苔植物による壁面コケ緑化と箱庭オブジェキット

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壁面ファサード部分

2012-04-28 12:59:22 | 日記
コケファサード(壁面)の施工部分を公開します。
コケ材=モスライン(GL鋼板製パレット内にスナゴケを固定)
施工=
①GL製パレットをネジで留める。
②スナゴケ・シートを接着剤で固定する。
③潅水チューブ一式をはめ込む。
④電磁弁とかコントローラー部分を敷設する。
⑤センサー部分を固定する。
⑥給水チューブなど水まわりをおさめる。
⑦エコウォーターリングを設定する。
⑧以降、定期観察を行なう。

次回の現場では、Webカメラなどを併用し遠隔管理をする予定です。
農業クラウドのコケ版とでも言いましょうか?

壁面コケ緑化の要は水分供給の方法にあります。
失敗するほとんどが潅水方法と季節管理が間違っています。
せっかく良い緑化製品が出来上がっても、
管理不要では健全に生育しません。
自然の摂理を無視するようなノーメンテナンスではなく、
せめてローメンテナンス程度にとどめて欲しいものです。

思いつくままに記しましたが、
市場に、、、
せっかく良いコケ材と
レベルの高い施工ができても、
肝心の管理を怠っては
元も子もありません。
そのためにも、
コケの植物生理を
熟知していなければなりません。

読み人知らずの国歌に、
コケ生すまでも、と。
地道で執念のような
意志が必須だと思うこのごろです。

http://www.moss-net.jp/html/consult.html
http://www.eco-sculpture.org/html/in_form.html
moss-manより。

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