客「大将 今日のおすすめは?」
大将「そうですね コハダなんかどうですか?
今日絞めたばっかりでタイミング的にもバッチリですよ」
客「コハダかぁ 俺ヒカリモノ駄目なんだよな」
大将「じゃアナゴは?」
客「アナゴ?駄目駄目 長いもの駄目」
大将(じゃ聞くんじゃねぇよ 面倒くせー)
大将「じゃ卵焼き」
客「うん それ」
大将(市場で買ってきた卵焼きでも喰わせておけ)
大抵の場合おすすめを聞いてくるお客さんはすすめた物は食べない。
大抵の場合居酒屋の調理人は味見はおろか食べた事の無い物を毎日作っている。
事が多い。
ホールで働く従業員も然り。
1度も食べた事の無い物を上の人から言われるままにおすすめしているケースがほとんどである。
お客さんに「これ美味しいの?」て聞かれて若いバイトの子が「分かりません 食べた事が無いので」とか言ってるのをたまに聞くけど至極当然の話なのであーる。