
鞆の浦から尾道まで移動した私は、16:30ごろに今日泊まる旅館「魚信」を早々に見つけました。
尾道市役所沿いにありました。
写真のとおり、すっごく古いっていうか昭和の趣のある旅館です。
政治家から芸能人までいろんな人が宿泊した痕跡があります(宿帳みたいなものが置いてありました)
私がここの旅館に決めたのは、楽天トラベルで料理の評判が良かったからです。
で、ホントに評判どおりでした
そして日本酒の種類も多かった、これも良かったです。
最初、車をどこに停めたらいいのかわからなかったので、店の中に入ると着物を着たおばあちゃんが出てきて
車を停める場所に案内するよう、若いスタッフの人に指示を出していました。
で、車を停めたところから戻ってきて部屋まで案内してもらいました。
そして、部屋に入ったら・・・。
うわあぁ~!すっご~い!!なにこれ!!!
もう、ビックリものです。
だって、窓を開けたらいきなり海なんだもの。 まるで、ベネチアみたい。
窓の手すりにはこんな表記が・・・。笑うでしょう?
こんな表記がある旅館、ないと思うもん。
もう、ホントにこの旅館、すごすぎる 感動です。
で、反対側を向いて
なかなかいいでしょう?
古いけど、落ち着きがあって、掃除が行き届いてるんです。
で、部屋の中にはトイレがありませんが、部屋を出たところにトイレがありました。
もうかなり長い間、窓の外を見ておりました。
で、日が落ちる頃にちょっと散歩に行ってきたら、もうお食事の時間です。
まずは、やっぱりお酒でしょう。
やっぱり、その土地のお酒が飲みたいじゃないですか
ということで「宝剣」を頼みましたが、ホントに辛口でカリッとした感じでした。
まずはやっぱりオコゼの薄造りですよ。
もう、日本酒をチビチビ飲みながら食べるのがホントにしあわせ!です
これは、桜豆腐です。 木の芽の風味も手伝って美味しかった。
カニ錦糸巻き。
メバルの煮付け。これもすっごく美味しかった。
このお魚の煮汁が美味しいんですよ、それでお魚もふっくらしてるし。。。
ここで後半。
お酒がなくなってきたので、また広島の三原だったかな?のお酒を頼みました
このお酒は、すっごく軽くて水のようでした。
これはヒラメ木の芽焼き。
下のほうは皮なんだけど、この上についてる身の部分が凝ってるな~と感じる食感でした。
これは太刀魚のアスパラ巻き(だったと思う)
このタイ道明寺蒸しも美味しかった
で、最後はウニご飯とお味噌汁。
もう、すっごいでしょう
この食事と窓からの海近オーシャンビューで、17900円ですよ
家で飲んでるような気分になっちゃって、お風呂に行く前に一眠りしちゃいました。
うーむ、お風呂はですね・・・・。
いわゆる民宿のお風呂って感じかな。
つまり温泉じゃないし、露天風呂じゃないし、お風呂は小さいし(まあ、3人までかな?)
でも昭和の造りなのにちゃんと掃除が行き届いて、清潔です。
全体的に古い造りだけど、ボロいっていう感じはありません。
あ、それから朝食は8:00って決まってて、お部屋じゃなくて、一階の部屋でした。
食事に行くときにカメラを持っていくのを忘れたのですが、食べ終わってから取りに行って写しました。
一階の窓からの風景は、こんな感じです。
こんな近くに大きなガラス窓があって平気なのかな?って思うけど、でも瀬戸内だから大きな波が来ないんでしょうね、きっと。
この旅館、フロントがないんですけど応接室でチェックアウトしました。
で、領収書待ってる間に・・・。
昭和22年の宿泊料金表が飾ってありました。
船室みたいに1等、2等、3等って書いてあるところが昭和チックですよね。
この旅館は判断が分かれると思うけど、お風呂は別に良くって
でもその分食事や景色、それからちょっといろいろ気遣いの言葉をかけてくれるスタッフの人がいいと思う人には
この旅館はすっごくいいと思いますl
あんまり人としゃべりたくない、とかやっぱ建物は新しいほうが・・・と思う人には向かないかも。
2泊目に泊まったのはシェラトン広島だったから、鉄筋高層ビルで機能的、便利でしたが、
そういう現代的なホテルとはまた違った趣で素敵だなあ・・と思うところがありましたね。
やっぱ、尾道の商店街の雰囲気にあった旅館って感じでした。
また、瀬戸内に来ることがあったら食べに(飲みに)来たいな~と思う宿でした
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます