動物病院で飼われていた猫は当時10匹以上いたと思う。
その中でも私が特に気に入っていた猫が「チロ」という名の、
全身真っ白なんだけど、頭のてっぺん(額よりちょっと上)が
ちょっとだけ灰色の斑点がある猫がいた。
どこの猫もそうだと思うのだが、彼らは狩りをする。
ネズミは言うに及ばず、トカゲであったりゴキ(!!!)であったり。
チロはネズミを捕ってきてはそのへんに置いておくので
気がつかずに踏むことが・・・
あるとき、チロが何やら大きな毛玉をくわえて歩いてきた。
”うわっ! イタチか何か捕ってきたーーーーーーーーーーーー!
”
最初に見たとき、そう思った。
ヘンなもの食べて、寄生虫でも出たらヤなので
チロを捕まえて獲物を引き離そうとするのだが、がっちりくわえて離さない。
しかたがないので、おいしい缶詰を開けて、そっちに気が向いている間に
獲物を隠した。
獣医の若いお医者さんに、
「これ・・・何だと思います?」
かなりグチャグチャとしゃぶったであろう獲物をびろ~んと広げて・・・
「これ・・・動物っていうより、毛皮じゃぁ・・・」
若いお医者さんは瞬間、”マズイぞ!”という顔をして一言。
「もー。さん、お願い。捨ててきて!」
はい。 証拠隠滅ですね・・・(--;;
たぶん、ソレは毛皮のコートの一部、あるいは
毛皮の襟巻き(高級品っぽい)であったと思われた。
毛皮をどこから持ってきたんだーーーーーーーーーーーーーー!(><)
グチャグチャになったものを返すわけにもいかず
結局は紙袋に厳重にくるんでゴミに捨てました・・・
その後しばらくチロは外出禁止(ケージに閉じ込められた)を言い渡され
私たちはどこかのお宅から苦情がきたらどうしようとビクビクして過ごしたのだった。
ほぼ1週間、チロはケージで生活し、
ほとぼりがさめた頃、ようやくケージから出してもらったのだが・・・
ケージから出してもらったその日、
またしても獲物をくわえてきました
今度は何だーーーーーー
若いお医者さんがチロから取り上げて私の方へ差し出したので
「今度は何ですか?」
・・・・・(私)
・・・・・・・・・・・・・・(若い獣医さん)
ボンボンのようなものが付いているように見える・・・ぞ、と。
前回、狩ってきた獲物の、別なパーツ(毛皮)であったようでした。
チロは部屋に軟禁となり、獲物は再び証拠隠滅となったのでした・・・
その中でも私が特に気に入っていた猫が「チロ」という名の、
全身真っ白なんだけど、頭のてっぺん(額よりちょっと上)が
ちょっとだけ灰色の斑点がある猫がいた。
どこの猫もそうだと思うのだが、彼らは狩りをする。
ネズミは言うに及ばず、トカゲであったりゴキ(!!!)であったり。
チロはネズミを捕ってきてはそのへんに置いておくので
気がつかずに踏むことが・・・

あるとき、チロが何やら大きな毛玉をくわえて歩いてきた。
”うわっ! イタチか何か捕ってきたーーーーーーーーーーーー!

最初に見たとき、そう思った。
ヘンなもの食べて、寄生虫でも出たらヤなので
チロを捕まえて獲物を引き離そうとするのだが、がっちりくわえて離さない。
しかたがないので、おいしい缶詰を開けて、そっちに気が向いている間に
獲物を隠した。
獣医の若いお医者さんに、
「これ・・・何だと思います?」
かなりグチャグチャとしゃぶったであろう獲物をびろ~んと広げて・・・
「これ・・・動物っていうより、毛皮じゃぁ・・・」
若いお医者さんは瞬間、”マズイぞ!”という顔をして一言。
「もー。さん、お願い。捨ててきて!」
はい。 証拠隠滅ですね・・・(--;;
たぶん、ソレは毛皮のコートの一部、あるいは
毛皮の襟巻き(高級品っぽい)であったと思われた。

毛皮をどこから持ってきたんだーーーーーーーーーーーーーー!(><)
グチャグチャになったものを返すわけにもいかず
結局は紙袋に厳重にくるんでゴミに捨てました・・・
その後しばらくチロは外出禁止(ケージに閉じ込められた)を言い渡され
私たちはどこかのお宅から苦情がきたらどうしようとビクビクして過ごしたのだった。
ほぼ1週間、チロはケージで生活し、
ほとぼりがさめた頃、ようやくケージから出してもらったのだが・・・
ケージから出してもらったその日、
またしても獲物をくわえてきました

今度は何だーーーーーー

若いお医者さんがチロから取り上げて私の方へ差し出したので
「今度は何ですか?」
・・・・・(私)

・・・・・・・・・・・・・・(若い獣医さん)

ボンボンのようなものが付いているように見える・・・ぞ、と。
前回、狩ってきた獲物の、別なパーツ(毛皮)であったようでした。
チロは部屋に軟禁となり、獲物は再び証拠隠滅となったのでした・・・
モズのハヤニエみたいにどっかに隠してあったんですかね獲物(笑)
実は誰にも知られずに宝物保管用の別荘を作ってたりして
縁の下とかに(笑)
ある家は飼っていたインコを食われ、
ある家は物置のジャコや煮干しを食われ、
ある家は晩のおかずである魚を盗られていた。
引き戸を両手で開けるという秘技を習得していた為だ。
また美猫だったので、憎まれなかったのかもしれない。w
それを我が家で餌付けして、改心させたのであった。
元々メスだから家に着くんだけどね。
思い出は書ききれないほど、だ。
ネコって自分が隠しておいたものの事を覚えているのかな?(--;;
意外とあきて、”存じません”状態から忘れてないのかなぁ・・・
チロは相当色々なモノを捕ってきてたから、捨てるのが大変だった。(爆)
モズのハヤニエっていえば、独身の時にあったぞ!
玄関先に鉢植えのナンテンを置いてあったんだけど(1mもないんだよ)
ある日気がつくと枯れた枝にトカゲが引っかかっていて、しかも干からびていて・・・
一瞬、何かの呪詛かと思ったんだけど(生きていた時に引っかかったなら、自力で脱出できるような引っかかり方だった)もしかしたらこれが話に聞く『モズのハヤニエ』か! って思った。
美猫!
そう、チロも美男子だったのよー!(爆)
だから多少のことは大目に見てたんだけどね。
両手で開けちゃうなんて、相当熟練した腕を持っていたのねぇ。
でもそれを飼い猫レベルにもっていくなんて・・・
そっちのほうがすごいわ!
冬も猫使いだったのね。