
今話の名セリフ:「性格も個性も違うもん同士が、力を合わせた時に、ビックリするような力が生まれるんや。」(ハリハム・ハリー)
「HUGっと!プリキュア」第12話「ドキドキ! みんなでパジャマパーティー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、はな達は、沢山のお菓子や飲み物を買い込んでいました。

というのは、今日は、パジャマパーティーをするため。
~ Aパート ~
少しして・・・、
「うわー・・・。さあやのパジャマ、可愛い・・・。」
「ありがとう!」



「ほまれ、イケてる!」
「はなもイケてんじゃん!」
「えへへ・・・。」


「でも、やっぱり・・・、」


「はぐたんが一番きゃわたん!」

ちなみに、今の時間は、まだ午後の4時。夜まではまだ時間がありますが、早くやるに越した事はありません。
直後、はなは、パジャマパーティーを知らないハリーに、パジャマパーティーがどんなものなのか語ります。
「パジャマでリラーックス! 夜更けまで、本音のカールズトークに花を咲かせる! イケてる女子のたしなみ! それが、パジャマパーティー!」

「ああ、お泊り会の事か。」
「違う! ただのお泊り会じゃない! 大人のお姉さんの華麗なる宴だよ!」

「ちょーっと待った! その宴っちゅうのを、ここで、やる気か!?」
「ちゃーんとママにも許可とってきたよ!」

「・・・って、オレの許可は!?」
「言うの忘れてた・・・。」

「今晩、お世話になります・・・。」
「おい・・・。」

おい、ハリー。お前、そのしかめっ面は何だ。可愛いJC3人が、お前の家に泊まるっていうんだぞ。すっげー幸せな事じゃないか。
なのに、そんな不機嫌な面するとか、お前は今日、野宿しろ。代わりに私が仕事を早退して、はな達と一緒に泊まるから!(笑)
パジャマパーティが始まりました。
まずは、はながたこ焼きを振舞います。前にたこ焼き屋の手伝いをしたついでに教わってもらったようで、上手に作れ、味も好評です。






そんな中、はぐたんは、ミルクを全然飲んでいません。
「どうしたの、はぐたん?」
「マ・・・、マ・・・。」

「またママだって、もう!」

うわー・・・。ママと呼ばれたくてウズウズしとるわ、ほまれ。デレた時に「あざとい」と言う準備をしとこう。(笑)
「ママ!」
「え・・・。私もママ!?」


「ママ!」

「私の事、ママって・・・。」

はいはい、あざきゃわ、あざきゃわ。はぐたんにキュンキュンするほまれは、ギャグ感想の良い素材になっていて、おいしいです。(笑)
「ママ! ママ!」
「めちょっく!」


「何でも『ママ』って言うんだね。」

どうやら、はぐたんは、たこ焼きを食べたそうにしています。また、はぐたんをよく見てみると・・・、

歯が生えています。離乳食にはちょうどいい頃合いです。
という事で、すぐに離乳食を作り、食べさせようとしました。
ですが、なかなか食べてくれません。そこで、ハリーが人間態になり、食べさせようとします。


はぐたんは、美味しく食べてくれました。
「ミルクを飲むはぐたん、めっちゃ可愛かったのに、いつか見られなくなるのかな・・・。ちょっと寂しい・・・。」

「それがええんとちゃうか? 確かに、大きなってできなくなる事は仰山ある。けど、またそれ以上に、できる事が増えてくってのが、ええんちゃうかな?」



一方、クライアス社では、パップルが、前話の失態を責められていました。
メロディーソードの出現、それに伴うアスパワワの増大、トゲパワワの激減と、由々しき事態となっておりますが、パップルは引く気はありません。
少しして、はぐたんは就寝。ここからは、はな達だけで夜を楽しみます。
まずは、映画鑑賞といきたいところですが、ポップコーンを買い忘れた事に気付きます。他にお菓子はあるものの、はなは、映画にポップコーンは大人の流儀だと譲りません。
その直後・・・、
「HUGっとひらめいた!」

おい、ネズミ。前作主人公・いちかの口癖をアレンジすんな。(笑)
ハリーが出したのは、これ。

これで手軽にポップコーンを作れます。

準備が整ったところで、映画鑑賞。





「な・・・、なんやこれは・・・。」
「パジャマパーティーといえば、ホラー映画でしょ・・・。」

何でだよ。恋愛ものやアニメ映画の方がよっぽど適していると思うんですが。パジャマパーティーにホラー映画を見る事が、ホラーな気がします。(笑)
「これってワイヤーで吊ってるのね。CGでなく、あえてアナログな作りをする事で、より怖い演出効果を狙ってる!」
「冷静に分析しとる・・・。」

「こんな時でも分析とか、さすが知恵のプリキュア! これぞ天使!」と叫ぶべきか、「この冷静さがなんか怖い・・・。実は堕天使なんじゃ・・・」と言うべきか、小一時間迷うぜ・・・。(笑)
いくら何でも怖過ぎるので、別の映画にしようと、ハリーは言います。まあ、他の映画も似たようなものばかりですが。

ホラー映画ばっかとか誰得だよ。(笑)
「ほまれ、平気なんだ。」
「いえ・・・。もう限界です・・・。」

「ホッホッホッホ・・・・。」
「恐怖でキャラ変わっとる!」


「食べる事で恐怖から逃げとる・・・。」

やべー・・・、マジきゃわたん・・・。プリキュアシリーズのスポーツ女子って、怖いもの苦手なところで悶えさせてくれる子が多いですので、おいしいですよね。(笑)
その頃、ルールーは、前話の出来事について解析中ですが、謎が多く、まだまだデータが必要だと考えます。
また、同じ頃・・・、

「超イケメン! ちょっとチャラいけど。」

マジか。前話のエンドカードは、一発ネタと思いきや、ガチだったのね。(笑)
直後、動画に気を取られ、足を壁にぶつけた痛みから、微量ではありますがトゲパワワが発生。それをパップルが回収。
パップルは、トゲパワワを集めるも、どれも小さいものばかり。地味過ぎてやってられないと苛立ちます。
それから少しして、はな達は外に出ていました。はぐたんは、ミライクリスタルに込められたアスパワワのおかげで、ご機嫌になります。
「違う世界って、どこから来たの? ごめん。本音が出ちゃう。パジャマパーティーのおかげかな・・・。ずっと、気になってたの・・・。」

「そやな。そろそろ言うてもいいか。」

「色々影響すると思ってな、言えんかった。」
「影響って?」

「オレ達はな・・・、ここよりずっと未来の世界から来た。」

「未来!?」
「ちょっと待って!」
「今より先の?」


「ああ。ずーっとずーっと先の時代や。クライアス社の連中がオレ達の世界をメチャクチャにしよった・・・。何とかはぐたんを連れて、命からがらここまで逃げてきたって訳や・・・。」


「呆れるほど・・・、えらい時間を越えてな・・・。」

「言うとくけど、パジャマパーティーやから腹割ったんちゃうで。」

「メロディーソード。プリキュアの剣があんな形になるとは思わんかった。あの姿を見て、心の底から思った。お前らなら、明るい未来を切り拓けるって。」

「プリキュアが4人必要って言うたやろ? オレはただ、4つの強い力が必要だと思うてた。1人よりも2人。2人より3人。そうなると、3人より4人の方が強いやろなーって具合に、数が多けりゃええ。そう思うてた。」

「でも、ちゃうかった。強さは数の話じゃない。性格も個性も違うもん同士が、力を合わせた時に、ビックリするような力が生まれるんや。お前らが奏でる音はそれぞれ違うけど、3人合わさったら、ええメロディになりよる!」

「おおきに・・・。」

「みんなのおかげで、オレ達の未来に近付けてる気するわ。クライアス社の連中が来る前の・・・、大好きなあの頃に・・・。」

「ちょっと待って! 未来の人ってネズミになっちゃうの!?」
「ネズミって!」
「それって進化なの!? 退化なの!?」
「はぁ!? 退化!?」


おいおい、人が真面目な話してんのに、キミら、なんつー質問しとんのや。っていうか、いいかげん、ネズミ呼び自重してあげて。さすがに可哀想だと思うから。(笑)
その直後、近くから大きな音と土煙が上がりました。
~ Bパート ~
騒ぎの元は、パップルが召喚したオシマイダー。

すぐに、はな達は、プリキュアに変身します。
オシマイダーは大量の缶ミサイルでプリキュアを翻弄します。
塵も積もれば山となる。ごちゃ混ぜにしたトゲパワワが生み出したオシマイダーは、なかなかの強さです。
「私達だって!」

「性格も個性も違うもん同士が、力を合わせた時に、ビックリするような力が生まれるんや。」

「それぞれ違うけど!」
「違うからこそ!」
「合わせた力は強い!」


そして、メロディーソードを出したエール達。
オシマイダーの缶ミサイルには、背中を合わせて対処。これなら、どこから来ても対応できます。

「フラワーシュート!」



「フェザーブラスト!」



「スタースラッシュ!」


オシマイダーのミサイル攻撃は弾切れに。打つ手がなくなったオシマイダーは、トリニティコンサートで浄化されました。
その後、はな達は、ハリーの家に戻り、就寝。しかし、さっきホラー映画を見た影響で、はなは寝付けません。
起きてみると・・・、
「ねえ!」
「朝まで話そっか!」
「うん!」


「ところで、そのぬいぐるみ、何?」
「年季が入ってるね。」
「これがないと眠れないの・・・。」

「え!? ほまれが!? 意外!」
「すごく可愛いぬいぐるみだね!」
「でしょでしょ!」

ハリーは別の部屋で、はぐたんが安らかに眠っているのを見守っていました。


夜が明けて・・・、





しばらくして、はなが帰宅。家に入ると誰も出ませんでしたが、少しして・・・、
「お帰りなさい。」
「ただいま・・・。」

「突然なんだけどね、知り合いの娘さんを預かる事になってね。」
「え?」

「よろしくお願いします。野乃はなさん。」

今回は、これで終了です。
次回:「転校生はフレッシュ&ミステリアス!」
はなの家に留学生の子がホームステイする事に。名前は「ルールー・アムール」。
はな達は、ルールーの歓迎会をしましたが、ルールーに歓迎会はムダな事だと言われ・・・。
今回のエンドカード
【まとめ】
はな達は、ハリーの家でパジャマパーティーを楽しみ、その中で、ハリーとはぐたんが遠い未来から来た事が明かされ、その翌朝、ルールーがはなの家に住む事になりました。
さて、今話のポイントは「個性の違いが生み出す大きな力」でしょうか。
個性は、その人を特徴付けるもの。それは、長所とか特技とか趣味といった良いところのみならず、短所とかも含まれます。
そして、その個性は人の数だけ存在します。個性がまったく同じなんて事はないでしょう。たとえ、趣味や特技が共通していても、何かしら違う部分はあるかと思います。
個性が違うとなると、人との交わりにおいて苦労する部分はあるでしょう。自分の不得意な部分で相手の足を引っ張ったり、自分の得意分野が相手にとっては苦手分野であったために面白くなく思わせてしまったりなど、なかなか難しいものです。
とはいえ、人は基本、利他的にできているもの。誰かを助けようとか、力になりたいなどと行動するようにできており、相手に足りないものがあれば、それを補おうと動くものなのでしょう。
そうする事で、それまでできなかった事ができるようになったり、興味の範囲が広がったりなど、様々な素晴らしさを感じるのでしょうね。
もし、さほど個性が変わらぬ相手だったら、こうはいかないでしょう。
歩調を合わせるのは簡単でしょうけど、自分にとっての足りないものは、相手にとっても足りないものであり、足りないものを補い合う事はできません。自分の予想を超える進歩は望めないでしょう。
人は違うからこそ良い。プリキュアシリーズの基本的な事ではありますが、大きく取り上げられると、やはりそうだよな、と深々と頷きますね。
さて、今話のラストでは、ルールーがはなの家にホームステイする事に。敵を知るには内から直に寄り添って、という考えからなのでしょう。
ただ、過去作では、こういうのは主人公達の生き方に感化され、それまでの自分達のやり方に疑問を感じていていくケースばかりであり、ルールーも例外ではないでしょう。
「淡々」「機械的」「真面目」「無表情」。これまでのルールーを見た感じでは、そんなイメージを抱いていますが、はな達と触れ合っていくうちに、笑顔が増えるのかも? 次回以降の楽しみにしたいですね。
だが、とりあえず、ツッコませて下さい。バイトとはいえ、社員が中学生に扮するとか無理すんな。大人びた中学生というより、老けた中学生だと感じてしまう・・・。(笑)
それに、仕事に真面目な一方、世間知らずなイメージもありますので、天然ボケを晒す事も多いかも。ギャグ感想の良いネタになってくれる事にも期待しています。(笑)
今話の感想は、これで以上です。
この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「HUGっと!プリキュア」第12話「ドキドキ! みんなでパジャマパーティー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、はな達は、沢山のお菓子や飲み物を買い込んでいました。


というのは、今日は、パジャマパーティーをするため。
~ Aパート ~
少しして・・・、
「うわー・・・。さあやのパジャマ、可愛い・・・。」
「ありがとう!」




「ほまれ、イケてる!」
「はなもイケてんじゃん!」
「えへへ・・・。」


「でも、やっぱり・・・、」



「はぐたんが一番きゃわたん!」

ちなみに、今の時間は、まだ午後の4時。夜まではまだ時間がありますが、早くやるに越した事はありません。
直後、はなは、パジャマパーティーを知らないハリーに、パジャマパーティーがどんなものなのか語ります。
「パジャマでリラーックス! 夜更けまで、本音のカールズトークに花を咲かせる! イケてる女子のたしなみ! それが、パジャマパーティー!」


「ああ、お泊り会の事か。」
「違う! ただのお泊り会じゃない! 大人のお姉さんの華麗なる宴だよ!」


「ちょーっと待った! その宴っちゅうのを、ここで、やる気か!?」
「ちゃーんとママにも許可とってきたよ!」


「・・・って、オレの許可は!?」
「言うの忘れてた・・・。」


「今晩、お世話になります・・・。」
「おい・・・。」


おい、ハリー。お前、そのしかめっ面は何だ。可愛いJC3人が、お前の家に泊まるっていうんだぞ。すっげー幸せな事じゃないか。
なのに、そんな不機嫌な面するとか、お前は今日、野宿しろ。代わりに私が仕事を早退して、はな達と一緒に泊まるから!(笑)
パジャマパーティが始まりました。
まずは、はながたこ焼きを振舞います。前にたこ焼き屋の手伝いをしたついでに教わってもらったようで、上手に作れ、味も好評です。











そんな中、はぐたんは、ミルクを全然飲んでいません。
「どうしたの、はぐたん?」
「マ・・・、マ・・・。」


「またママだって、もう!」


うわー・・・。ママと呼ばれたくてウズウズしとるわ、ほまれ。デレた時に「あざとい」と言う準備をしとこう。(笑)
「ママ!」
「え・・・。私もママ!?」


「ママ!」


「私の事、ママって・・・。」

はいはい、あざきゃわ、あざきゃわ。はぐたんにキュンキュンするほまれは、ギャグ感想の良い素材になっていて、おいしいです。(笑)
「ママ! ママ!」
「めちょっく!」


「何でも『ママ』って言うんだね。」

どうやら、はぐたんは、たこ焼きを食べたそうにしています。また、はぐたんをよく見てみると・・・、

歯が生えています。離乳食にはちょうどいい頃合いです。
という事で、すぐに離乳食を作り、食べさせようとしました。
ですが、なかなか食べてくれません。そこで、ハリーが人間態になり、食べさせようとします。




はぐたんは、美味しく食べてくれました。
「ミルクを飲むはぐたん、めっちゃ可愛かったのに、いつか見られなくなるのかな・・・。ちょっと寂しい・・・。」

「それがええんとちゃうか? 確かに、大きなってできなくなる事は仰山ある。けど、またそれ以上に、できる事が増えてくってのが、ええんちゃうかな?」





一方、クライアス社では、パップルが、前話の失態を責められていました。
メロディーソードの出現、それに伴うアスパワワの増大、トゲパワワの激減と、由々しき事態となっておりますが、パップルは引く気はありません。
少しして、はぐたんは就寝。ここからは、はな達だけで夜を楽しみます。
まずは、映画鑑賞といきたいところですが、ポップコーンを買い忘れた事に気付きます。他にお菓子はあるものの、はなは、映画にポップコーンは大人の流儀だと譲りません。
その直後・・・、
「HUGっとひらめいた!」

おい、ネズミ。前作主人公・いちかの口癖をアレンジすんな。(笑)
ハリーが出したのは、これ。

これで手軽にポップコーンを作れます。

準備が整ったところで、映画鑑賞。









「な・・・、なんやこれは・・・。」
「パジャマパーティーといえば、ホラー映画でしょ・・・。」

何でだよ。恋愛ものやアニメ映画の方がよっぽど適していると思うんですが。パジャマパーティーにホラー映画を見る事が、ホラーな気がします。(笑)
「これってワイヤーで吊ってるのね。CGでなく、あえてアナログな作りをする事で、より怖い演出効果を狙ってる!」
「冷静に分析しとる・・・。」


「こんな時でも分析とか、さすが知恵のプリキュア! これぞ天使!」と叫ぶべきか、「この冷静さがなんか怖い・・・。実は堕天使なんじゃ・・・」と言うべきか、小一時間迷うぜ・・・。(笑)
いくら何でも怖過ぎるので、別の映画にしようと、ハリーは言います。まあ、他の映画も似たようなものばかりですが。

ホラー映画ばっかとか誰得だよ。(笑)
「ほまれ、平気なんだ。」
「いえ・・・。もう限界です・・・。」


「ホッホッホッホ・・・・。」
「恐怖でキャラ変わっとる!」



「食べる事で恐怖から逃げとる・・・。」

やべー・・・、マジきゃわたん・・・。プリキュアシリーズのスポーツ女子って、怖いもの苦手なところで悶えさせてくれる子が多いですので、おいしいですよね。(笑)
その頃、ルールーは、前話の出来事について解析中ですが、謎が多く、まだまだデータが必要だと考えます。
また、同じ頃・・・、

「超イケメン! ちょっとチャラいけど。」

マジか。前話のエンドカードは、一発ネタと思いきや、ガチだったのね。(笑)
直後、動画に気を取られ、足を壁にぶつけた痛みから、微量ではありますがトゲパワワが発生。それをパップルが回収。
パップルは、トゲパワワを集めるも、どれも小さいものばかり。地味過ぎてやってられないと苛立ちます。
それから少しして、はな達は外に出ていました。はぐたんは、ミライクリスタルに込められたアスパワワのおかげで、ご機嫌になります。
「違う世界って、どこから来たの? ごめん。本音が出ちゃう。パジャマパーティーのおかげかな・・・。ずっと、気になってたの・・・。」


「そやな。そろそろ言うてもいいか。」

「色々影響すると思ってな、言えんかった。」
「影響って?」

「オレ達はな・・・、ここよりずっと未来の世界から来た。」

「未来!?」
「ちょっと待って!」
「今より先の?」



「ああ。ずーっとずーっと先の時代や。クライアス社の連中がオレ達の世界をメチャクチャにしよった・・・。何とかはぐたんを連れて、命からがらここまで逃げてきたって訳や・・・。」



「呆れるほど・・・、えらい時間を越えてな・・・。」


「言うとくけど、パジャマパーティーやから腹割ったんちゃうで。」

「メロディーソード。プリキュアの剣があんな形になるとは思わんかった。あの姿を見て、心の底から思った。お前らなら、明るい未来を切り拓けるって。」


「プリキュアが4人必要って言うたやろ? オレはただ、4つの強い力が必要だと思うてた。1人よりも2人。2人より3人。そうなると、3人より4人の方が強いやろなーって具合に、数が多けりゃええ。そう思うてた。」

「でも、ちゃうかった。強さは数の話じゃない。性格も個性も違うもん同士が、力を合わせた時に、ビックリするような力が生まれるんや。お前らが奏でる音はそれぞれ違うけど、3人合わさったら、ええメロディになりよる!」


「おおきに・・・。」


「みんなのおかげで、オレ達の未来に近付けてる気するわ。クライアス社の連中が来る前の・・・、大好きなあの頃に・・・。」

「ちょっと待って! 未来の人ってネズミになっちゃうの!?」
「ネズミって!」
「それって進化なの!? 退化なの!?」
「はぁ!? 退化!?」



おいおい、人が真面目な話してんのに、キミら、なんつー質問しとんのや。っていうか、いいかげん、ネズミ呼び自重してあげて。さすがに可哀想だと思うから。(笑)
その直後、近くから大きな音と土煙が上がりました。
~ Bパート ~
騒ぎの元は、パップルが召喚したオシマイダー。

すぐに、はな達は、プリキュアに変身します。
オシマイダーは大量の缶ミサイルでプリキュアを翻弄します。
塵も積もれば山となる。ごちゃ混ぜにしたトゲパワワが生み出したオシマイダーは、なかなかの強さです。
「私達だって!」

「性格も個性も違うもん同士が、力を合わせた時に、ビックリするような力が生まれるんや。」

「それぞれ違うけど!」
「違うからこそ!」
「合わせた力は強い!」



そして、メロディーソードを出したエール達。
オシマイダーの缶ミサイルには、背中を合わせて対処。これなら、どこから来ても対応できます。


「フラワーシュート!」





「フェザーブラスト!」






「スタースラッシュ!」



オシマイダーのミサイル攻撃は弾切れに。打つ手がなくなったオシマイダーは、トリニティコンサートで浄化されました。
その後、はな達は、ハリーの家に戻り、就寝。しかし、さっきホラー映画を見た影響で、はなは寝付けません。
起きてみると・・・、
「ねえ!」
「朝まで話そっか!」
「うん!」



「ところで、そのぬいぐるみ、何?」
「年季が入ってるね。」
「これがないと眠れないの・・・。」


「え!? ほまれが!? 意外!」
「すごく可愛いぬいぐるみだね!」
「でしょでしょ!」

ハリーは別の部屋で、はぐたんが安らかに眠っているのを見守っていました。




夜が明けて・・・、










しばらくして、はなが帰宅。家に入ると誰も出ませんでしたが、少しして・・・、
「お帰りなさい。」
「ただいま・・・。」


「突然なんだけどね、知り合いの娘さんを預かる事になってね。」
「え?」


「よろしくお願いします。野乃はなさん。」


今回は、これで終了です。
次回:「転校生はフレッシュ&ミステリアス!」
はなの家に留学生の子がホームステイする事に。名前は「ルールー・アムール」。
はな達は、ルールーの歓迎会をしましたが、ルールーに歓迎会はムダな事だと言われ・・・。

【まとめ】
はな達は、ハリーの家でパジャマパーティーを楽しみ、その中で、ハリーとはぐたんが遠い未来から来た事が明かされ、その翌朝、ルールーがはなの家に住む事になりました。
さて、今話のポイントは「個性の違いが生み出す大きな力」でしょうか。
個性は、その人を特徴付けるもの。それは、長所とか特技とか趣味といった良いところのみならず、短所とかも含まれます。
そして、その個性は人の数だけ存在します。個性がまったく同じなんて事はないでしょう。たとえ、趣味や特技が共通していても、何かしら違う部分はあるかと思います。
個性が違うとなると、人との交わりにおいて苦労する部分はあるでしょう。自分の不得意な部分で相手の足を引っ張ったり、自分の得意分野が相手にとっては苦手分野であったために面白くなく思わせてしまったりなど、なかなか難しいものです。
とはいえ、人は基本、利他的にできているもの。誰かを助けようとか、力になりたいなどと行動するようにできており、相手に足りないものがあれば、それを補おうと動くものなのでしょう。
そうする事で、それまでできなかった事ができるようになったり、興味の範囲が広がったりなど、様々な素晴らしさを感じるのでしょうね。
もし、さほど個性が変わらぬ相手だったら、こうはいかないでしょう。
歩調を合わせるのは簡単でしょうけど、自分にとっての足りないものは、相手にとっても足りないものであり、足りないものを補い合う事はできません。自分の予想を超える進歩は望めないでしょう。
人は違うからこそ良い。プリキュアシリーズの基本的な事ではありますが、大きく取り上げられると、やはりそうだよな、と深々と頷きますね。
さて、今話のラストでは、ルールーがはなの家にホームステイする事に。敵を知るには内から直に寄り添って、という考えからなのでしょう。
ただ、過去作では、こういうのは主人公達の生き方に感化され、それまでの自分達のやり方に疑問を感じていていくケースばかりであり、ルールーも例外ではないでしょう。
「淡々」「機械的」「真面目」「無表情」。これまでのルールーを見た感じでは、そんなイメージを抱いていますが、はな達と触れ合っていくうちに、笑顔が増えるのかも? 次回以降の楽しみにしたいですね。
だが、とりあえず、ツッコませて下さい。バイトとはいえ、社員が中学生に扮するとか無理すんな。大人びた中学生というより、老けた中学生だと感じてしまう・・・。(笑)
それに、仕事に真面目な一方、世間知らずなイメージもありますので、天然ボケを晒す事も多いかも。ギャグ感想の良いネタになってくれる事にも期待しています。(笑)
今話の感想は、これで以上です。
この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。