ボンソレ

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第5回 裸一貫 (2/2)

2008年03月03日 15時48分47秒 | UO
二日目。

遅れて入ったら、既に7つめの秘宝を手にしていた。

冒険者側は頑張ってるようだ。

しかしガーゴシティ入り口付近では部族と冒険者の攻防が依然繰り広げられていた。

よく見ると、部族の方結構増えてるし…。

馬なしにはますます出にくい状況にあった。

僕は動けない。




しばらくすると8つめの秘宝を手にしたとの情報が!

そして9つめの条件がgm半蔵から定時される。

「ツインオークスにて部族側に幽閉された、私を救出すれば9つめの秘宝を譲ろう」

戦士たちよ頑張れ!

僕は動けない。




…待てよ。



部族側があっちにいってるってことは、

ガーゴ前も手薄?

試しに見に行ってみると、誰一人いない。


チャンス!!!


今ならリッヂをテイムしてこれる!

すかさずリッヂをいっぱいテイムしてきたのだった。

アベシ厩舎に預け、他の人たちの足になればいい!




ところが、9つめの半蔵救出作戦は失敗に終わったとの秘宝が流れた。

そして9つめの秘宝は部族側に渡ったとのこと。

最悪なことにほとんどの冒険者は倒れ、

中心で活躍していたカスタまでもが部族病に感染してしまっていた。

…リッヂ自分の分だけでよかったんじゃねぇのかと。






では10個目はどうなるんだろう。

9つ目の秘宝はあちら側にいってしまったというのに。

そう思ってたところに、gm半蔵が冒険者の集会所に現れた。

「この10個目の秘宝をあなた方にあげましょう」

なんと!秘宝を簡単に入手するとは!

アベシの手に10個中、9つの秘宝がわたった。

あと一個である!

しかし部族側がもっているのだ。


「9つめの秘宝は乞食がもっている、1時間以内に奴を殺して奪えば冒険者側の勝利となる」

つまり

冒険者 対 部族

最後の闘いとなるわけだ。


つーか、あれ…乞食ってフィンのことかな?

さっきまでガーゴの銀行員やってたような…。

あくまで噂だが、部族にあこがれて、闘いに行って感染してしまったらしい。

あの薄手ではそら負けるだろう…。



ということは倒すこと自体は容易である。

彼は絶対に武装しない輩であるからだ。

問題は近づくこと、ルートすること逃げること、それが大事。


なにせいまや部族の人数は7割強。

ツインオークスの宿屋で彼をガードするものはかなりの多数なのだ。

くにさきにリッヂを譲るよりも他の人に率先してリッヂを譲っていたら

展開はまた違ったのかもしれない。





が!


突然感染したはずのカスタ以下数名が現れる!

彼らは突然魔法を詠唱し、アベシを襲い始めた!



奇襲だ!!!



慌ててGHかけようとするも、秘薬は0のまま…。

し、しぬー!

ああ、ガードだ!ガード!ガードきてー!


そこで部族側が数名死亡。

なんとかアベシは死なずにすんだ。

そしてカスタ死んでたので感染駆除し、冒険者側に戻ってきた。

これには心底ほっとした。

戦える人数が増えたのだから。





しかし劣勢の状況は一緒。

武装した4名が特攻部隊を組み、いざ出陣!

僕も魔道武器とルート品のみだけどいこう!






が、出口で一人のテイマーさんがメア2匹を連れてきた。

(名前見るの忘れてたが、確かLafiaさんだったと思う)

おお、なんて力強い!

ところが彼は弱いので戦わないという。

僕もそうなんだけどなぁ…。

彼は僕にメア2匹を譲ってくれた。



しゃあない、僕もテイマーとして頑張るか!








ある作戦を練った。

1.戦士たちが戦ってる間に、薄手となったツインオークス酒場に潜入し、ハイド。

2.メアx2を呼んで(ログアウト召還)

3.乞食のフィンをキル命令!即時にハイド!

4.殺したらフィンの遺体からルート

5.ハイドとメアを駆使し、逃げ延びるだけ!



確率は低くないはず。

非常にせこいが、勝てばいい。

僕はドラえもんの小宇宙戦争やら鉄人兵団やらの最後の大逆転劇を頭で連想した。

チンカラホイ!

勇気と一部の場所に力の出る呪文を唱え、戦場に向かった。









霊性につくと、2,3名くらいの冒険者が戦っていた。

もっといたような。

また一名亡くなったか…。

フライドチキンなどが頑張っていたのだが、

倒すまでには至ってないようだ。

酒場内部と周辺にはだらだらとした雰囲気ながらも、かなりの人数が。

ダッシュで近づき、ハイド。

遅延時間をおいて、またダッシュして内部潜入!

はい!1番成功!



次2番!!

速攻呼び出す!(ログアウト!)

メアかもーーーん!!!






メアかもーーーん!





メア…?




スロット5





あれ?




メアは僕の元にはこなかった。



なんでだーーーーーーーっ!!!!





火力のない僕は闇雲にアタックするのだけど、とても誰かを倒すには至らない。




いったん離脱!


時間はあと5分ない。

メアもこない…。




そして僕にできることといえば………!?




なにもなかった..._| ̄|○




適当にうろうろし、アタックしたりされたりしながら


終了。







部族側の勝利となり、裸一貫は終了した。



表彰式で最後の最後の闘いで敗れたアベシ。




残った冒険者は、残った9つの秘宝と同じ人数だった。















しかし、このとき僕の体には既に他の病に感染されていた。




このことを知る者は誰もいない。













解散宣言をされていたらしいのだが、



僕は動けず声を発することも許されず、ひっそりと苦しんでいた。













みんなが去って行く中、それを見ることもできない。




なんて恐ろしい病なのだろう…。





ウンコ病。














便器から帰還としたとき、グリコに殺されていた。








画像最初と最後だけ…。


おしまい。

第5回 裸一貫 (1/2)

2008年03月03日 14時07分53秒 | UO
今回の裸一貫ツアーはなんと二日間の壮大なツアーだった!

しかし写真は開始前と終了後の数枚のみで、完全に忘れていた…。

いかんいかん、久しぶりの更新だというのに!





舞台はイルシュナー。

半蔵の出す条件をクリアしながら秘宝を10個入手すればよい。


入手だけなら目的に一直線でいける。

しかし!部族病という厄介な問題がでてくる!

部族病にかかったら、今まで仲間だった者がなんと敵になってしまうのだ!!

今回の一番の難題は部族病!これだ。ばばーん!





初日。

いきなり出遅れる。

ガーゴイルシティにつくと、既に開始していた。

銀行では僕と同じく出遅れ組が数名、gm半蔵の講釈を受けていた。

なんとなく聞いていたけど

頭に入りそうにないので勝手に開始しよう!

聞くより慣れろ!



…の前に最低NPC1000gp分の道具を買っておこう。

とりあえずランタンとスカルキャップ…。

あとなにかあったかな…。

特に思いつかなかったので残りを秘薬に投入…。

準備完了!


いざ!行かん!イルシュナー全土の冒険へ!







ってなにしたらいいんかな…。

いきなり路頭に迷う。


とりあえずリッヂバックを入手。

これでイルシュナーのどこへでもすぐいける!


一応テイマーなので、武器となる生物が必要と思われる!

ドラ・クーシーは法に触れる大変危険な生物なのでそれ以外がよろしいらしい。

ということは、メア・麒麟・ユニコ・ドレイクあたり…。

よし、ドレイクにしよう!

あっちの方が”わりと親愛的”だし!




ドレイクのいる武勇のチャンピオンエリアに到着。


わぁ…スライムとねずみとスライムとねずみとスライムとねずみと…

「ウォォォォォォーン!」

…ドラゴンがいる!?


(`Д´)あぶね!!!

ブレスくらうとこだった。



苦労の末、2匹のドレイクテイム完了。

秘薬は尽きたが、かなりの力になるだろう。

いつ部族がきても怖くない!





帰り際、クニサキさんが一人で裸装備で戦ってたので

あまった装備とリッヂを譲ってあげる。

「一気に強くなったぜ!」

感謝の言葉を力いっぱい浴びる。

ああ、協力プレーって気持ちいいなぁ。



それが後に非常に甘い考えであることに気付かせるとは…。





テキトーに弱そうなモンスを叩き続ける。

ドレイク2匹はなかなかの火力だ。

お金もすぐにたまる。

あんまり重くなったら運べないし、

ではそろそろガーゴシティに戻ってお金を譲渡しようか。





しかしIRCでは不穏な空気になっていた。

「部族が現れたぞ!」


アレ、部族ってほんとにいたんだ?

僕の頭の中にはすでに部族という言葉は消えていた。



そして感染者の名前を見る。

RED,ドッグジョン、ひらめ、くにさき。


あれ…クニサキ?

英文字にするとkunisaki。

どこかで見覚えがあるような…。


はっ!

さっき乗り物とか装備をあげた人だ!

くにさきぃぃぃぃぃぃぃlkzsldkjzgldkgj!!!!


噂によると、この4名が、永久部族。

つまり死んでも部族のままであり続ける存在だ。

しまったー!!!

とんでもない火力を相手に譲ってしまったのだ。

しかも毒スキルをもつのだという。


親切が仇になるとはまさにこのことか!!!


でも…まぁ、盛り上がるからいっか!

そしてその考えも非常にひじょーーーに甘い考えであったのだ!







ガーゴシティ付近には警戒して入ったのだが、

周囲には部族どもはいなかったようだ。

他に出張中だったのだろう。

ほっとしながら入場すると、

PUBの人が酒場が開かれていた。

えらいなぁ。

どこかのレッド君とは大違いだ!

談笑してると、パラゴンモンスが流れてきた。

しかもガードが機能してくれない!

サンドボルテクスパラゴンの絶大な攻撃力の前に、

どんどんと死者は増えていく!

おそろしや、部族…。




ドレイク攻撃とエミィのメアでなんとか倒すことはできた。

しかしHPはほぼない状態で、

連続してきたらせっかくとったペットも死んでいたに違いない!



悲しいことに、オールキル命令を出したときに、僕のリッヂも一緒に戦ってしまったようだ。

スロットが4になっていた;▽;


ドレイクテイマーvs馬あり戦士

死ぬな…。

僕はガーゴシティでひきこもリスト駿になった。

無理しない、頑張らない、だらだら続ける、それが僕の命題なのだ!



そして今やれることは貯まったお金を預けることだ。

冒険者側の銀行として「アベシ」氏が活躍していた。

そこにお金などを預け、gm半蔵を交渉してくれていた。

そのお金で3つめの秘宝を手にしていた。






あと7つもあるのに、初日のかなり後半に差し掛かっていた。

しかしやれることは談笑することと、

可愛い恰好の娘をストーキングすることくらいだ。



その後のパラゴン退治でドレイクも一匹しんじゃったし…。

僕らは手をこまねいていた。


しばらくすると、カスタを中心とした戦士チーム(?)が4つめの秘宝を手にしたとの吉報が流れた。

さすが戦士!やるなぁ!


僕は女の子のケツを見ながらも、ひどく感心していたんだ。




といったところで初日の夜は更けていった。