★ うむむ。 ★

みんなガンバレ~♪ by 応援団長 もけ。

ある日、チャットにて…2

2004年05月12日 02時37分00秒 | 言霊(あるいは言葉遊び)
   ・
   ・
   ・

彼 :ベニヤ板が立っています
彼女:うん
彼 :厚さ3ミリ
彼 :押してみて

彼女:ベコンって撓った
彼 :もうひとつ、「あすなろ」の木でできた厚さ10cmの板があります
彼 :思いっきり押してみて

彼女:押せない、ビクともしない
彼 :押しただけの力が、君にそのまま返っていくだろう?
彼女:うん
彼 :甘えるってね、そういう事
彼女:ふむ
彼 :愛情もそう
彼 :真心もそう

彼女:真心……久しぶりに聞いた言葉
彼 :もうひとつ言うと、憎悪もそうなんだ
彼女:うん、、憎悪
彼 :ね?
彼 :板になるべき人はそのために頑張るわけで
彼 :でも、それは誰にでもできることで
彼 :やるかやらないか、ただそれだけのこと

彼女:そうなんだ…ね
彼 :たとえば、今僕が君に対して厚さ5cmの板だとしたら
彼 :明日は6cmになりたいわけ

彼女:うん
彼 :あさっては7cmになりたいわけ
彼 :そうすればそれだけのものを君に返せるから

彼女:うん
彼女:じゃあさ、思い切りタックルしていい?

彼 :もちろんだよ
彼 :努力しなくなると、板はどんどん薄くなっていってしまうから

彼女:うん、私も厚くなる
彼女:そうやって二人とも厚くなったらさ、倒れないよね



彼 :君と僕という二本の「あすなろ」は
彼 :お互いの姿が良く見えるように
彼 :向かいあって一緒に頑張っているだろう?

彼女:うん、一人で頑張るより、もっともっと頑張れる
彼 :励まし合うことが、どれほど力になることか
彼 :二本のあすなろは一本の立派な檜より素晴らしい

彼女:うん
彼 :どちらかが傾きそうになったら
彼女:もう一方が支えるんだね

   ・
   ・
   ・


「あすなろ」