いよいよ本格的にギター&ボーカルへの取り組みが始まりました佐藤真綺さん(EG&Vo)です。
今回の新曲は少し急いだかな・・とも思いましたが、
「これでよい」というタイミングを定めることは誰でも難しいことです。
ギターならまだしも、ボーカルについては、普遍的かつ永続的だからです。
ギターを覚え、歌が歌えるのなら、「時期尚早」なんてことはありません。
いつでも「GO!!」です。
そして、マイクに向かったならば、まずは「大きい声」を出すことです。
そこから、永い旅が始まります。ゴールはありません。
これでよいということもありません。
逆に「今ならこれがBest」という評価も下すことができますので。
さて、声が大きいと、まず、「聞こえる」ということです。
「聞こえる」ことにより、その結果を明確に確認することができます。
ここで、大切なのは、「ヘタウマ」なんて断片的な結果で捕らえないことです。
まず、「ありのまま」をしっかり受け止めるべきです。
そして、なにがどうしたのか・・・ 特に、「失敗した」ということに、感傷的になることを抑えつつ、
事実をしっか確認しましょう。
音程が外れてたのか・・
リズムがずれたのか・・
曲の構成を間違えたのか・・
はたまた・・
ここの場所はなんとか歌えた・・
ここの場所は気持ち良く歌えた・・
どの程度納得てきたか・・・
ということです。
そこから、次へのステップが始まりますね。
ちょっと話がはずれますが・・・
男性ボーカルの曲を女性が歌うケースが増えています。
これはなかなか難しい・・というか、キーの違いで、条件が違ってきますね。
無論、男性キーでも、極端に高いキーをもつボーカリストならば、
女性が歌っても同列で考えることもできますが、
数が少ないのも事実ですね。
今回の佐藤さんは、MIWAの曲。いよいよ、条件が揃いました。
私も楽しみにしていました。
多分、ご本人は、音程のはずれを気にされたと察します。
しかし、まずは、リズムズレよりは全然マシです。
そして、ギターを弾きながら歌を歌ったこともなかなかできないことです。
(ギタボはなんていってもこれが難しいわけですから)
音程のズレは、実はこれからの課題です。
いくら音程が合っていても、聞こえない声量・・
リズムズレまくりでは・・・ いかがなものでしょうか・・。
そして、不幸にして幸い・・・
自分の音のズレがわかったこということは、自分の声がしっかり聞こえていた・・
ということです。
実にクールで見通しの明るい結果です。
極めつけ・・・ 自分の間違いに気付かないと直すことができない・・・ということです。
とても「喜ばしい」ことと、全面プラスに考えてくださいね。
そして、もう、次のレッスンからすべきことがハッキリしましたね。
もちろんどのようにレッスンをするかは、お任せください。
さらに、「ギターと一体」でギターももっともっと上達することでしょう。
今回は、小学生、中学生ボーカルの皆さんの声も良く聞こえてましたね。
レッスンでも、マイクを使って、普段から「BandSquare(Bandでの演奏)」を前提とした
内容ですすめています。
練習する・・・ ありとあらゆる環境を意識し、取り入れて、
皆さんの練習の成果をBandSquareで出せるようにしていきましょう。
森
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