ドイツの教育家フレーベル (子どもの庭、幼稚園)

2009年11月27日 10時32分25秒 | 日記
金曜日





1961年 - 公明政治連盟(後の公明党)が発足。

1894年 - 松下幸之助、実業家・パナソニック創業者(+ 1989年)

ノーベル賞制定記念日
1895年11月27日にスウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベルが、自分がダイナマイトで得た財産を人類の平和に寄付するという遺言状を書いたことに由来。

 



小説「新・人間革命」11月27日
未来9

世界最初の幼稚園を創設した、ドイツの教育家フレーベルは、その教育施設を、どんな名称にするか、日夜、考え続けた。
そして、ブランケンブルクを見下ろす丘を歩きながら、突然、「キンダーガルテン」(子どもの庭、幼稚園)という名称がひらめいたという。





山本伸一の札幌創価幼稚園の構想も、この羊ケ丘を巡りながら、具体化したのである。
伸一は、幼児教育の重要性を感じていた。自分の三人の子どもや、身近な学会員の子どもたちの幼児期を見てきたなかで、大きな精神の成長を遂げる大切な時期であることを、実感してきたからである。





子どもは、四歳ぐらいから自己主張が強くなる一方、他者の存在も意識するようになり、人とのコミュニケーションも取れるようになる。さらに、着替えなど、日常生活上のことが自分でできるようになり、自律性、社会性も芽生えてくる。つまり、子どもの社会生活の基盤がつくられる時といってよい。
 それだけに、就学前の、この時期の教育が、子どもにとって、極めて大事になるというのが、伸一の結論であった。(聖教新聞より抜粋)





フリードリヒ・ヴィルヘルム・アウグスト・フレーベル

(Friedrich Wilhelm August Fröbel, 1782年4月21日 - 1852年6月21日)は、ドイツの教育者。幼児教育の祖。ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチに啓発され、彼の初等教育のやり方をより小さい子供たちの教育に当てはめて、幼児の心の中にある神性をどのようにして伸長していけるか、ということに腐心。小学校就学前の子供たちのための教育に一生を捧げた。
―フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』―





ドイツの題教育者・フレーベルは論じている。
「あらゆる教育は、もしそれが成果をもたらすべきであれば、宗教に基づかなければならない。宗教に基づいていないすべての教育は、実りのないものである。

宗教にもとづいているすべての教育は、欠くベからざるものであり、必ず効果的であり、生産的であり、創造的(実り豊か)である」(『フレーベル全集第1巻』玉川大学出版部)

重要な指摘である。
宗教的精神は、教育に「原理」「原則」を与えてくれる。
世界の歴史を見ても、





宗教を根底にした深い精神性の上に、
多くの私立学校が、優れた人材を育んできた。

教育を、豊かな、実り多きものにし、
正しく導くのは、精神性である。
決して政治ではない。

これは牧口先生、戸田先生の確信でもあった。
教育は権力の魔性に左右されてはならない。
国家主義の介入を許してはならない。

日本は少子化で、教育界は一大転機を迎えている。社会の変化も激しい。
今、新しい時代をつくれるかどうか。いかなる学校も、団体も、その点が問われている。





ゆえに大事なのは教師である。教員革命である。
すべての子どもたちに、深き自愛を注ぐ。青年の成長のために、わが身を砕いて取り組む。そういう教員がいるかどうかである。

自分の知識を、ただ上から下へ、学生・生徒に与えるだけでは、教育にならない。





アメリカの哲学者デューイは
「子どもが太陽となり、
その周囲を教育のさまざまのいとなみがまわる」
のでなければならないと主張した。
〈山田英世著『J・デューイ 人と思想23』清水書院から〉





「学生中心」「生徒中心」は、教育の絶対法則なのである。
(hajime's profile・人物のページより)












最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。