空に問う。

空に問うても果てがない

2017-05-25 18:24:43 | 日記
体調はいいんだろう。急に空き地に出て鍬を持って作業を始めた父。

それをあんに許す母。

いったい何を訊いてたんだろう。いまは出来るだけ安静。原因が分かってないんだから。

なのに、ほっておく。

父はすこぶる体調が本当にいいんだろう。そりゃあそうか。反比例しておいらと姉は最悪なコンディションだもん・・・。

こやつの吸血鬼体質なんとかしてくれないかなぁ・・・。

おいらたちはどんどん”自分”というものが薄くなってきてる。

とにかく出鱈目は辞めて欲しいんだ。

まあ明日、それが癌なのか、腎盂炎なのか分かるみたいだけど・・・本人に痛みがあまりないとしたら腎盂炎だろうなぁ?まあまた手術するんだろう。

まあ、父の人生の脇役だから、どうでもいいんだけどね、尊敬すべき人物でもないし、好きなわけでもない。ただこういう貧乏癖をついた不幸な両親の間に生まれただけ。

でもいつから自分の人生というモノが無くなって、自分がこんなに薄っぺらく味のない人間になったんだろう。いてもいなくてもいいような存在(笑)。

まあ仮定や空想をたらたら書いてる訳だけど、正解には至ってない。正解に至っていれば何かが変化するはずなんだ。

何が違うんだろう?

しかしもう神に(今度こそ無理)頼る気はないし、仏に縋る気もなれない。

先祖はあんな感じで、居た堪れない気持ちをおいらにぶつけて憂さを晴らしてるし。

ノラ神主ちゃんはどうだろう?あれはあれで新しいターゲットでも見つけたんかなぁ。

オイラなんかよりも霊力、守護力が強い相手を呪って、呪詛返しに合って死ねばいい。

彼の場合も死ななきゃ誰も救われないんだ。誰かを間接的に殺しても罪悪感もないみたいだから、自分から率先して死ぬ気はないとは思うけど笑。

今の父は少し賢い。

たぶん人格交替してる。

キツネが出てきてる。

これが出ると、善良で健気な人間のフリするんだよね。そしてついつい卑しさを出して母とケンカする。

まあ余命を切られても仕方がない。

それが父の人生だったというだけだ。

もう惜しいとは思わない。

結局どんな風に形を変えても、親子として、人間として分かり合えることはないのだから・・・。

こういう男がいちばん嫌い。

悪い手本でしかなかったんだし・・・。たぶん死ねばホッとする。その薄情さが自分でも分かってるから、辛いんだよね・・・。理想的な親を思う子供になりたいとも思ったけど、おいらたちは無理。

仇か敵か、そのどちらでしかないんだ。

親子なのにね。

何も分からない。

他人よりもいつだって遠かった。

自分が死なない別次元に移動し続けるのも飽きたなぁ。世界がいまだ目の中に戻らない・・・んだ。

それはとても悲しいことだ。

起きるたびに昨日と少し違う世界がそこにある・・・。

これは父が死なない次元を探してるせいではない。

いろいろと因縁を切るために断つために、おいらは新しい未来を探してる。

それでも未来のおいらが笑ってる、そんな明日を探してる。

早く見つかるといい。

楽になりたい・・・。


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