キュリー夫人を語る10 : 「親孝行」が、人間としての成長の証しなのです。

2010年06月22日 22時46分29秒 | 日記


火曜日

昨年の衆院選の民主党発言。
「国の予算の組み替えで、20兆円の財源は確保できる」。
「4年間は消費税の増税は必要ない」
団塊一句:今を詠む♪・・・「民主党 権力握れば 好き放題」

今年度44兆円の赤字国債。
消費税増税の発言
「逆立ちしても鼻血が出ないほど、
完全に無駄をなくしたと言えるまで来たとき、
必要であれば措置をとる」
団塊一句:今を詠む♪・・・「菅総理 昔も今も 舌3寸」


キュリー夫人を語る10

◇ 創価女子短期大学 特別文化講座 キュリー夫人を語る 2008-2-8

キュリー夫人 一人一人の個人の運命を改善することなくしてよりよき社会は築けない

 真心の手紙
 一、もっと収入を多くするため、マーニャは親元を離れ、ポーランドの地方に出て働く決心をします。
 愛する父に別れを告げ、汽車で3時間、橇(そり)で4時間。生まれてはじめて、家族と遠く離れての生活となりました。
 この間、マーニャは、何度もワルシャワのお父さんに手紙を書き送っています。
 彼女は、父思いの心の優しい娘でした。
 老いた父は、自分に大きな収入がなく、しかも投機の失敗で財産を失い、子どもたちに十分な教育を受けさせてあげられないことを、ずっと気に病んでいました。

 けれども、そんなお父さんに、マーニャは綴っています。
 「わたくしは、おとうさまがわたくしにかけてくださったご厚恩にたいして、永遠に感謝の念を忘れないつもりでおります。
 わたくしの唯一の悲しみは、わたくしたちの受けたご恩をお返しすることができないことです。人間の力でできるだけ、おとうさまを愛し敬うことしかわたくしたちにはできません」 (エーヴ・キュリー著、川口篤ほか訳『キュリー夫人伝』白水社)

 娘から、こんな手紙を受けとったお父さんは、どれほどうれしかったことでしょう。
 この親孝行の振る舞いのなかに、マリー・キュリーという女性の深き人間性と知性が凝結していることを、賢き皆さんは感じ取ってください。

 仏典には、「親によき物を与へんと思いてせめてする事なくば一日に二三度え(笑)みて向へとなり」と説かれています。
 親孝行といっても、特別なことではない。
 「一日に、二、三度の笑顔」でもいい。元気な声でもいい。親元を離れている人も、今は電話があります。もちろん、手紙も、葉書もあります。

 大切なのは「心」です。「真心」です。「智慧」です。
 「親孝行」が、人間としての成長の証しなのです。



撰時抄272p

迦葉阿難等の弘通せざる大法を
馬鳴・竜樹・提婆・天親等の弘通せる事前の難に顕れたり、
又竜樹・天親等の流布し残し給える大法
天台大師の弘通し給う事又難にあらはれぬ、
又天台智者大師の弘通し給はざる円頓の大戒を
伝教大師の建立せさせ給う事又顕然なり、
但し詮と不審なる事は仏は説き尽し給えども
仏滅後に迦葉・阿難・馬鳴・竜樹・無著・天親・乃至天台・伝教の
いまだ弘通しましまさぬ最大の深密の正法経文の面に現前なり、
此の深法・今末法の始五五百歳に
一閻浮提に広宣流布すべきやの事不審極り無きなり。


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