空に問う。

空に問うても果てがない

無理がある

2017-09-09 10:16:11 | 日記
明治のころの宗教観を調べていたら、何となく神仏分離令の歪んだ方式が見えてきた気がした。やるべきではなかった宗教革命。

古事記を拝読するのは長い間禁じら、国学者本居宣長により江戸時代に解読された。その後平田篤胤が起した平田神学が勤労の志士たちに影響を与えていく。おいらは古事記の現代約を忠実に読んだけど、平田篤胤が重要視した大国主命が重要には思えない。現代訳だからだろうか・・・。国譲り神話が政権交代を連想させたのかな?武士が天皇に国体を返すこと?まあ簡単に返しているけど(笑)

で、明治新政府は最高神をどの神にするのか揉める。造化三神(天御中主神・高魂神・神魂神)を押す薩摩藩と、天照大神を押す長州藩の二大派閥で議論された。一時、長州が神祇官を独占し、平田神学を追い出すが、その後に薩摩が主導権を握るが西郷隆盛の死後長州が実権を取り戻す。

まあややこしいけど、造化三神+天照大神with大国主命という5柱を中心に据えることになっていたらしい。まあ出雲神こそ古事記の神であるという人のコメントを参照したのでちょっと当時のムードとは違うのかなぁ。西南戦争後は政府から薩摩の追い出したあっただろうから、長州属の強硬による政治判断で日本の神道の最高位は天照大神となった。

まあ長州藩は浄土真宗にも覚えがあって、当初は仏教を国教化する話もあった。たぶん阿弥陀如来に一番近かったのが女神である天照大神なのかなぁ?まあ武家の信仰が厚かったのは浄土真宗と言われているから都から近い長州は馴染み深かったのかもしれない。

でも忘れてはならないが、江戸時代まで皇室が祖神として祭祀儀礼を行っていた神は国之常立神なんだよね。お判りいただけるように朝廷には力がなく、明治政府の下々に屈したというところなんだろうかねぇ。尊王攘夷が確信的なものであれば、そこは天皇家の祖神に従うのが筋だと思うから、やっぱり朝廷を利用しただけで、政は薩長同盟が牛耳っていたんだろうろうなぁ・・・。傀儡みたいなものかなぁ。

西洋のキリスト教を基盤とした社会システムを日本でも構築しようとしたけど、そうした基盤を持つ国の王様や元首もキリスト教の信者であった。宗教とは教義と救済のある思想を言うんだろうが、そういう意味では神道を国教化するのは到底無理である。宗教の要である死後の救済はないし、古事記は神代の物語であって教義ではない。むしろ経典があり戒律があり死後の救済を言及している仏教の方が宗教性が高いと言える。

天皇家が行ってきた祭祀儀礼は国璽だけれど、天皇の役割は神官のようなもので天皇しか行えない特殊なものである。天孫の子孫ではあるが、神官を務める天皇家の守護した宗教とはどう考えても密教(真言宗)なんだよね。今は系統がしっかりしているが廃仏毀釈があったからだと思う。天皇家の菩提寺である泉涌寺に行くと分かるが、もともと真言宗に浄土宗、曹洞宗に神道など系統に統率感がない信仰形態がなされていない。今は真言宗の古刹になっている。

天皇を中心に据えた国家守護のデザインは真言宗のスタイルなんだよね。加持祈祷の原点も密教にある。しかし都の鬼門に位置する比叡山天台宗はその地の利を活かし、また加持祈祷及び多数の優れた経典により威勢を放つ。天台宗の経典が元になり、浄土宗、浄土真宗、日蓮宗という宗派が生まれていく。古来からオリジナルを貫いているのは真言宗なんだよね。分派はあっても宗派はない。

王様が信仰する宗教が社会基盤をなるか、社会基盤となる宗教を王様が信仰するのか、そのどちらかが西洋の国家形態の主軸だから、普通に考えると国教は真言宗か、国之常立神を中心に据えた神道になるんだけど・・・結果的に明治新政府が自分らで考えた宗教基盤を天皇家に押し付けたことになる。

で、国土創世の神は大国主命であるということで、造化三神+天照大神with大国主命になったけど、どう考えても大国主命は土着神なんだよね。そして天照大神と対の存在は素戔嗚尊であり、月読命なんだよね。太陽と月と大地。

キリスト教の基本は三位一体。父(GOD)と子(キリスト)と精霊。三位は一体の唯一神であり絶対神である。一神教なのに三体あると突っ込んではいけない。そういう風になっていることが絶対原理であって、そこは疑う余地がない真実なのである。

んでさ、いつの間にか最高位である天照大神を差し置いて政府は天皇を現人神とした。現人神は少なくとも明治以降の考え方で、それ以前の天皇に今生神としての肩書はない。だって朝廷は信仰の対象ではないし、中国の「大王(おおかみ)」気に入らなくて天皇という称号を作ったに過ぎないから、皇族は神の系譜であるとされるが正確には王政の最高位の称号の事である。皇統性云々は置いておいてね、ややこしくなるから。

記録によると昭和16年の太平洋戦争突入のころから天皇を「現人神」としていて、明治、大正は少し様相が異なるそうだ。日清日露戦争時では天皇はまだ現人神ではないし、昭和16年に天皇が「現人神宣言」をしたわけでもないのに戦後天皇は「人間宣言」をしてる。してると云うよりもGHQにさせられたとした方が正解なんだと思う。明治神宮のご祀神は明治天皇なんだけど、概念上は死後神格化されただけであって、歴代天皇全てが神になったわけではない。死後は現在の国民と同様に仏さまになっていた。天皇が神となるのはまず怨霊にならないといけない。

だから明治天皇神は比較的新しい神道の解釈を持たせた神で、戦国武将や徳川家康がなったような英雄神に近いんだろう。まあ明治天皇は近代国家の礎の天皇だからあえて政府は「特別視」し神格を持たせることで天照大神と同等にしたのかなぁ。明治天皇の御陵は京都伏見にあった。埋め墓と参り墓みたいなことなのかなぁ。参り墓として明治神宮が建設されたのかなぁ。まあ東京には靖国神社以上の神社がないから上位に据えただけかもしれない。天皇の権力の誇示こそ、分かりやすいプロガバンダもないだろうしね。大正天皇崩御から東京武蔵野に御陵が移され神宮は建設されなかった言うから、天皇=神道=国体という感じが大正時代は一瞬なかったのかもしれないね。

キリスト教に似た一神教スタイル化を目指すきっかけは浄土真宗にある。武家の覚えもいいし、卜占、加持祈祷を禁じ、一仏信仰であることがキリスト教に似ていたからだ。それを考え出したのは真宗の僧侶。でも結局、国教には神道が選ばれる。たぶんね、宗教革命するにしても多様性過ぎる神仏習合してる仏教をまんま登用することは出来ないし、神仏習合の中にあり神道の置かれた地位は低いものであった。江戸時代には寺が戸籍や地域を管理するような町内会長みたいな役割を果たし幕府とも通じていたから、その存在感と権力が疎ましかったんだろう。

700年に渡り、一般庶民の知らぬところで(天子さんの存在は都人しか知らず日本全国津々浦々は朝廷も忘れてる江戸時代)、政は朝廷、国家の治安を守るのが武士の役目だった。天皇及び貴族は極端にケガレを嫌っていたので、殺生行為はもっぱら武士の役目だった。戦国の世が終わり恒久的平和と戦争のない社会を作り出した徳川家さえ、国の主権を奪い去りはしなかった。国の統治者は本来二つ要らない。朝廷は武家に権威を授ける最高位であったが、たぶん武家が最も天皇家を恐れたのは天皇家が祟る一族で粗末に扱うと怨霊となり禍いをもたらす神になるからではなかったか。怨霊化する一族として今よりもっと伝説化していたんだろうし、天皇家はぐ気御用達のブランドみたいだったのかなぁ。怨霊の一族から征夷大将軍を授けられるのは栄光と言うよりは、天皇家に認められたのだから、わが一族も祟るぞと言うことだったのかも知れない。

徳川治世の朝廷はほうほうの体で京都の貴族や町民が支援していたという。江戸後期にはほとんど幕府から見て重要な存在ではなかったんだろうなァ。江戸時代にも天皇や臣下が怨霊化して神格を持って神となっている。

忘れてはいけないが、天皇家は日本の王様でもあったけど、粗末にすると祟る一族でもあったんだ。他の国ように王様は民を養うために支援をする義務があるが、天皇家はその義務をほとんど果たしていない。国璽祭祀を行うことが唯一の仕事であって、それ以外は官僚が負っていた。律令制は王政とはあまり関係がないが、国民から税を徴収する仕組みを早くから作っていたから、国民が養う王様になっていたんだと思うな。ただ庶民はそれすら知らされてはいないのだけれど。。。。

まあ明治時代の兵隊が残した手紙などから推察すると、天皇は現人神ではないし、特に天皇ために戦ったという意識はなかったそうだ。ただ軍隊が軍事国家を目指すにあたり、国軍として戦死したものを慰霊する招魂社(のちの靖国神社)の靖国思想はあったそうである。徴兵制があったからやむなく国民の義務として戦争に参加しただけの事だったし、寺社に虐げられてきた農民は比較的スムーズに国が管理し自治体で運営する神道制度を快く受け入れていたのかも知れない。

廃仏毀釈令を出した政府が驚く以上の効果を民衆はあげた。堂宇を焼いたり仏像を破壊するとは思っていなかったようで、神社として祀る家屋から、仏教にかかわるものを”撤去”するだけで良かったんだと思う。廃仏毀釈がひどかった場所は幕府時代に差別が激しかった地域だったという。

作家の井沢さんは薩摩では破壊的な廃仏毀釈がされたと言い、長州藩(山口市と萩市)では特に厳しい破壊活動はなかったと書いているが、実際に神仏分離のモデルは津和野藩主が行ったことで、廃仏毀釈は浜田藩内で試したことだろう。薩摩と同様に藩内の差別がひどかった長州藩なのに浄土真宗のお蔭で破壊がなされないとしてる。山口市は別にしても、同じ藩内に城を二つ持ち、明治政府を主導した者らを輩出したのは萩藩でしょう。ここで起こらなかった言うことはここでは廃仏毀釈の事細かな指示が政府からなされていたからではないのかなぁ。主に廃仏毀釈を行ったのは農民なんだよね・・・。

神仏分離が早くから実施されていた津和野藩をパクり、まずは萩から近い場所で破壊的な廃仏毀釈が行われてる。明治までは地方の村社会に今でいう神社神道の信仰はなかった。だから現在、特別な土地柄(出雲や伊勢など)を除き、神道を信仰対象としてる人々が多い地区は、かつて差別が激しく、また徹底的な廃仏毀釈が行われた地区と言うことになる。長州藩は昔からダブルスタンダードが得意だった。そして萩藩は特に幕府に対する恨みがあり、ひどい差別があった。維新をクーデターと呼ぶのならば萩市はテロリストの温床だよね。革命が成功したから誰もそんな非難をはしないけど、松陰の思想がテロリズムを生み、侵略を正当化させ、植民地支配を行った。その原点はどう考えても萩にルーツがあるんだよね。

廃藩置県に廃刀令により、薩摩は朝敵(賊軍)となるわけだけど、近代国家の礎だ誉れだと言いながら明治政府内に西洋かぶれの長州属がたくさんいて、その後に悲劇を生む制度政策を実施した。面倒臭い作業は放り出して、乱暴に政府主導で神仏を引きはがし、日本の宗教観をぶち壊した。

だって寺を焼いたり仏族を焼くとバチが当たるでしょう。罰当たりな行為をもし長州属がしたのなら、それは浄土真宗への帰依があったからではないだろう。明治政府を取り仕切っていたのは主に長州属なので、当然のこと浄土真宗を国教にすべきなんだ。被害の大小の問題ではないと思う。たぶん神道の方がよりキリスト教に近いことを考えたからではないのだろうか。

日本の宗教、特に神道は多神教である。対するキリスト教は一神教であるが、絶対に揺るがないものがあって、三位一体の形式を取りながら唯一の絶対神は一人だという。これは誰がどんな例を持って指摘しても覆ることがない事実なんだけど、たぶん聖人の位置づけがまた神道に似ていたんじゃないのかなぁ。唯一神がいて神のような聖人がいる。神は絶対的な存在で偶像崇拝を許さず(でも偶像を描いた絵画や彫刻は無数にあるよね)、聖人は特別な存在の殉教者でしかない。尊敬や崇拝を受けるが決して神ではない。それが「原理」だから揺るがないのである。

神と聖人の数=天照大神と神話の神。

対して仏と阿闍梨の数?如来と菩薩、観音、天倍、渡来神・・・。

仏教を書き換えるのは相当な困難と労力を費やす。しかし神道は神話はあるが、儀礼はなく、または偶像も存在しない。まあキリスト教的にはご神体も偶像なのだが、明治時代にそこまで卓越した人物もいないだろう。神学はキリスト教を学ぶ者の戒律だけど、キリスト教を宗教として解読した学問的なものが日本にあったとは考えにくい。

白紙に近い神道なら、作り替えることも可能であるし、一から書くことが出来る。蓄積された文化と教義と莫大な経典と、なんせ支配を企む東アジアから派生した学問のような仏の戒律。江戸期まで仏教は仏法と呼ばれ、伝来当初は教義の類似点からキリスト教は仏法の一つだと解釈されていたらしいので、多様性宗教観の中にすでに取り込まれている部分もある。

ゆえに書き直す手間を省き、人間(政府)の手で自由に書き興せる宗教のようなものは神道しかなかったんだと思うぞ。仏法も今のような宗教観はなく、習俗のような習わしでしかなかったんだと思うな。地蔵尊を見かけて手を合わせるのは宗教儀礼ではなく、仏像には手を合わせるものだという習わしの伝承なんだと思うしね。その所作は自然偶発的な体現であって、その瞬間に宗教色はないだろう。

やられたらやり返すのはいい。ハンムラビ経典の目には目を歯には歯をという戒律を思い出す。これは怖い言葉でも何でもない。殴られて歯を折られたら、仕返ししていいのは歯を折るまで、同じように目を潰されたら相手の目を潰すまでと言う意味で争いの限度を示している。日本風なら喧嘩両成敗だろう。

でも朝廷を率いた薩長同盟がやったことは、やられなくても徹底的にやってやる、の精神でいかにも短絡的である。江戸は無血開城し、江戸市中は戦禍にまみれることはなかったが、一度火のついた闘争心を鎮火させる発令はされていない。まあ東京での戦はフランス(幕府)とイギリス(朝軍)の代理戦争でもあり、両国は武器を互いに売りつけて儲けるのがその根底にあった。軍事ビジネスは両国の国策でもあったんだ。

そこまではさすがに一般の朝軍も知らなかったと思うけど、手元には最新式の武器もあるし、相手は朝廷に逆らう賊軍である。大義もある。ってことは、攻撃していい理由がある限り、やられなくてもやり続けても言い訳である。だから斬撃を合図で行ったんだ。その短絡的さは、書き換えるのは面倒臭い。一から書き直せばいいと神道を政治的な意図で国教化した明治政府の考え方によく似ているよね???

やられなくてもやる。だって敵だから・・・。

これって”異次元の制裁”を試みるつもりの人物の発想に似ていない?

我が国は資源が乏しい。(交易してより良い条件で取引をする)面倒臭い手続きを取っ払って、自国にないものは他国から奪え。わが国に(戦争に必要な資源)ないんだから奪われてもしょうがないと侵略戦争を正当化し、のちに帝国の軍部の手本となる吉田松陰の乱暴な思想。

この150年の近代の政治体制は長州藩が考え出した愚策に愚考の積み重ねである。神仏分離のバチや弊害が昭和16年の開戦を持って悲劇的に結実した。

戦後は戦後で、占領軍の手先となり、同盟と呼ぶにはおぞましい属国日本を決定づける密約にサインした異次元総理のじいさん。

吉田松陰の危険思想を危惧して極刑を進言したのは長州藩主だと言われている。その危険人物を危険思想を崇めてのちの国作りの根底に据えたのは元萩藩士たち。200数キロの先に、陰謀と謀略に満ち溢れた危険人物たちがいっぱいいたと思うと背筋が凍る想いがする。この150年間は天皇の時代と見せかけてはいるが、この国を実効支配しているのは長州藩(萩藩)の亡霊たちなんだと思う。それこそ執念深い怨霊たちの夢のあと・・・。

今の萩市は嫌いじゃないし、阿武火山帯は素晴らしい。一つ文句があるとすれば明治産業革命遺産に選ばれてることかな。反射炉は別にいいんだ。松陰神社を世界遺産にすることが間違いだ。世界に誇る我が国の神社は無数にある。萩市は松陰を誇ればいいが、そんな偉人を日本の代表する神として紹介するのは恥ずかしいし、神社として若すぎるし、思想信条が出まくってる。それってね、靖国神社を世界遺産登録しましょうという話くらいに滑稽なことで、なぜに松陰神社側が辞退しなかったのか不思議でならない。松陰神社はあっていい、但し世界遺産になるべきではない。ちょっとして戦争遺産として登録したわけでもあるまいに。

これは安倍政権の安倍の肝いりでごり押しされたようだけど、この男は歴史とか由緒とか全然重んじてないからダメだと思うし、嫌いなんだ。

そんで戊辰戦争の雇われ兵隊がしたような、やれれなくてもやってやるという低俗な精神性を発揮してる。こんな雑な県民性ではないと思っていたけどそれは本物の長州藩(山口市)の方で、偽物だった長州藩(萩市)は短絡的で雑だし歴史を重んじないんだとつい私的に思ってしまう。島根県には出雲地方と石見地方があるが、厳密にいうと石見地方は二つに分かれてる。大田江津浜田は島根県の石見地方であるが、益田市以西は山口県の石見地方である。幕末や明治初頭にひどい目にあわされて(?)、萩藩に隷属した地域性がいまだに残っている。なにかあると山口県に乗っかる。山口県に憧れてる。

行政の関係もいまだにそう。浜田市は萩市に対抗心をメラメラと燃やすが、益田市は常に萩市をリスペクトし持ち上げて、ひらにひらに接してる。言いなりと言うよりはそれこそ萩市を忖度してる。空港の愛称がそうでしょう?島根県にあるんだから石見・萩空でしょう。なのに県外の都市名が先にある。萩は観光地だからと言うが、そこまで全国区なわけじゃない。今でこそ世界遺産のおこぼれを貰ったから過疎観光地が脚光を浴びたけど、それはすべて安倍様様のお蔭。

空港の愛称でいちばんおおかったのは「石見神楽」空港だった。「いわみかぐらと」と呼ぶ。地元が誇る伝統芸能のことだ。出雲は大社にちなんで「縁結び」出雲空港だ。神話県なんだから石見神楽空港でいいよね。なのに”観光促進の面もあると”と萩がやらせでメジャーになる前に政治判断で愛称が決定され、いやしくも島根県にありながら「萩・石見空港」になっている。

その時の行政側の言い訳が見苦しい。石見神楽空港では読みにくい。はぁ?萩・いわみ空港じゃないだろうが。神楽くらいは中坊になれば読めるわ。それこそ萩を荻と間違える人だっている。正確性を期するのなら、いわみはぎ空港だよな・・・。

とんだ笑いもんだ。利用率も低いし、客は助成金目当てばかりで活性化に繋がってもいない。なににも等しい。

だから益田市は萩市の属州か飛び地で、山口県の石見地方だと思ってる。今では戦国時代の起源が遡って、応仁の乱から始まったとされてるから、呼称に嘘はないけれど、どういうセンスがあったから石見の戦国武将として益田氏の名前が出てくるのか信じられんわ。これは歴史の改ざんだと思うぞ。今まで益田氏は戦国武将の一人として語られていないし、そういうカテゴライズに入らない一族だと思うけど。鎌倉室町の武将でしょう・・・・。人麻呂公にしてもそうだけど既成事実化させすぎ。

どう考えても人麻呂は流刑されていないし、都で死んでます。萩市に感化されないでファンタジー化を辞めて欲しい・・・。

益田氏の祖先は都の藤原北家で流刑され、浜田市にあったとされる国府に左遷されてきた国司。その近くの集落の地名を名乗り、神御本(みかもと)と姓を名乗る。山間部には強い豪族がいて、西へ西へ下り現在の益田市に移住した。さすが春日系藤原族なので、都との交流も盛んでいろいろ文化伝承をねつ造した。悪いけどそのくらいの印象しかない。

まあ安倍政権が終わると今がピークの萩観光も忖度がされなくなり、萩・石見空港も助成金過多になっても利用率が改善されないとみなされて東京一便に戻るだろう。廃止にはならないよ。東京に取り入れてる路線は最低一往復の運航が法的に義務付けられているからだ。もう有事が近いんでPAC3を配備して欲しいから自衛隊基地になればいい。

それは冗談だけど民主党時代はJAL、自民党時代はANAで、特区制度みたいなコンテストがあって二便化になったんだっけ?よく覚えていないけど。

まあ安倍政権下の特区は合法的なインチキだから、損した自治体も企業も多いだろう。だから安倍政権と共に山口県石見地方の命運は尽きるんだろうなァ・・・。市民に恨みはないけど体質的に土地の属性が苦手。おいらは基本バリバリの密教系体質だから、浅い歴史の神道系の土地は相まみれない。まあどのみち、安倍さんは自らが短命な決断を表明したんだから、平和的外交がなされたらさっさと退陣すればいい。もうあのやり方や手腕はウンザリ。それに官邸の言いなりのマスコミも早く色を変えて欲しい。

今日何事もなければ10月の記念日にも何もないよ。今度は世界常識に習って「ロケットの実験」しますんでと入れ知恵がなされた北朝鮮が堂々とミサイル実験をするだけ。地理的に海上に着弾させねばならず、日本上空と云うよりも衛星がある場所よりも高い宇宙空間を通過させますので、ご心配のないように、と言われたら非難は出来ても抗議はしにくくなるだろう。

入れ知恵するのはロシアか、中国か、ドイツか、スイスか、フランスか、果たしてNYチャンネルを通じてのアメリカか。所詮日本は出る幕がない。宇宙空間は領空ではないよね。

改憲も五輪の時の首相も泡と消える・・・。

異次元に訴えるしか支持率回復はなかったんだよ。おまけに安倍さんの友情が熱すぎて、加計さんは申請取り下げも出来ない。建設会社は岡山選出の国会議員のファミリー企業だし、建設は続けられてる。助成金を減らされて、無償化の土地を賃貸か、買取にさせられたら学園の儲けはないし、建設会社の支払いも滞る。末路は大規模な森友学園がオチだろうね。開学するのも地獄ときてるし、半端にも止められない。安倍さんの思いこみの強さで地方都市経済もボロボロになる。

インチキの合法化による被害者がたくさん生まれるんだろう。「ない」ところから作り出すのは得意の芸風だろうけど、ちと手法が古臭いかな。明治なら速やかに実行されたことだけど。

もうあんな辛気臭い異次元総理は見たくない。

おいらが英霊なら戦争を全力で止める。国家守護とは戦争をしないことだから。どんなお願いをしにお詣りしていたんだか。

今日一日が嵐の前ぶれでないことを信じよう。

ちょっとだけ内政用のスピーチの斬首作戦が効いたのかなぁ。北朝鮮人で暗殺を行わせる可能性を示唆したことで疑心暗鬼になっているだろうから。

とにかく日本に核を保有させるところまで暴走しないで欲しい。長州属系の政治体質が終わらないうちには政府に武器を持たせるのも危険だと思うなァ。近代憲法とは、国民(権利)を国から守るためのものであって、政府が主導して行うものでは断じてない。第九条に目隠しされているが事実上新安保でこの平和条項はすでに形骸化されている。

自民党草案も政治団体草案もね、主権を国民から取り戻し、基本的人権を取り上げて、平和主義を否定する解釈が出来るように工夫されて作られてる。いま個人に付加される権利は個人を保護するが、自民党案ではその権利の枠を家族単位の権利に変えようとしてる。言い換えると、家族間の責任は個人の権利よりも優先させるということ。家族内で問題や責任、介護問題など起こったときは国は何もしないから家族の責任で何とかしてねということ。個人の権利や主張ははく奪され、責任は家族が負う。道徳的にはもっともらしいけど法的には困るよね。

教育勅語を都合よく解釈し、教育現場に用いることを閣議決定した右翼政権だからね。保守なんて中立っぽい奇麗な呼び名をすべきではないと思う。教育勅語をよく読んでください。道徳らしい表現に満ち満ちているけど、個人的人権はないよね・・・。

それでもいま改憲が必要?

それよりも値引きすら許さないアメリカらの武器購入に意見できるように安保、地位協定をまず先に見直するべきだ。

それから改憲に行かないとまた順番を間違えて、長州属の政府体制が悪夢のように続いてく。戦争を美化したのは誰か?

右翼さんたちではない。

美化を主導したのは政府。

まあ美しいとか、戦略とか、革命とか、一億との単語が並んだから右傾化を考えた方がいい。自国ファーストならいいが、安倍さんらがやってんのはアメリカに優遇された特権階級ファーストだから。



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