田中正造に学ぶこと

  日本共産党明和支部が発行する「みんぽう明和」第76号（2012年4月号）に掲載された投稿をUPします。

田中正造に学ぶこと

  ３月７日学生時代の先輩の誘いを受けて田中正造記念館の学び舎研究会に初めて参加させていただきました。

  記念館でお仕事なさっている方が色々な資料を集め研究している勉強会です。

 遠く東京、茨城等から来ていた人もいて驚きました。

  この日のお話は川俣事件の裁判についてでした。

  川俣事件では死亡者ゼロと云われていたのですが、実は栃木県安蘇郡植野村の落合政四郎さんがこの時の傷が元で死亡していたことが近頃明らかになったとのことです。

  裁判で実証しようとした証人に事実を証言させないよう裁判が進められていたようです。

  いつの世も政府の都合の悪い事実は隠蔽し真実を曲げそれを暴こうとする人は封じ込めてしまおうとするのだと思い、新たな怒りが込み上げました。

  この度の原発問題も足尾鉱毒事件と繋がっていると感じました。

  私達大人は子や孫が安心して生きられる世の中になるよう色々学習して生活や身を守るべく声を上げて行かなければならないと思う今日この頃です。 

  大佐貫在住・篠木静江

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