「魔法つかいプリキュア!」第9話「さよなら魔法界!? みらいとリコの最終テスト!」の感想です。
~ オープニング前 ~
明日は、魔法の補習の最終回。
これが終われば、みらいはナシマホウ界に帰るために、リコと別れる事に。それだけに、みらいは、憂いの表情を浮かべます。
同じ頃、魔法の水晶は、リンクルストーンの兆しを感じます。
今回のオープニングも劇場告知バージョンでした。今回も、感想は最後に回します。
~ Aパート ~
そして、翌朝の授業開始前、いつもは忘れ物が多いケイが、今日は忘れ物がありませんでした。
それは、みらいのおかげだと、ケイは言います。ケイが忘れ物をしないようにと、みらいが描いた絵をドアに貼ったら、ちゃんと持ち物を全部揃えられたそうです。
おお! これ、現実でもすごく役に立ちそう。モフルンを、大好きなプリキュアに置き換えるなどして応用すれば、女児達も忘れ物を減らせそうで、良いアイディアだと思いますね。
この補習を合格すれば、リコ達は2年生に。春休みが終われば、みらいは、ナシマホウ界の学校に通うため、お別れとなります。
そのため、リコ達は寂しさを感じますが、みらいには、昨夜の憂いの表情がなく、いつものような明るさで話します。
少しして、授業開始。アイザック先生が、ある花に魔法をかけると、その花は、驚いたかのように花が開きます。
その内容は、先生との魔法対決。みらい達は、5人1組になって、帽子に付いているビックリ花を守りつつ、誰か1人でも先生のビックリ花を咲かせれば、全員合格です。
一方、補習生のビックリ花が咲いた場合、その生徒は退場となります。5人全員が退場となったら、不合格です。
みらい達の相手は、6話にも出てきた、リコの姉・リズ。
リコは、みらいと別れる事に寂しさを感じている上、姉が試験の相手なために、気が気でありません。その一方、みらいは、相手は強敵だから頑張ろうと、明るく奮起します。
同じ頃、ドクロクシーのアジトでは、ヤモーが、リンクルストーンの目覚めの兆しが日に日に強くなっている事をドクロクシーに報告していました。
ヤモーは、バッティ、スパルダ、ガメッツに出撃の準備を指示しようとしましたが、バッティがいません。バッティは、単独で魔法界に向かっていました。
少しして、魔法の試合が始まりました。
開始早々、みらいは魔法を放ちますが、リズはたやすく回避し、反撃で魔法を放ちます。みらいは、なんとか回避。
ジュン達に落ち着くよう言われますが、その後も、みらいは、1人で張り切ります。
「何で、あんなに張り切ってるのかしら?」
「ナシマホウ界は楽しいところだっていうからなー。早く帰りたいんだろ、きっと。」
校長と教頭も、この試合を見物していました。教頭は、みらい達がどこまで通用するのか心配しますが、アイザックは、みらい達を信じています。
「あの子達はこの補習で、実技だけでなく、魔法使いにとって大切な事を学んできました。その成果が、この試験で分かるでしょう。」
少しして、ジュン、エミリー、ケイは、チームワークでリズに対抗。まずは、ケイが魔法で木の芽を伸ばし、リズの行動を遮ります。
その隙に、ジュンとエミリーは、両サイドから魔法を放ちますが、リズは、枝に花を開かせる魔法を放ち、枝の檻から脱出。ジュンとエミリーの放った魔法は、互いに当たってしまいました。ジュンとエミリーが退場。
それをケイが心配しますが、リズは、その不意を突いて、ケイの帽子のビックリ花を咲かせました。ケイも退場。
これで、残ったのは、みらいとリコだけに。みらいは相変わらず張り切っているものの、リコは気後れしています。
途中、みらいは、魔法を回避した拍子で帽子が離れますが、リコがキャッチ。しかし、リコの表情は暗いです。
リコは、1人で張り切り過ぎだと注意するものの、みらいは変わらず、1人で張り切ります。
しかし、少しして、水玉を使った魔法で、バランスを崩してしまい、リコと共に地に落ちてしまいます。とはいえ、みらいは、諦めずに意気込みます。
「そんなに早く帰りたい・・・? これが終わったら、私達・・・、お別れなのよ・・・?」
「立派な魔法使いになるのが、リコの夢。だから、合格しなきゃ! 絶対合格して、リコは2年生になって、魔法、頑張ってほしい・・・。だから、私、試験の事だけ考えようって・・・。寂しいとか考えてちゃダメだって・・・。」
「みらい・・・。」
「余計なお世話よ。そんな気を遣ってもらわなくても。私、自分で合格できるし。」
「うん!」
「言い合っている場合じゃないわね。」
「うん! 2人でリズ先生の花を咲かせよう!」
そして、2人はホウキに乗って、立ち向かいます。少しして、リズは、魔法で雲を操り、みらいとリコを雲の中に閉じ込めます。
これに対し、みらいは自分のホウキを捨て、リコのホウキに掴まり、雲の中から脱出しました。
その後は、ホウキに2人乗りでリズに対抗。移動スピードも速くなりました。
少しして、両者は、互いに突撃しながら魔法を放ちます。
その後、リズのビックリ花が咲きました。
という事で、みらいとリコの勝ち。全員、補習に合格。みらい達は喜び合い、先生達は生徒達の成長を称えます。
しかし、その直後、バッティが現れました。すぐに、バッティは、みらい達の合格証とビックリ花を素体に、ヨクバールを召喚します。
~ Bパート ~
一同、ヨクバールから逃げますが、みらいとリコは、周りの雲で、他の人達から姿は見えていません。
それを機に2人は変身。今回は、ルビースタイル。
バトルが始まって、2人は、ルビースタイルの強力なパワーを活かしたパンチで、ヨクバールを吹き飛ばします。
とはいえ、これでヨクバールは怯まず、尻尾で叩きつけてきました。2人は、何とかこらえます。
「プリキュア。戦う力があったところで、所詮たった2人。どんなにあがこうとも、何の意味もないのですよ! もういい加減、諦めてしまいなさい!」
「前の私だったら、そうしてたかもしれない・・・。でも・・・!」
「この春休み、私達2人で色んな事を乗り越えてきた!」
「一緒だったから、くじけずに頑張れた。だから、これからもどんな事だって・・・、」
『2人一緒なら、諦めたりしない!』
そして、2人は、ヨクバールを投げ飛ばします。その後は、ルビーパッショナーレで撃退。
バッティ撤退後、暗雲が晴れ、虹も現れましたが、ミラクルとマジカルの表情は寂しげでした。
しばらくして、みらいとモフルンは、カタツムリニアに乗って、ナシマホウ界に戻ろうしていました。ジュン、エミリー、ケイ、教頭、アイザック、リズが見送りに来ていました。
ジュンはナシマホウ界に憧れていて、何度も魔法界を抜け出そうとしていましたが、失敗していたそうです。それで、出席日数が足りなくなり、補習を受けるに至ったとの事。
教頭は、魔法学校の生徒手帳を渡します。どんな時でも、魔法学校の生徒として恥ずかしくない振る舞いをするように、と告げます。
さらに、ジュン、エミリー、ケイは、モフルンに贈り物。それは、魔法学校の制服。
その直後、カタツムリニアが発車しました。
その頃、リコは駅ではなく、教室にいました。そこに、校長が声をかけます。
校長は、昨夜リンクルストーンの兆しが現れた事を、リコに告げます。魔法の水晶が示すその場所とは・・・。
少しして、みらいは、カタツムリニアの中で冷凍ミカンを食べていました。しかし、よく解凍されてはいませんでした。
「あれ? おかしいな・・・。もう1人でも・・・、魔法、上手く使えるようになったと思ったんだけどな・・・。」
その後、外を見ると、リコがホウキで空を飛んでいました。
「私も行くわ! ナシマホウ界に! あなたの世界に!」
その直後、みらいは後ろの扉から、外に出て、リコに手を差し出します。
「リコー! リコー!」
「みらい!」
「リコ! これからも、ずっと・・・、一緒にいられるんだよね・・・?」
「だから、そう言ってるでしょ。」
「うん! 約束だよ! ずっと、ずっと、ずーっと一緒だよ!」
「だから、そう言ってるでしょ!」
今回は、これで終了です。
次回:「ただいま! ナシマホウ界! ってリコはどこ?」
ナシマホウ界に帰ってきたみらい。リコも一緒です。リコは、ナシマホウ界にリンクルストーンがあるかもしれない事を校長から聞き、校長にナシマホウ界行きをお願いして、来ました。
駅に着いてすぐに、みらいとリコは、トパーズのリンクルストーンを発見しますが、カラスがくわえて飛んでいってしまいます。さらに、そのカラスを、はーちゃんが追いかけてしまい、リコは、慌ててホウキで追いかけます。
果たして、みらいとリコは、トパーズのリンクルストーンを手に入れられるのか?
【まとめ】
魔法の授業の最終回を迎え、「リズとの魔法対決で、リズのビックリ花を咲かせる」という課題をクリア。そのまま、みらいとリコはお別れになると思われましたが、リコがナシマホウ界行きを決めた事で、これからも2人は一緒にいる事になりました。
みらいとリコが別れない事は、まだ9話である事を思えば、予定調和ではありますが、しかし、魅せるシーンが所々にあり、程良い感動話に仕立てていたと思いますね。
特に、みらいに、かなりの見所を感じました。
まずは、リコと別れる寂しさを押し殺して明るく補習に臨んでいたところですね。みらいは、感情が表に出やすい子なだけに、寂しさをこらえて頑張っていたのは、感動するものがありました。
ここは、5話の反省を活かしているように感じましたね。立派な魔法使いになりたいと思っているリコの事を考えずに、初めて魔法が仕えた事に浮かれ過ぎてしまった事です。
あの時の反省から、今回の魔法の授業では、リコが集中できるように、自分の感情を表に出すまいと決めていたのかもしれませんね。みらいのリコ想いなところが、すごく伝わりました。
あとは、ナシマホウ界に帰る途中で、涙を流したところですね。
いくら寂しさをこらえても、13歳の女の子。友達以上の大切な子と別れて泣いちゃうのは、よくある話だと思います。
ましてや、みらいのように、感情が表に出やすい子なら尚更でしょう。堰を切ったかのように涙があふれ出たシーンは、みらいらしくて良かったなと、しんみり感じました。
みらいの事ばかり語っていますが、もちろん、リコにも良いところはあったと思っています。
1つ目は、補習の途中で、みらいと別れる寂しさを口に出したところですね。リコは、思った事を表情には出しても、あまり口には出さない子ですので、自分から離れ離れになる寂しさを切り出したのは、みらいに感化されていて、良い傾向だと感じました。リコは、みらいと出会うまでは親しい友達はいなく、思った事を素直に出しにくかったでしょうし。
もし、みらいと別れる寂しさを口にする事がなかったら、リコはずっと、寂しさを引きずって、みらいと力を合わせる事はなかったでしょう。みらいもリコも、リズに負けていたかもしれません。そう思うと、リコは、みらいのような気さくな子に出会えて、本当に良かったと思いますね。
2つ目は、ラストで感動的な再会ができた事ですね。ホウキで上手く空を飛ぶ事ができなければ、ありえない話ですし。
みらいのおかげで、それができたと思うと、リコはみらいから、計算以上の大切なものを手に入れているんじゃないかと思いますね。
という事で、魔法の補習の全6回が終わり、みらいもリコも、プリキュア的にも人間的にも強くなったと思いますが、まだ残り話数は40話近くもあります。成長の余地は、まだまだ沢山あるでしょう。
次回からは、話の舞台はナシマホウ界に移ります。ナシマホウ界では、みらいとリコは、どのようにして絆を深めるのか、楽しみにしたいと思います。
最後に、後回しにした劇場告知映像のキャプチャー画像、および、感想を載せます。
ミラクルとマジカルがソルシエールに向き合っています。ここは、劇中歌部分ですね。
サファイアスタイルでバトルも。7話放映日前日に映画が始まりましたので、映画館で先にサファイアスタイルを拝んだ人は結構いそうですね。
映画は、昨日見に行ってきました。初鑑賞が上映開始から約2週間後とか、遅過ぎですね・・・(汗)。とはいえ、笑いあり、感動ありの内容でかなり楽しめました。
感想については、16日(土)あたりに挙げると思います。10日以上も先の事ですので、あまり期待せず、適当に待っていて下さい。
~ オープニング前 ~
明日は、魔法の補習の最終回。
これが終われば、みらいはナシマホウ界に帰るために、リコと別れる事に。それだけに、みらいは、憂いの表情を浮かべます。
同じ頃、魔法の水晶は、リンクルストーンの兆しを感じます。
今回のオープニングも劇場告知バージョンでした。今回も、感想は最後に回します。
~ Aパート ~
そして、翌朝の授業開始前、いつもは忘れ物が多いケイが、今日は忘れ物がありませんでした。
それは、みらいのおかげだと、ケイは言います。ケイが忘れ物をしないようにと、みらいが描いた絵をドアに貼ったら、ちゃんと持ち物を全部揃えられたそうです。
おお! これ、現実でもすごく役に立ちそう。モフルンを、大好きなプリキュアに置き換えるなどして応用すれば、女児達も忘れ物を減らせそうで、良いアイディアだと思いますね。
この補習を合格すれば、リコ達は2年生に。春休みが終われば、みらいは、ナシマホウ界の学校に通うため、お別れとなります。
そのため、リコ達は寂しさを感じますが、みらいには、昨夜の憂いの表情がなく、いつものような明るさで話します。
少しして、授業開始。アイザック先生が、ある花に魔法をかけると、その花は、驚いたかのように花が開きます。
この花に魔法をかけると・・・、
↓
ビックリしたように花が開きます。
これは「ビックリ花」。今回の授業は、この花を使って、試験を行います。その内容は、先生との魔法対決。みらい達は、5人1組になって、帽子に付いているビックリ花を守りつつ、誰か1人でも先生のビックリ花を咲かせれば、全員合格です。
一方、補習生のビックリ花が咲いた場合、その生徒は退場となります。5人全員が退場となったら、不合格です。
みらい達の相手は、6話にも出てきた、リコの姉・リズ。
リコは、みらいと別れる事に寂しさを感じている上、姉が試験の相手なために、気が気でありません。その一方、みらいは、相手は強敵だから頑張ろうと、明るく奮起します。
同じ頃、ドクロクシーのアジトでは、ヤモーが、リンクルストーンの目覚めの兆しが日に日に強くなっている事をドクロクシーに報告していました。
ヤモーは、バッティ、スパルダ、ガメッツに出撃の準備を指示しようとしましたが、バッティがいません。バッティは、単独で魔法界に向かっていました。
少しして、魔法の試合が始まりました。
開始早々、みらいは魔法を放ちますが、リズはたやすく回避し、反撃で魔法を放ちます。みらいは、なんとか回避。
ジュン達に落ち着くよう言われますが、その後も、みらいは、1人で張り切ります。
「何で、あんなに張り切ってるのかしら?」
「ナシマホウ界は楽しいところだっていうからなー。早く帰りたいんだろ、きっと。」
校長と教頭も、この試合を見物していました。教頭は、みらい達がどこまで通用するのか心配しますが、アイザックは、みらい達を信じています。
「あの子達はこの補習で、実技だけでなく、魔法使いにとって大切な事を学んできました。その成果が、この試験で分かるでしょう。」
少しして、ジュン、エミリー、ケイは、チームワークでリズに対抗。まずは、ケイが魔法で木の芽を伸ばし、リズの行動を遮ります。
その隙に、ジュンとエミリーは、両サイドから魔法を放ちますが、リズは、枝に花を開かせる魔法を放ち、枝の檻から脱出。ジュンとエミリーの放った魔法は、互いに当たってしまいました。ジュンとエミリーが退場。
それをケイが心配しますが、リズは、その不意を突いて、ケイの帽子のビックリ花を咲かせました。ケイも退場。
これで、残ったのは、みらいとリコだけに。みらいは相変わらず張り切っているものの、リコは気後れしています。
途中、みらいは、魔法を回避した拍子で帽子が離れますが、リコがキャッチ。しかし、リコの表情は暗いです。
リコは、1人で張り切り過ぎだと注意するものの、みらいは変わらず、1人で張り切ります。
しかし、少しして、水玉を使った魔法で、バランスを崩してしまい、リコと共に地に落ちてしまいます。とはいえ、みらいは、諦めずに意気込みます。
「そんなに早く帰りたい・・・? これが終わったら、私達・・・、お別れなのよ・・・?」
「みらい・・・。」
「余計なお世話よ。そんな気を遣ってもらわなくても。私、自分で合格できるし。」
「うん!」
「うん! 2人でリズ先生の花を咲かせよう!」
そして、2人はホウキに乗って、立ち向かいます。少しして、リズは、魔法で雲を操り、みらいとリコを雲の中に閉じ込めます。
これに対し、みらいは自分のホウキを捨て、リコのホウキに掴まり、雲の中から脱出しました。
その後は、ホウキに2人乗りでリズに対抗。移動スピードも速くなりました。
少しして、両者は、互いに突撃しながら魔法を放ちます。
という事で、みらいとリコの勝ち。全員、補習に合格。みらい達は喜び合い、先生達は生徒達の成長を称えます。
しかし、その直後、バッティが現れました。すぐに、バッティは、みらい達の合格証とビックリ花を素体に、ヨクバールを召喚します。
~ Bパート ~
一同、ヨクバールから逃げますが、みらいとリコは、周りの雲で、他の人達から姿は見えていません。
それを機に2人は変身。今回は、ルビースタイル。
バトルが始まって、2人は、ルビースタイルの強力なパワーを活かしたパンチで、ヨクバールを吹き飛ばします。
とはいえ、これでヨクバールは怯まず、尻尾で叩きつけてきました。2人は、何とかこらえます。
「プリキュア。戦う力があったところで、所詮たった2人。どんなにあがこうとも、何の意味もないのですよ! もういい加減、諦めてしまいなさい!」
「この春休み、私達2人で色んな事を乗り越えてきた!」
『2人一緒なら、諦めたりしない!』
バッティ撤退後、暗雲が晴れ、虹も現れましたが、ミラクルとマジカルの表情は寂しげでした。
しばらくして、みらいとモフルンは、カタツムリニアに乗って、ナシマホウ界に戻ろうしていました。ジュン、エミリー、ケイ、教頭、アイザック、リズが見送りに来ていました。
ジュンはナシマホウ界に憧れていて、何度も魔法界を抜け出そうとしていましたが、失敗していたそうです。それで、出席日数が足りなくなり、補習を受けるに至ったとの事。
教頭は、魔法学校の生徒手帳を渡します。どんな時でも、魔法学校の生徒として恥ずかしくない振る舞いをするように、と告げます。
さらに、ジュン、エミリー、ケイは、モフルンに贈り物。それは、魔法学校の制服。
その直後、カタツムリニアが発車しました。
その頃、リコは駅ではなく、教室にいました。そこに、校長が声をかけます。
校長は、昨夜リンクルストーンの兆しが現れた事を、リコに告げます。魔法の水晶が示すその場所とは・・・。
少しして、みらいは、カタツムリニアの中で冷凍ミカンを食べていました。しかし、よく解凍されてはいませんでした。
「あれ? おかしいな・・・。もう1人でも・・・、魔法、上手く使えるようになったと思ったんだけどな・・・。」
その後、外を見ると、リコがホウキで空を飛んでいました。
「私も行くわ! ナシマホウ界に! あなたの世界に!」
その直後、みらいは後ろの扉から、外に出て、リコに手を差し出します。
「リコー! リコー!」
「みらい!」
「だから、そう言ってるでしょ。」
「だから、そう言ってるでしょ!」
今回は、これで終了です。
次回:「ただいま! ナシマホウ界! ってリコはどこ?」
ナシマホウ界に帰ってきたみらい。リコも一緒です。リコは、ナシマホウ界にリンクルストーンがあるかもしれない事を校長から聞き、校長にナシマホウ界行きをお願いして、来ました。
駅に着いてすぐに、みらいとリコは、トパーズのリンクルストーンを発見しますが、カラスがくわえて飛んでいってしまいます。さらに、そのカラスを、はーちゃんが追いかけてしまい、リコは、慌ててホウキで追いかけます。
果たして、みらいとリコは、トパーズのリンクルストーンを手に入れられるのか?
今回のイラストコーナー
左にある「いいなあ にがおえ」のフキダシが結構面白いですね。これで、ジュンやリズとかを描いて送る子もいたりして!?【まとめ】
魔法の授業の最終回を迎え、「リズとの魔法対決で、リズのビックリ花を咲かせる」という課題をクリア。そのまま、みらいとリコはお別れになると思われましたが、リコがナシマホウ界行きを決めた事で、これからも2人は一緒にいる事になりました。
みらいとリコが別れない事は、まだ9話である事を思えば、予定調和ではありますが、しかし、魅せるシーンが所々にあり、程良い感動話に仕立てていたと思いますね。
特に、みらいに、かなりの見所を感じました。
まずは、リコと別れる寂しさを押し殺して明るく補習に臨んでいたところですね。みらいは、感情が表に出やすい子なだけに、寂しさをこらえて頑張っていたのは、感動するものがありました。
ここは、5話の反省を活かしているように感じましたね。立派な魔法使いになりたいと思っているリコの事を考えずに、初めて魔法が仕えた事に浮かれ過ぎてしまった事です。
あの時の反省から、今回の魔法の授業では、リコが集中できるように、自分の感情を表に出すまいと決めていたのかもしれませんね。みらいのリコ想いなところが、すごく伝わりました。
あとは、ナシマホウ界に帰る途中で、涙を流したところですね。
いくら寂しさをこらえても、13歳の女の子。友達以上の大切な子と別れて泣いちゃうのは、よくある話だと思います。
ましてや、みらいのように、感情が表に出やすい子なら尚更でしょう。堰を切ったかのように涙があふれ出たシーンは、みらいらしくて良かったなと、しんみり感じました。
みらいの事ばかり語っていますが、もちろん、リコにも良いところはあったと思っています。
1つ目は、補習の途中で、みらいと別れる寂しさを口に出したところですね。リコは、思った事を表情には出しても、あまり口には出さない子ですので、自分から離れ離れになる寂しさを切り出したのは、みらいに感化されていて、良い傾向だと感じました。リコは、みらいと出会うまでは親しい友達はいなく、思った事を素直に出しにくかったでしょうし。
もし、みらいと別れる寂しさを口にする事がなかったら、リコはずっと、寂しさを引きずって、みらいと力を合わせる事はなかったでしょう。みらいもリコも、リズに負けていたかもしれません。そう思うと、リコは、みらいのような気さくな子に出会えて、本当に良かったと思いますね。
2つ目は、ラストで感動的な再会ができた事ですね。ホウキで上手く空を飛ぶ事ができなければ、ありえない話ですし。
みらいのおかげで、それができたと思うと、リコはみらいから、計算以上の大切なものを手に入れているんじゃないかと思いますね。
という事で、魔法の補習の全6回が終わり、みらいもリコも、プリキュア的にも人間的にも強くなったと思いますが、まだ残り話数は40話近くもあります。成長の余地は、まだまだ沢山あるでしょう。
次回からは、話の舞台はナシマホウ界に移ります。ナシマホウ界では、みらいとリコは、どのようにして絆を深めるのか、楽しみにしたいと思います。
最後に、後回しにした劇場告知映像のキャプチャー画像、および、感想を載せます。
サファイアスタイルでバトルも。7話放映日前日に映画が始まりましたので、映画館で先にサファイアスタイルを拝んだ人は結構いそうですね。
映画は、昨日見に行ってきました。初鑑賞が上映開始から約2週間後とか、遅過ぎですね・・・(汗)。とはいえ、笑いあり、感動ありの内容でかなり楽しめました。
感想については、16日(土)あたりに挙げると思います。10日以上も先の事ですので、あまり期待せず、適当に待っていて下さい。
コメント、ありがとうございます!
みらいもリコもプリキュアですので、当然別れる事はないと思っていましたが、その「当然」を素晴らしく演出していたと思いますね。
リコがホウキに乗ってみらいの後を追って来たところについても、みらいと一緒に補習した事による成長が描かれていたと感じ、すごく見応えがありました。