戦争はイヤ

あさイチで”戦争を防ぐためにわたしたちにできることは？”という特集をしてる。

どうして戦争を規定するんだろうね。アメリカに対する威嚇射撃が、まさに日本に向けて攻撃をしたとなりつつある。こういう”空気”のまとめ方がこういうときにはいちばん悪いと思う。北から受けた実質的被害は拉致事件だと思う。しかし何かしらのホットラインがずっとあって小泉訪朝が実現されている。

自民党は長く拉致事件の関与に猜疑的だった。社会党、共産党が訴えてきたことが事実だった。一説には北の建国には日本が関わっていたという話もある。元々北朝鮮は鉱物資源が豊富で、戦前には日本の軍需工場もあった。ここで核爆弾を開発していたという。もし日本が先に開発に成功していたら、日本は原爆投下国であったかもしれない。まあB29のような爆弾搭載機はなかったから実行できたかどうかは分からないけど、自国の兵士を犠牲にしても、どこかでの地上戦で使用していたかも知れない・・・。

かろうじていういい方は変だけど、世界で唯一の核被爆国になった。

日本を実効支配してるアメリカ軍の本を読んだ。制空権はほぼアメリカ軍に握られているし、アメリカ軍は日本国内のどんな場所でも治外法権が適用される。面白いのはアメリカが日本を支配しているのではなく、アメリカ”軍”が日本の政府高官と戦後に密約した結果なのだ。多くの政治家も関わってる。一方的な降伏で、一方的に押し付けらたという考えも出てくるけど、たぶん強いモノにすぐに迎合する日本人の事だから、占領軍に忖度したんだろう。

とりあえずアメリカ軍は日本のどこでも基地が作れることになっていて、日本はその提案を拒めないことになっている。こういう展開がなされて米軍基地がおかれてる国は日本、韓国、台湾だそうだ。フィリピンにしても米軍基地の数を制限しているんだけどね。

日本の政治家、右翼が”押しつけらたみっともない憲法(安倍談)”と日本憲法を忌避するけど、実際に憲法より問題なのは米軍との安保や地位協定の方なのだと書かれていた。

日本が自国防衛を歌い、第９条の廃止や自衛隊を軍として、また天皇を象徴から”元首”にすべく、最もらしい理由をつけて憲法改正を叫んでいるが、アメリカ軍の実効支配が続く限りは、憲法を変えても日本は自治権を取り戻せないんだ。なのに政治の誰も、右翼団体の誰も言わない。

事実上、日本政府はアメリカの支配下にあると言える。同時にアメリカの決裁なしに軍需行動は制限されている。自国防衛論とアメリカ軍との安保、地位協定の見直し論が同時に起こらないのは実はおかしな話なのである。主権国家に戻る気はさらさらないのである。

だけど、安倍は憲法のせいで、自国防衛が出来ないせいでまるで”北朝鮮が日本を攻撃対象にする”と言いたげな雰囲気で憲法改正を国民に問う。憲法を替えても自国防衛など出来ないことを知っていて嘘をついてる。アメリカの許可なしに開戦も応戦も出来ない”事実”を隠してる。

海外との連携、同盟維持強化のために安保改正は必然的だと訴えたが、安倍はただ事実上は不可能なのだが、戦争が出来る状態に戻したんだよね。安倍は戦争がしたい、ただの子供だ。

今の日本の平和は、憲法第九条の戦争放棄と平和主義にて守られている。不戦の誓いをしてる国を攻撃するのは国際的に恥ずかしい行為だからなんだろう。他国にはまだ自制心や尊厳が国としてあると言うことだ。

”戦争を防ぐためにわたしたちにできることは？”はなにもない。国民の代表である内閣も総理も、更なる経済制裁を呼びかけ、対話をする気もない。本来日本は北朝鮮を非難しながら、対話を呼びかけねばいけないのに、その役目を中国が担ってる。不自然極まりない。

安倍さんを見ていると純粋な日本人として北朝鮮を非難しているのか、アメリカ軍の立場になってアメリカ軍の代わりに教鞭な姿勢を取っているのか分からない。

そして今は日本とアメリカとの間にもかなりの温度差が出来ている。北朝鮮の挑発をわが国に対する脅威と煽り立て、また追い込みを掛けることで更なる暴挙を起こさせるように制裁を加えているのはアメリカ軍に支配された日本の、戦争がしたい総理大臣その人なのである。とにかく安倍は世界の主役になりたいのである。しかしそんな器は毛頭ないし、世界で認められている訳でもない。

だからもし北との有事を本気で国民が止めることが出来るとしたら、それは安倍政権を、自民党を引き下ろすことである。それしかないんだ。

北方領土返還にわずかに光が差し込んだ2016年。いまは事実上、返還交渉は終わってる。それは地位協定のせいだし、本気で領土返還を叫ぶなら、返還された領土に軍は作らないと交渉すべきだった。だけど日本は”アメリカが基地を作ることをある”と地位協定通りの内容を伝えたためにロシアとの交渉は決裂した。

たぶんもう二度と北方領土返還の交渉にもロシアは応じない。

まあわからずやは、それでも日本から奪い取った土地を返すのは当然だし、その場所を何に使用しようがロシアに文句を言われる筋合いはないというだろう。しかし日本もアメリカの意のままに北方領土にアメリカ基地を作りたくはないから、可能性を示唆し、中止に追い込んだの

安倍さんは北方領土交渉失敗を忌避し未だに何も言わない。アメリカの意に添う結果を得られた訳ではないからだ。安倍さんを戦後最低の総理だという人もいるが、安倍さんほどアメリカに忠実な飼い犬もいなかったと云うことなんだろう。

だから北朝鮮はこれまでと違う対応も日本に取るようになった。

今の安倍さんは日本の代表としての意見よりも、アメリカ軍の特使みたいな発言ばかりをしてる。国民の平和や安全は二の次なのである。

私たちに何ができるかと言えば、右翼や保守のフリしてる安倍と安倍内閣、そして安倍を支援する自民党を事実上更迭することだ。

・・・陰謀論としてはよく出来ているが、民主党時代の鳩山さんが沖縄から基地を移動させると言ってしまったから、東北大震災は報復として起こされたのではないかという話がある。鳩山さんが言い出したことはアメリカ軍からすると安保と地位協定を無視した意見である。

私たちは愚かにも戦前のテクノロジーが今よりも劣っていたような感触を受けるけど、地質学などはすでに確立され、活断層や海溝などの状態はほぼ網羅されている。だから北朝鮮に豊富な資源があることも周知の事実なのだ。海溝の構造が分かっていると云うことは理論上、人工的に地震が起こせるということなのかも知れない。もしかすると鳩山さんを総理から引きずり下ろすことでは飽き足らず、民主政権下を嫌ったアメリカ軍が行動に移したのかも知れない。

もしかすると東北大震災がなかったら今も民主党政権で、多少景気は悪いかも知れないが、日本がアメリカ軍の支配を離れ、着実に独立国としての成長を遂げていたかも知れない。

そう考えると、今の安倍さんはアメリカ軍に恩返ししてることになる。政権を奪還してくれたのは国民ではない。アメリカ軍のテクノロジーかも知れないんだ。

その条件として、保守系政治家と右翼が望む、貴族政治の復活と神社の国立化くらいは認めてもらったんではないんだろうか。共謀罪はリップサービスだと思うけどね。アメリカの滅ぼされた文化を、アメリカの支援により取り戻すなんて、それこそ神道はそんな形で復古させてはいけないと思うぞ。何よりも英霊が悲しむことをしてはいけない。

だから英霊はアンチ安倍、アンチ自民党の立場を取っているんだろうか。国家の作り出した神ではあるが、まったくもって国家に忠誠を尽くすような神にはなっていない。アメリカに従属するこの国を憎んでる・・・。霊的な世界がシフトして、今の霊性は明治維新以降の存在が主体となっている。2016年から徐々に始まって2017年2月からは支配霊層が変わった。

だから2月を期に安倍政権はそれまでの旺盛を失い、失脚の一途を辿りだしている。

少なからず英霊の御霊を鎮める力を持っているのは時の今生天皇のみである。いかんせん右派系の政治家が束を揃えて出向いても、絶対に鎮まることなどない。

だって英霊は戦争を望んではいないし、保守や右翼の信奉する神にはならなかったからだ。どんな痛ましい経験や戦死であろうと英霊は恒久的な平和を望む、正霊になったことは間違いがない。だからこそ靖国神社が保守や右翼の聖地になってることに憤慨しているのだと思う。

死に方や死に様は関係がなかった。むしろ正義が過ぎるほどの霊性を身に着けた存在こそ英霊なのかも知れないなァ。たぶん安倍政治の存続や自民党の継続を望んでなどいない。

まあ考えると憲法もある意味、作文だし、祝詞と同じ効果があるのかもしれんな？不戦の誓いをないがしろにする今の政治に対して怒りを抱えているのかも知れない。神は是だし、力を制御することもしない。あんがいこの雨も警告だったのかも知れない。

グアムのオバサン情報だけど、天候不良でグアム方面に向けてミサイル実験は中止されたという話もある。グアムはたくさんの英霊さんがいる地でもある。
もし当初のコースを辿ったら、ミサイル迎撃(高度550キロを飛んでいるから事実上迎撃は負かだけど)という愚かな選択を日本政府と在日アメリカ軍は行っていたかも知れない。このコースのみアメリカ軍が許可していたのかも知れない。まあ日本側の手違いと云うことなんだろうけどね・・・。

順安からミサイルが発射されたのも国際空港があり、民間機に問題が生じては困るので、ジャミングの影響を受けない場所だったからではないのかなぁ。日韓軍事訓練中はたぶんジャミングを掛けて電波を妨害していたと思うから、前回の短距離ミサイルの実験は失敗に終わったんだと思う。

まあ想像だけどね。

”戦争を防ぐためにわたしたちにできることは・・・は日本の為政者のふりをしてアメリカ軍にしっぽを振る、保守でも右翼でもない半端な立ち位置の安倍総理を総理の座から引きずり落とすことだ。それしか今の急時を凌ぐ手立てはないと思う。