キュリー夫人を語る11:誇りも高く試練を越え

2010年06月23日 21時40分50秒 | 日記


水曜日

キュリー夫人を語る11
◇ 創価女子短期大学 特別文化講座 キュリー夫人を語る 2008-2-8

 誇りも高く試練を越えよ

 一、この地方で募らした家庭教師の3年間は、マーニャにとって、辛抱の時でありました。
 勉強も続けましたが、まったくの独学です。
 憂鬱もあった。焦りもあった。
 絶望もあった。落胆もあった。
 しかし、彼女は、ある手紙にこう書いています。
 「とてもつらい日々がありました。でも、その思い出を和らげてくれる唯一のものは、いろいろあったにもかかわらず、正直に誇り高く、それを乗り越えることができたということです」
(スーザン・クイン著、日中京子訳『マリー・キュリー1』みすず書房)

 青春時代は、悩みの連続です。どれも皆、自分が強く、賢く、大きくなっていくために必要な試練なのです。
 それらを、マーニャのように、「誇り高く」乗り越えていってください。
 
一、マーニャは独学を続けるうち、科学の分野で社会に貢献しようと思うようになりました。
 姉がパリに発ってから5年。
 医者としての道を歩み始めた姉から、パリに来るようにとの手紙が、ついに届きました。
 マーニヤは、父を残していくことを考えると、後ろ髪を引かれる思いでしが、パリ行きを決意します。
 そして、1891年11月、父に見送られながら、ワルシャワの駅を出発したのです。



撰時抄273p

此の法門を申さん事は経文に候へばやすかるべし
但し此の法門には先ず三の大事あり
大海は広けれども死骸をとどめず
大地は厚けれども不孝の者をば載せず、
仏法には五逆をたすけ不孝をばすくう
但し誹謗一闡提の者
持戒にして第一なるをばゆるされず

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