要ないと知ってる。

そんなこと知らなきゃいいのにね。

父を見てると、生きる不思議と虚しさが同時に去来して、自分がダメになる。

キツネ憑きの血筋って、要するに精神疾患を抱えた一族ってことなんだよね。神仏や悪霊のせいにできている内はいいけれど・・・そういう次元と違うところで自分の脆さに気づいたら、そりゃあ壊れるよね。父みたいに読解力や一般レベルの知識が足りない人間なら、「ただ生きてる」ことに何の疑問を抱かなくて済むと思うけど、伯父や叔父みたいに少なくとも普通の人は、この血の異様さに自死しようとした。

でも、その方が遥かにマトモな気がする・・・。

父のように自分自身に自信がなくても正々堂々生きてられると正直恥ずかしいことばかりだったし迷惑だった。

でも悪口書きながら、父が呼び込む無意識の不幸や負を自分に付け替えようとしてる自分に気づく。

アホなくらい優しいんだろう。

その優しさで人生ダメにして来たのにね。

でも神はそんなおいらを見つけてはくれない。

おんりいっさいてんどうむそう。

おいらはただの嫌な人間なんだろう。

そういう高位なモノから見たら・・・。



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