以前、王様のブランチで紹介されていて、
伏線回収がすごいということで気になっていたミステリー小説。
六人の嘘つきな大学生
帯にも書かれている通り、いろいろなミステリー作品のランキングで上位に食い込んでいる作品なんです。
オイラは昔から読書が苦手で、本はたまにしか買わないんですが、
番組で絶賛されていたのと、ネット上での評判も上々だったので、
気になって思い切って買っちゃったわけです。
読書が苦手な理由として、
・文字を読んでいるとすぐに眠くなっちゃう。
・一日で読み切れないと、翌日には話を忘れてしまっていて、数ページ戻ってから読みなおすことになる。
・読んでいる最中に別のことが頭に浮かぶと、文字だけ読み進めていて頭に入っていないから、また数ページ戻って読み直すことになる。
・登場人物が多いと、誰が誰だかわからなくなる。(特にカタカナ)
といったことがあげられます。
でもこの作品、すごく読みやすくて、
どんでん返しでの連続で何度も驚かされるので、
続きが気になってどんどん読み進められました!
そして、こんなに読書嫌いのオイラでも最後まで読み切れたんです!!
いやぁ、面白かった。
小説を読破したのは何年振りだろう、、、
「あぁ、なるほど、そういうことか!」
という伏線回収のすごさに圧倒されるのもあるんですが、
「えぇ!?そっち??」
「えぇ!?あんたじゃないの??」
「えぇ!?そういうこと??」
といった感じの驚きの方が大きくて、
まんまと騙されている自分が悔しかったです。
読書嫌いのオイラがおすすめするのもなんですが、
おもしろかったのでこれは是非読んでほしいな。
こんなことで驚いているようではまだまだなのかもしれないけど、
読書も楽しいなって思えました。
これを機に、また気になる作品に出合えたら読んでみようかな。
ちなみにこちらの作品、
映画化や舞台化が決まっているそうですよ。
でも、あの驚きは文章でないと表現できないんじゃないかなぁ。。。
自分が頭の中で想像してたのと違っていたという楽しみがあったので、
そこをどう表現するかですかね。
ちょっと気になります。