憧れのスパイカメラ (盗撮は駄目よ)

まるでスパイグッズのような小型カメラの使用感や比較など

子供のころに買った小型カメラ

2010年08月25日 00時22分03秒 | 日記
なんでかわからないんですが、子供のころ異常にカメラに憧れて
小学校三年の時に無理を言ってカメラを買ってもらったんです。

裕福な家じゃ無かったんで高い一眼レフのようなカメラを買ってもらえる訳も無く、
もし買ってもらえたとしても小三の子供に使いこなせるわけも無いんですが・・・

安くて子供でも使えそうなカメラの中から私が選んだのは、ミノルタのポケットカメラでした。

本やテレビで見た、スパイが使っていたというミノックス型のカメラです。

ミノックスのカメラは本物のスパイ達が使っていたぐらいですから、とても高価で手に入る代物ではありません。

ミノックスとミノルタ・・ミノが被ってますがそれは関係ないでしょうけど、ミノルタのポケットカメラはスパイカメラみたいでかっこいいと思ったんです、きっと。

大きさはタバコのショートホープの箱を縦に繋げたぐらいでしょうか、当時としては小型カメラの部類でした。

ボディーはアルミ製、安いから中身はシンプルでピントは固定、絞りかシャッタースピードの手動のダイヤルがついていたように思います。

もう嬉しくていろんな物を写真に撮った記憶があります。

ある日、私の家にトラックがぶつかるという事故がありました。
といっても軒先を壊されたぐらいなんですが、その時すぐにこのカメラで現場を撮影したんですが、後で役にたったと親に褒められたのを憶えています。

フィルムは特殊なカートリッジ型で、普通の35mmフィルムより高くて、カラーフィルムなんかとても買えなくて白黒写真ばっかり撮ってました。

今みたいにメモリに写真を保存できるようになるなんて、当時のSF小説にも無かったように思います。

スパイ映画でも大概ちっちゃい写真ネガを薬のカプセルに入れて飲み込んで運んだりしてましたもんね。


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