
ライブに備えて弦の交換、お手入れに見えました。
さてと・・・
今日の工程は・・・
①古い弦をはずす。
早速・・ 弦が指にブス!! 痛いです。気をつけてやらないと。
弦を指に刺してしまうのは・・・ 良く私もやってしまいます。
特に、最近「老眼」ものでよく見えません・・・。
メガネするんですけど・・ペグ周りは見えにくいてすね。
②フレット、ボディーのお掃除
弦下部分は、弦が張ってあると手をいれにくい部分ですから、
こんな時こそお掃除を。
フレットはオレンジオイルをクロスに染み込ませて・・・
付けすぎは注意ですね。
③弦を張ります。
巻き方向を間違わないようにね。すべての弦が内側からブリッジへ向かっているようにします。
ここが、一番難しいですね
どのくらい弦に巻きつけたらよいのか・・・とか・・
それと、しっかりテンションかけながら巻き上げていかないと、「ボヨーン!!」とペグから
外れてしまったりして・・・
④張り終わったら・・チューニング・・します。
その際に、ネックの反りを確認します。
ネックの反りは、弦の鳴りに直接影響します。
無論、普段からネックの状態確認は必要なんですが・・・
根岸くんのギターのネックはとても「良好」でした。
ただ、これから、梅雨・・・ ギターの木部への水分含有率が増し・・・
そして、梅雨明けの猛暑で、木部の水分が抜けます。この時に、
ネックにストレスが発生します。反りの原因となります。
梅雨明けは特に注意を。また、普段から直射日光を避ける・・・
つまり・・高温多湿を避けてあげる必要があますね。
車中放置は特に注意です。
ネックから出た水分が、フレットの上に水滴となって付着していたケースも
経験しております。
なんか・・チューニング・・バランスが悪く・・・・
しっかりネックが反ってましたね。
あわせて・・・
アンプに通して、チューニングする際に、金属部分のチェックも。
特に・・・ジャックですね。一番損耗が激しい場所です。
ガリ・・ ノイズ・・ しつかり、自分の耳で確かめる必要があります。
一通り説明しながらのメンテナンス・・・ やはり1時間はかかります。
慣れれば、ほんの、15分くらいでできてしまうのですが・・・
最初は、いろいろなことを知る必要がありますから・・。
それでも、なかなか、習得するには時間がかかりますね。
しかし、それだけ、ギターについて詳しくなれます。
自分で使うものを自分でメンテナンスをする。
とても大切なことですね。
専門的な知識は、身近なお手入れから・・・・
決して、難しいものではありません。女性でももちろんできますし・・
詳しくなることができます。
自分の手でメンテナンスしたギターから自分の出したい音を出す・・・
こんな楽しみ方も、いいですね。
当ジムでは、メンテナンスを依頼される場合には、1000円+弦代・・で
承っています。ですので・・・ ポピュラーな弦を張って、しめて、1600円程度。
もし、この日の根岸くんのように自分で行う場合は、500円+弦代で、
アドバイス、張替え場所の提供、道具の貸出、また、オイルや復活材も含めての金額です。
ご希望の方は、ご利用ください。
サウンドジム 森
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