私の説明より分かりやすいと思うので引用させていただきます。
あとはウィキペディアで『病識』と検索してみても分かりやすいと思います。
思うのですが、病識のあまりない統合失調症の私に「どんな症状があるの?」と聞いてもそれは愚問だと思うのです。だって何が病気かわからないから。
私は自分が病識があると思う、と思うときもありますが、それ自体が勘違いなのかなと思ってしまうこともあります。
統合失調症初期の段階で、私は大学の教授に「君の文章はちんぷんかんぷんだなあ」と言われたことがあります。
また、松本サリン事件現場の近くのアパートに住んでいたことから、真剣にオウム真理教に入るべきか悩んでいたこともあります。
薬を中断したことも何度もあります。
副作用の吐き気や過食に悩んでいたからです。
精神科医には、今のお医者さんを含め、6人かかりました。
お医者さん都合で先生が変わることが多かったです。
今のお医者さんが一番話しやすく、5年もお世話になっています。
今のお医者さんに通い始めた頃、私は病識が全く無く、自分は知的障害ではないかと言っていました。どう治療してくれたのか忘れましたが、今は統合失調症なんだなあと思っています。
統合失調症の人が病識を持ち始めると、統合失調症時代の行動、振る舞いに後悔、苦しみを覚え、自殺してしまうこともあるそうです。
私も性依存、失踪、不倫、散財、暴力などたくさんのことをしました。
いまは夫や姉がいるから生きていけるけど、独りになったら、多分自殺するかなあと思います。