松尾芭蕉(1644~1694)が『奥の細道道で「東の松島、西の象潟」と詠嘆した象潟九十九島は、1804年の象潟地震で隆起し、陸地となってしまった。 . . . 本文を読む
宮城県南三陸町は2011年3月11日までは人口18,000人(5,300世帯)の静かな漁業の町であったが、東日本大地震と巨大津波で死者566人、行方不明310人を出してから、町は別の意味の静けさにおおわれた。復興事業の喧噪も青い海と荒涼とした災害跡に吸い込まれている。 . . . 本文を読む
暗記本意のセンター試験から、理解・応用を問う新型論文試験に移行するそうである。それに対応した地理関連の小論文試験を作成しましたが、地理から政治経済・現代社会・歴史に及ぶことを実感しました。高校教育は断片的用語解説風の細切れ学習では、対応困難と思います。入試のみならず、推薦入試、AO入試でも、ずいぶん役に立ちそうな気がします。タイトル、リンクは本文参照。 . . . 本文を読む
農業がうまくいかず、出稼ぎで暮らしている人々に、うまい話が持ち込まれた。核燃料リサイクル工場、放射性廃棄物保管施設、銀視力発電所など、どこでも引き受けられなかった、原子力関連施設である。 . . . 本文を読む