空に問う。

空に問うても果てがない

良いこと

2017-07-01 15:08:09 | 日記
いいこと。

いいことってなんだろう?

身体が麻痺した感じ、全体の嫌悪感・・・確実に呪いかも。もしかすると父を助けようとするから攻撃受けているのかも知れない・・・。

とにかく1か月減塩に徹底したけど今度は体重が減った。減塩の食事ではエネルギーが足りずに痩せたらしい。油分と云うか油が足りないと言われた。んで、油分の多いドレッシングなど作ってみたんだけど、今度は油を嫌がる。

今日の昼飯は思いっきりヘルシーで油分ナシだから特性ドレッシングをかけた・・・ら、後ろにあった食器に踵がぶつかり、もう少しでガラスを割るところだった。

いいことしたのにまるで傍迷惑な感じ・・・。

母は栄養士さんの言うことに逆らう(?)・・・のか、亜麻仁油とか購入しても食事に混ぜない。なんでだろう?

よく「これは嫌いだから止めて」と言うと、この嫌いなモノばかりが心に残って無意識に嫌いなモノを差し出したりするんだな、この母は。だからさっぱり好きなモノすら覚えて貰えない。嫌いなモノばかり買ってくる・・・。まあずっとこうだったわけではないけど、とにかく天邪鬼みたいなことばかりする。

だって・・・昨年の11月には既に病院で腎臓の悪化と今後数値が下がれば透析になると言われていたのに、おいらたちを騙した。数値的にどこも悪くないと・・・・。とにかく体重を増やせとのことだったので少し栄養価の高いものを食べさせた。栄養価が高いものカリウム値が高い。だから父の腎臓の数値はまた下がった。

母がちゃんと医者の言うことを訊いていればここまで深刻ではなかったんだけど・・・母は都合が悪い情報を勝手に操作して削除する。まるで自分自身が認めなければ不幸ではないように振る舞う。不幸を隠してしまう。父が透析になるかもしれない現実と、父が死んでしまうかも知れない現実に、建ち打てるような強い心を持っていない。

こんなに不幸でしかないのに、気丈に振る舞うことで、不幸が他人から見えないようにだけ工夫する。悪いことは隠す。そうやって人をダメにするんだ。もし母が父の病状をちゃんと確認していれば、勝手に死の病に取り憑かれた父をいさめることもできたはず。なのに少し半狂乱になっていた父の言いなりになって、その病気を受け入れた。そして父がいつ死ぬか分からない状態だから、家にお金がなくても仕方ないとか、不幸だから人が同情してくれるとか、そういう慰めの部分に逃げ込んだ。ちゃんと確認して現実を把握していたら、少なくとも父はもう少しマトモだったと思う。

いつも云うんだ。

「昔から、この人はあんな感じだ」と。おいらには40年前の父と、10年前の父と、2年前の父と、2か月前の父の違いが分かるんだけどね。

まあ母の”私が信じなければ現実にならない”という現実逃避が起こったせいで、父の命は危険に晒されたのだ・・・。なのに反省する気もない。たぶん心のどこかで・・・死ねばいいと思っているんだろう。じゃないなら、腎臓の悪化を隠す必要はないし、おいらたちにも加担させたりはしなかっただろう。

天邪鬼と言う鬼か、かつて母の生家を護り一族に繁栄を齎した神の成れの果てに取り憑かれている。たぶんこの二人が出会ったのは運命だろう。キツネ憑きの父と、祟り神に取り憑かれた母・・・。絵にかいたように不幸一色。祟り神憑きの母はいわゆるサゲマンだと思う。見合い(と言うか、おいらが大嫌いで、昨年我が家に禍いを齎した父のイトコの母親<叔母>が介在)みたいな出会いだったという。

まっ、祖母の家系は霊能一家と言うかキツネ筋の家柄で、拝み屋さんもいたらしい・・・から、その反動か、悪い縁しか今は結べないらしい。

そういう人の見立ての見合いだから、上手くいくことは合っても幸福になるわけではないのだ。そして今の家に越したころから父の乗る船だけ不漁になることが増えていき、最終的に倒産した。

この土地を紹介したのもやっぱり大叔母らしい。まっ正確には大叔母の旦那さんなのだが、見事なまでに我が家の不幸に大叔母が絡んでる(笑)。大叔母や父のイトコのことは姉もおいらも嫌いだった。

でもどうしてか、父の分家は母方の権威が強く、また女どもの我が強い。この大叔母が祖母方の最後の生き残りだったんだが、この大叔母には何度も煮え湯を飲まされた。母は自分さえよければ人なので、権力者に迎合する。その悪い癖がもっともおいらを苦しめたのだが、強い年配の女性に気に入られるように振る舞う。時には家族さえ裏切って。

まあキツネと祟り神。悪い意味で、良いコンビの夫婦だと言えるのかなぁ・・・。互いに憎い合い、奪うものなど互いにないくせに奪い合う。

はたして子供らまで騙して焚きつけて、父を殺そうとした。

たぶんおいらは父に対して”いいこと”をしてはいけなんだろう・・・。

だっておいらの中で父はすでに死んでる。

寿命を超えてまで生かした分の責任をおいらが負わされてるだけ。早く早く・・・たぶん父の先祖や兄弟らは父の死を望んでる。

ある意味可哀想だ。死してなお祖母は父を溺愛し、先に亡くした子供らをほっておいているんだろう。そして父は家族からも厄介者扱いされて、親戚からも嫌われている。とっても可哀想でもあるが、根が粗暴なので疎まれても仕方がないのかも知れない。父を護ろうとする祖母VS父を殺そうとする兄妹たち。

父は最終的に覚醒しなかったけど、本当は相当の魔物怪物だったのかも知れない。頭の悪さがその力を抑え込んだのかも知れない。

おいらは監視する者だったのかなぁ・・・。母は年を増すごとにサゲマン力を発揮した。だから父には避けられる方策が尽きていた。その頃からだろうか、おいらの身の上も怪しくなったのは・・・。

おいらは母の血も入ってるから少しハイブリットな怪物だ。祟り神の系譜だから、神社で祀られる神には嫌われる笑。

祖母のことを訊いて、父を見る。

確かに周囲はほとんど不幸だ。生まれながらに他人を不幸にする人間はいるんだと思う。

思うが・・・そういう風に生まれたことに意味なんてあるんだろうか。

祖母にしか愛されなかった父。不憫に思ったのは生まれつき片目が弱視だったからだろうか。でもネグレクトで父を自分の手で育てることはなかった。

おいらは死んだ後の祖母ちゃんにしか会っていない。異常なほどの愛情を示す祖母だった・・・。悲しいくらい孫になんか目もくれない。だから分かる。死んだ場所でも父を案じ盲愛し、他の子供らをネグレクトしたんだろうということ。

まあ良いことや善い行いをすると、身体に障る。拒絶反応ってモノなのかも。

今はすごく正義感に溢れていて正しいことしかしない風なおいらだけれども、本当は悪で出来てるんだと思う。悪意の塊で出来た人間だ。羊の皮を被ったオオカミのようなもの。計画的に他人を傷つけて弄んでた・・・。なのにいつの間にか羊の皮が取れなくなった。

だからおいらのおおよそは偽善なんだな笑。

この先に何もいいことなんか待っていないのに・・・こうして生きてる。

こんな偽善はないよね。

たぶん両家の呪いはおいらを以て終わりとなる。

おいらを生かしてるモノってあるんだろうか。

いいことしたらしっぺ返しにあう人生って、あんまりいいものじゃない。

頑張った分、報われる人生とか、愛するひとと仲良く暮らすとか、そういう幸福な選択はどこにもなかった。

いつだって人のためを思ったけど、人に思って貰えるような人にはなれなかった。

もしかすると、寂しくてただ愛されたかったのかなぁ・・・。

昨夜は大好きだったひとの夢を見た。おいらは年食ってるのにあの頃のままだった。

どうしてこんなに人から疎まれて、苦しい人間になったんだろう。

20数年前に道を誤った時、どうして今のように冷静ではなかったんだろうか。その時はそばにいて父や母を助けたかった。

でも、そんな”いいこと”のしっぺ返しで、おいらの人生は実に味気なく、意味のないモノになった。

良いことってなんだろう?

おいらには手が届かないのかなぁ・・・幸福とか強運とか、見苦しくても生きることに・・・・。


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