脇道に映える一輪の花の如く

一人一人の内なる力を活性化しながら、外の環境に依存することなく、自身の内側を信じながら歩き続けましょう。

一概には言えない

2018-03-31 22:10:22 | 日記
この世の多くの物事には、一概には言えないことがたくさんあります。
あの人の言っている言葉。
私たちが信じてきたこと。
みんなが間違っていると思っていたあの人。

誰もがみな、真実に自分の色をつけてみています。
ときに人は自分の見たい現実しか見ようとしません。
だから、自分が言ってほしい言葉をいってくれる人に同調します。
味方だと思います。
でも、真実は?
と言いますと、必ずしも自分の見ている方向にあるとは限りません。
あとになってから、分かることはたくさんあります。
よくよく考えれば、おかしいなと思う不審な点はたくさん出てきます。
しかし、一度信じてしまった物事は、そう簡単にひっくり返ることはできません、
なぜなら、自分自身が信じてしまっているからです。

そうならないためにも、物事は一概に言えないということを知っておきましょう。
常に、本当に大丈夫?と、ブレーキをかてくれるもう一人の自分を味方につけておきまよう。
警戒心、猜疑心旺盛の常に何かを怪しむ視点をもてば
偏った物事をうのみにすることは少なくなると思います。

物事にはいろんな側面があるので
一度、凝り固まってしまった自分の視点をリセットして
もう一度、洗いざらい検証しなおすと、意外な真実がみえてくるかもしれません。

常識だから。
当たり前だから。
で、終わらせずに、さらにその先にある根本にたどり着くために
今一度、本当にそうなのか問いかけてみましょう。

今日という日も、丁寧に大切に生きることができました。
ありがとうございます。

根を張る

2018-03-31 07:13:14 | 日記
人は人生を通して、必ずうまくいかないときがあります。
なにをしてもうまくいかない。
周りの環境が自分にとって辛辣なものである。
誰も自分のことを理解してくれない。
様々な状況のなかで、いろんな想いで苦しみます。
それでも、現実はそんなに簡単に変わることなく、明日も必ずやってきます。
つらいときほど、逃げ出したい気分になり、明日がこなければいいのにと思います。
それでも、どんなにつらくても生きている自分を、自分自身で守ってあげないといけません。
これは絶対条件です。

自分のことを自分で守るとは?
と、思われる方もおられるでしょう。
ひとつ、例をあげます。
あるところでは、まわりの評価があいつは何をやってもダメな奴だ、というレッテルを張られるとします。
しかし、別の環境では、今まで来た人のなかで一番できる人だよ!と言われたりもします。
結局、他人が下す判断は、だれかとの比較でしかないのです。
それほどまでにいい加減さと曖昧さ、自分勝手さを含むものなのです。
ですから、そのような言葉に自分の心を痛めないでください。

あなたがこうしてここに生まれてくるために、どれだけの旅路をしてきたのかは
今は思い出せないと思いますが、いつか思い出したときには
もっと精いっぱいやり切ればよかった、と思える時が来るはずです。
それほどまでに、今という時間はあなたが思っている以上に奇跡の連続なのです。

つらいとき、悲しいときは、植物でいう根っこを深い部分まで張る作業です。
根を深く張った植物はちょっとやそっとでは倒れることがありません。
根というのは目に見えない部分ではありますが、自分をしっかりとたたせ、栄養を吸収する大切な役目のところです。
人間でいうところの優しさや愛情深さといったところでしょうか。
要領よくなくてもいいんです。
大切なのは、それでも自分の気持ちをすさんだものにしないで大切に磨きあげることです。
自分の個性(色)は、自分で発見し、自分で磨きあげていくものです。
最終的に行動するかどうかを決めるのは、自身なのです。

今日という日も丁寧に、大切に生きていきましょう。
ありがとうございます。


足るを知る

2018-03-31 06:56:03 | 日記
人の発展はさらなる高みを目指そうという意欲から沸き起こります。
これまでの技術を見ても、研鑽のたまものに他なりません。
前に進むという感覚はとても面白いものです。
自分が成長しているという実感をもつと、さらに色んなことが出来るような気がしてきます。
目の前が開けて、とても楽しいです。
時間があればそのことばかりを考えて、次は何をしよう、などといろいろと考えたりします。

しかし、この感情はバランスが大切です。
なにが言いたいかといいますと、極端な想い、気持ちは自分を破滅させる傾向があります。
完璧主義といいますか、少しのミスも許されない。
考えれられる最大限の結果を残そう、求めようとする。
そのような気持ちは、ひとつの結果だけに固執をして、他の全ての結果を否定します。
そうなると、楽しさよりも結果を残そうと必死になり、その求める結果だけが目標になります。
でも、人生の醍醐味はそこではありません。

人世は、目的地にたどり着くまでに、どのような道を楽しみながら歩いてきたか。
その過程(プロセス)が大切なのです。
ときに雨のときは立ち止まり、雨宿りをしてみる。
雨の音を聞きながら自然に体を溶け込ましてみる。
きれいな花が咲いているときは、それを愛でながら語りかけてみる。
そんな些細とも思えるような出来事に、人生の宝はつまっています。

あなたの目指す目標はなんですか?
その目標のためにあしもとにある大切なものを見落としていませんか?
今一度、振り返ってみるといろんなことに気が付くはずです。

今日という日も丁寧に大切に生きていきましょう。
ありがとうございます。