幼い頃に読んだ子供向けのSF小説の中に、将棋用語が出てきました。2人の少年が宇宙人に飛びかかるシーンでした。ひとりの少年が「王手飛車とりだ」ともうひとりの少年に告げます。まともにやっても勝ち目はないので、同時に飛びかかろうという意図でした。しかしなぜか宇宙人が王手飛車という言葉を知っていたので、作戦がバレて失敗してしまいました。
どうして知っているのかということもツッコミたいところでしたが、一番気になったのは、同時に攻撃するなら「王手飛車」じゃなくて「両王手」のほうが良くない?ということでした。
王手飛車は、将棋における最大の必殺技のようにとらえられる向きもありますが、プロの将棋では王手飛車をかけたほうがだいたい負けるそうですね。飛車をとらせている間に相手玉に迫るかんじでしょうか。
今回は子供の頃に読んだ本の話でした。もう本のタイトルも思い出せません。何か情報ありましたらよろしくお願いします。
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