日本共産党明和支部が発行する「みんぽう明和」第82号(2013年10月号)で紹介した、新春に読んでほしい一冊です。
「茶色の朝」
フランク・パブロ/物語
ヴィントセント・ギャロ/絵
藤本一勇/訳
高橋哲哉/メッセージ
(大月書店)
刊行されたのは2003年。その時も広く読まれたが、昨年の「特定秘密保護法」の強行採決以降再び注目されている。
茶色い毛以外の犬猫を飼うことを禁じた法律ができ、人々も主人公も今のペットを処分し茶色の犬猫を飼い始める。
法を批判した新聞が廃刊になり「茶色新報」のみとなって、何でも茶色が支配する社会になる。
法は拡大解釈され、今は茶色でも以前に茶色以外の犬猫を飼っていた人は「国家反逆罪」に問われて・・・茶色はナチスが当初制服の色に使っていた。
いやだと言うべきだったんだ。抵抗すべきだったんだ。
でもどうやって?
政府の動きはすばやかったし、俺には仕事があるし、毎日やらなきゃならないこまごましたことも多い。
他の人たちだって、ごたごたはごめんだから、おとなしくしているじゃないか
明和在住一主婦
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