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森の里ホームズのブログ

円形脱毛症

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 円形脱毛症は毛を作る毛包周囲に炎症が起き、一部のリンパ球が毛包の組織を壊そうとする自己免疫反応が起きておりその影響で毛が抜けてしまう病気です。  脱毛症状は頭部に1個、円状にでることもあれば、頭部に多発したり、眉毛や睫毛、髭のみ、体毛のみに生じるなど、身体のどの部分にも起きる可能性があります。さらに、症状がおもい場合には、頭全体、あるいは全身の全ての毛が抜け落ちる場合もあります。医学的には、頭部に一つだけの円形の脱毛がある場合には単発性通常型(単発型)、多発する場合には多発性通常型(多発型)、頭全体が脱毛した場合には全頭型、全身に脱毛が及ぶ場合には汎発型、また稀ではありますが、頭髪の生え際が帯状に脱毛する場合を蛇行型といって区別しています。全頭型、汎発型、蛇行型は通常型と比較して治りにくい傾向があります。 また、男性型脱毛症では男性ホルモンの影響で毛の生えかわりが加速し抜け毛がふえ、毛が小さく目立たなくなり薄毛となります。その他、細菌・真菌(かび)などの感染や内科的な病気(甲状腺疾患、膠原病など)、薬剤や放射線治療の副作用によっても脱毛症となりえます。

 【原因】
 円形脱毛症はリンパ球が毛根を異物と間違え攻撃してしまうことで毛根に炎症が起き、髪が抜け落ちてしまうのです。突然、元気な髪が抜け落ちてしまうのですが、なぜそのようなことが起こるのかは明らかになっていません。

 【症状・診断】
 円形脱毛症は脱毛の範囲や髪の抜けた部分、脱毛斑の数などにより5つに分類されています。
また、一般的に脱毛の範囲が広いほど重症で治りにくい状態といわれています。脱毛部分が頭部全体の25%以上にみられる場合を重症としています。
単発性通常型:脱毛斑が1カ所のもの
多発性通常型:脱毛斑が何カ所かある
全頭型:頭全体に脱毛が広がっている
汎発型:脱毛の範囲が全身に及ぶ
蛇行型:髪の生え際が帯状に抜けてしまう

 【治療法】
 円形脱毛症は程度により推奨される治療は異なります。軽症の単純性通常型の場合には自然に治ることもあるため主に塗り薬で経過をみますが、範囲が広くなるとより高度な治療が必要になっていきます。ひとつの治療で効果をみるのに数カ月かかり、効果がなければ次の治療へと進んでいくためとても根気のいる治療です。

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