こんにちは 原田です。
ようやく時間が出来て走りに行ってきました。
4月6日(月曜)でしたが天気予報は曇り/雨で、伝説の雨男でしたが今回は見事に晴天!
今回はお客様も同行する予定でしたが天気がはっきりしないのでキャンセル。
W様走行車両も少なく走りやすいでしたよ。また今度開催しましょう。
前回はR1200Rの慣らしかねてのインプレでしたが、お役に立てたでしょうか?
今回はS1000RRのサーキットインプレになりますが、サーキットでSS系に乗るのが2013年の鈴鹿8時間耐久以来で多少緊張しながらの走行になりました。
まずは、シフトミスをしないように・・・・
逆シフトにチェンジ、ボルト1本でチェンジ出来ちゃうのが今年のS1000RRで便利です。
今まではバックステップ付けたりしないと出来なかった事が簡単に出来ちゃう嬉しい機能です。
昔から逆シフトで走行していたので、正シフトで走行すると時々ミスるので簡単に切り替え出来てプチ本気で走れました。
今回はスポーツ走行2本の走行を予定していたので、1本目は体と眼の慣らしをすることを考え走行。
ここでアドバイス。
サーキット走行時は、みなさんコースインすると眼が▲になりがちですが、本当は・・・・・・・・・・した方が・・・・・この先は店頭で
それでは、1本目コースイン。
シフトアシストプロの体験
シフトアップは昔からあったので、クラッチ無しでスムーズなシフトアップが出来た。
体験したいのは、シフトダウンのアシスト。
NEW S1000RRより採用されたこの機能ですが、コーナー進入時の減速で本当に機能するか不安でしたので、最初はゆっくり減速しお試し。
ブレーキ掛けながらシフトダウン、クラッチを使わないでも回転を合わせスムーズにシフトダウンができました。
エンジン回転をうまく合わせてくれるのでブレーキに集中できます。
その後、速度を上げコーナーに進入しましたが、違和感なくシフトダウンが出来てブレーキに集中ができたのと、トラクションコントロールも機能しているので一気に減速してもリアタイヤがロックすることなくコーナーの進入体制を作ることができます。
以前BMWのテストライダーが旧型と比較して2秒タイムが短縮したと聞いたことがありますが、この機能だけで余計な操作が無くなりコーナー進入に集中できるので分るような気がします。
一般道でもこの機能が付いていることによりエンジンブレーキを上手に使いブレーキに集中が出来ますね。
次にモードの体験
エンジンモードが通常3モードで、コーディングプラグを付けて5モードに変更可能ですが、今回は通常の3モードにて走行しました。
最初はレースモードで走行していましたが、モードによって各抑制機能の可動比率が変わるのでその体験をします。
走行は出荷時のままなのでプリロードは全抜き状態です。
タイヤもツーリングタイヤなのでコーナー出口はほぼトラコンランプはつきぱっなしでした。
コーナー立ち上がりでラフにアクセルを開けても、リアタイヤが滑ることなく立ちあがれました。
ただ足回りの細かいセッティングを出していないのでややアウト側に出ましたがリアの荷重を制御してるのが良く分かります。
フロントタイヤもコーナー進入で接地感がありバンクさせる不安がなく倒しこめました。
1000分1秒で動いているDDCサスペンションもモードにより固さが変更します。
今回はレースモードでしたので固さはノーマルランクです。
フルバンク中に色々試しましたが、その都度伸び、圧の動きが変わるのが分りました(元テストライダー感覚)。
何が凄いかは、コーナー進入速度、角度に応じてサスペンションの動きを調整しているのが分ります。
どの速度域でもコーナー進入時はフロントに接地感(安心感)コーナー立ち上がり時はリアタイヤに接地感(安心感)がありました。
高速時の切り返しも軽さがありスムーズな切り返しが可能でした。
後半本気で走り始めたら、プリロードが弱くちょっと変更したかったが今回はノーマル状態のお試しでしたので断念。ピットインして、体力の無さを自覚して次にスポーツモードのお試ししましたが、3コーナーで断念!ABSの介入が早くブレーキ時、即ABSが反応してしまいました。個々のペースもあると思いますが、その時点で約2分5秒前後周回でしたのでそのペースですとレースモードですね。乗り始めにスポーツモードで走ればよかったです。で無事1本目終了。
2本目です。1本目に怒られまして、急遽ガムテープでゼッケンつけました。タンクの上にはカメラも・・・後で動画UP予定
2本目は、まとめた感じでお話しさせていただきます。
総合的に、エンジンは早い!!の一言でした。ツーリングタイヤでしたので、グリップが悪くDTCの介入が早くパワーをコントロールされているので、コーナー立ち上がり領域の加速感は鈍いがうまくパワーコントロールされていた。タイヤをハイグリップタイヤに変えればその部分は解消されると思う。また上記でもお話しましたが、シフトアシストプロはライダーの動作を軽減させブレーキに集中出来るすばらしい機能だと思います。DDCサスペンションもモードにより固さが変わり一般道の雨やグリップが低いアスファルトを走行する中で路面に応じた反応をしてくれています。路面のギャップやワインディングなどの走行に応じてピッチングをしたり、減圧調整していたり、ライダーが固くならず。余計な力を入れなければスムーズな旋回性を発揮できるオートバイに仕上げてきたのは凄いの一言でした。 ちょっとノーマル状態で全日本に出たくなりましたね。そんな気持ちにさせるぐらいの戦闘力を持っている感じです。
もっと細かくお話出来ればよいのですが、今回はこの辺で終了致します。細かいお話はお店でお話しいたします。
うまくまとめられずすいません。また長々ご朗読ありがとうございました。
後で、動画もUPします。
モトラッド八千代 原田でした。